カテゴリー「Tenor Sax」の記事

アメセル テナー 8万3千台 特別彫刻

今日はアメセルテナーの8万3千台です。

この楽器にはU字管まで特別彫刻がついています。

通常この手のものは、フラセル彫刻なしに後から彫刻を彫ったものだったりするか、リラッカー的なものが多いのですが、これは色などから最初からこういうものだったと推測されます。

彫刻は彫る人の気分でなんとでもなりますから、こういうものは結構見かけることは多いのですが、関係者用か?工場に直接行って買った人がお願いして作ってもらったようなものでしょう。


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特別彫刻が入っているからといっていい楽器とは限らないので、そこはあくまでも見栄えだけの問題ですね。
8万台は色々な楽器があるあたりですが、この楽器はあまりキャラクターが濃くなく、ちょっと明るくパリッと鳴りそうですね?


8万台は何でもかんでもブレッカーという名目が付きまといますが、彼のゴリッとしたキャラクターで暗い音色が鳴るような楽器には見えないので、8万台にありがちな明るい系の楽器であろうと思います。

見かけはまあまあきれいですから、明るめの音色で軽く吹きたい人にはいい楽器でしょう。

300万で売られていますが、とんでもない金額ですね???


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アメセル テナー 13万6千0百 ヴァリトン

今日は13万6千台のアメセルテナーです。
13万のテナーは、ギリギリでビンテージ感が5桁よりでこれ以降は、大きく音色が損なわれてくるので人気がなくなってきますね。
13万台はゴリゴリしていながらもすこし枯れた感じもあり、散った感じも少しあり、、、なんとかキャラクターがビンテージよりなものを感じさせます。

しかし、楽器の重さ、、特に低音の重さでは現代的過ぎるので、そういう意味ではあまり人気がありません。

さて、この楽器にはヴァリトンがシステムがついています。

ヴァリトンは67年ごろに登場したマイクピックアップとエフェクター、アンプを備えたシステムで、ブレッカー氏をはじめ一世を風靡しましたね???


この楽器は13万6千ですから、ほぼ一番初期に出てきたヴァリトンシステムのオリジナルインストール楽器ということが出来ます。
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ケースにはVaritoneのロゴがついていますね。この宣伝のチラシの人たちも楽しそうです。
このあとスティットなどもヴァリトンの宣伝に載っていましたね。
写真を見ると管体に線が張り巡らされて、その上にラッカーがかかっているのでオリジナルのヴァリトンであることがわかります。
さらに13万台となるとかなり珍しいと思います。

今となってはヴァリトンのシステムは無用の長物なので、これがついていることはむしろマイナスで、欲しい人はいないでしょう、、、、、
ですが、この初期の状態でオリジナルであればとってしまうのは非常にもったいなく、このままどこかに飾っていてほしいところです。


値段は7500ドルで通常のマークシックスの値段ですが、これを買うにはちょっと決心が必要ですね????
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フラセル テナー 6万3千6百 アメセルリプレートゴールドプレート

今日はフラセル6万3千台のテナーです。

この楽器はゴールドプレートとなっていますが、面白い歴史があるようです。

それは、この楽器の持ち主はこの楽器を元々フランスのセルマーで購入したらしいのですが、それをアメリカに持ち帰って割りとすぐにアメセルの工場でリプレートしてもらったようです。

この楽器は1956年あたりの楽器ですから、リプレートされたのは60年代前後でしょうか?

アメセルのゴールドプレートを持つフラセル、、、というなんとも変わった楽器です、

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もしフラセルならもうちょっと黄色い色をしていてもいいかと思いますので、色としては面白い色ですね?

アメセルよりも太い彫刻が埋まっているように見えますので、実際のアメセルゴールドプレートよりは厚く重いでしょうか?

デモ音源があるので聞いてみましょう。



暗めに吹いているような感じなので実際のこの楽器の音はわからないですね?

その証拠に音はそんなに強く聞こえないので、息を漏らしながら暗めに吹いているのでしょう。

ですが、たまに強く吹いたときにはそれでもバリッといっているので、ゴールドプレートらしい音はしそうです。

私が気になるところは、フラセルをエルクハートのアメセル工場でゴールドプレートするときに、接合部を溶接してアメセル仕様にしたかなど、その辺りが気になるところです。

実際は、フラセルとアメセルでは材質が違うので、アメセルでゴールドプレートしてもやや異なった趣がしそうですが、逆にアメセルゴールド仕様のフラセルは他にはないでしょうから、その意味ではかなり珍しい楽器ですね?

ゴールドプレートファンが手を出してしまう気持ちはよく理解できます、、、、

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アメセル テナー 6万6千 ジョーフラムさんの楽器

さて、今日はジョーフラムの楽器です。

ジョーは知り合いというほどでもないのですが、昔近所に住んでいたこともありルームメートのところ=隣の部屋にたまに遊びに来たり、私自身も何回も会ったことがあります。
最初に会ったのは1999年だったかな???
さて、そんなジョーの楽器ですが、数年前に最初の数枚を録音した楽器が売りに出されていました。
それは6万前期だったと記憶していますが、今回の楽器は6万中期で前期よりは少しゴリゴリしたものが多いあたりですね???
かなり使い込まれていてよく鳴りそうです。
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確か5万6千か7千あたりもお持ちだったように記憶していますので、この初期マークシックスがお好きなようです。
この楽器もそうですが、ちょっと暗めの楽器でズバッと反応が速いものをいつも選んでいるように思います。
これも鳴りとしては上から下まで均一に鳴ることでしょう。
ジョーはマウスピースもそうですが、装備品を頻繁に変えるのがお好きなようなので、色々このあたりの楽器を試す過程で購入した楽器ということでしょう。
ジョーが気に入った楽器なら機能的にもかなりしっかりしているはずですから、欲しい人も多いのではないでしょうか???
1万5千ドルなら考えようによっては安いかもしれませんね???
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BA テナー 2万4千6百 ゴールドリプレート

今日はバランストアクションテナーのゴールドリプレートです。

まず2万4千台のBAですが、1937年製でスイング時代の楽器となります。 この時代のセルマーはそのほとんどが再塗装をされているので、オリジナルのラッカーを探すことは非常に困難です。
そういった状況でゴールドリプレートというのは、BAとしてはそんなに悪いものではありません。
ゴールドプレートはこの弱い時代の楽器に音量を上げ、音の太さを加え、高音の均一性も増しますから、機能的には非常に利点のある仕様です。
その一方で、BAといえば音が散った音色ですから、そこに音をややまとめるゴールドプレートがかかって、やや華やかな音色になるとどのように聞こえるか非常に興味があるとことですね。
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割と厚めにゴールドプレートがかかっていそうですね。
デモ音源がありますので聞いてみましょう。
非常に変わった音色ですね。
なんというか、とてもボケた音がゴリゴリして、あまり華やかさがないように聞こえます。
古いセルマーのバンディーに強いマウスピースをつけた時の記憶が甦りました。
バンディーは安い楽器であまりならないのですが、50年代ものは作りが簡素で散った音がします。それによく鳴る現代のマウスピースをつけたときにこのような音が鳴るわけで、
わたしはビンテージの音色というよりは少し安っぽい音色がするな、、、と感じてしまいました。
音色が暗い分もう少し明るいマウスピースをつけるともっといい音色がするかもしれませんね???
かなり個性的な楽器で、演奏者を選びそうな楽器です、、、

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アメセル テナー 10万8千台

今日はアメセルテナーの10万8千台です。

テナーの場合は12万台を超えてしまうと、アルトと違いそもそもビンテージとしての価値が大きく損なわれる傾向にあります。
それは、楽器が重たくなりすぎることもさることながら、音色がフォーカスされすぎて丸い音からバリバリ鳴りすぎてしまう傾向にあるからです。
しかし、9万台以前のいわゆる五ケタの楽器は200万超えも当たり前、、、、となれば、ビンテージの音色をお得に買うことができるのは、10~12万の楽器となります。
しかし、そこにも大きな落とし穴があり、全くビンテージの音がしないテカテカ系の楽器があるわけです。
今回のものは非常にお買い得な楽器で、10万8千台のアメセルですがとても暗いグリーンラッカーの楽器で、音色もマックスに暗い音がするでしょう。
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中々渋いケースがついていますね。
それなりに使い込まれていますが、いい感じのラッカーがついています。
強く吹いた時には9万台の音色のようになるでしょうが、弱く吹いた時のボソボソ感は明るめの6万台にも勝るでしょう。
ガーデラをつければまさに、ブレッカー的にも使える実用的な楽器です。
ベルにヒビが入っているのすが、いったい何をしたのでしょうか?
非常に惜しいところです。
さて、、、気になるお値段は、、、まさかの55万ほど、、、、。
リペアは非常に簡単でしょうか、投資目的でなければ十分に金額には見合うかもしれません??
たまにこういう変な?お買い得な楽器が出てきますが、新品のセルマーが同じような値段で買えることを考えればかなりお得で、日本のその辺の楽器屋さんなら倍の値段はしそうですね???
欲しい人は速く買わないと売れてしまうかもしれません????

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フラセル テナー 13万6千0百

今日はフラセルシルバーの13万6千台です。

フラセルはこの中期の番手になるとかなり明るい音がゴリゴリ鳴ってあまりビンテージのキャラクターはありません。

シルバーですから通常のラッカーよりは落ち着いた音がするはずですが、それでもジャズ向きの音色ではないですね。

さて、この楽器の前の持ち主はそういった理由からか、ネックとネックをとめる本体部分のみシルバープレートをはがしています。

ちょっとシルバーの落ち着いた音から、かるいモソモソ音の方向に向くはずですが、その効果のほどが非常に気になりますね???

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シルバーフレートがかかっていると音もフィーリングも重くなりますから、この楽器の持ち主は音色を軽い散った感じにしたかったのですね???

ベルの中もしっかりはがしています。

私は、ラッカーの楽器ではこのような塗装をはがすとどのくらい音に影響が出るかは試したことがあります。

特にネックの影響は絶大ですね、、、そして、それをシルバープレートの楽器でやったことに非常に興味があります。

どのくらい音色が変わったかデモ音源があるので聞いてみましょう。


鳴りの大きさはさすがフラセル中期という感じですが、音の重さがなくなってちょっとカラッと散った感じがあっていいですね。

もうちょっと暗めのラバーマウスピースを使えば、もうすこしビンテージの音がしそうです。

やはり明るめの音がする楽器の塗装をはがすとそれなりにジャズ向きへの良い影響が出ることがわかって面白いですね???

このような楽器なら割と安く買えますから、コストパフォーマンスはいいかもしれません???




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フラセル マークシックス 5万4千7百9十 トランジショナル

今日はマークシックスのプロトタイプ的な時代の楽器です。

マークシックスはセルマーのシリアル表では1954年の5万5千2百番台から始まっています。

ですが、今回の楽器はそれよりも古い1953年の後半に作られた5万4千7百番台です。

このような楽器は過去にも多くみてきましたが、その多くがシルバーの楽器でした。

この楽器は彫刻がないのでフラセルシルバーですね。

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これらのトランジショナルな楽器はこの時期に数十本作られたようですが、マークシックスと異なる点はテーブルキーのデザインがシックスのものになっていないことですね。

このほか、この時代を含めて初期のマークシックスはSBAと管の太さが同じですから、この楽器もどちらかといえばSBAの管体にマークシックスのキーをつけたような楽器といえます。

その意味では、この楽器はSBA的な要素が多く、マークシックスト言うよりはSBAに属するようなそんな楽器で非常に面白いですね。

マークシックスにしてはやや軽すぎて楽器としても弱いですから、SBAで指がやりやすいのが欲しい、、、というような特殊な事情がある人におススメな楽器かもしれません。


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キング スーパー20 テナー 40万8千台

今日は第4世代のスーパー20の40万8千台です。

いわゆる買収される直前ごろの後期の楽器で、スーパー20の第4世代になります。

この時代は豪快仕様が簡素化されていますが、この楽器はベルがシルバーなのでこの時代としては中々の楽器です。

1964,65年あたりの楽器でマークシックスで言うと12万ごろになりますが、この楽器はネック以外は非常にきれいですね。

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マークシックスはまだまだきれいな楽器が多いですが、キングの楽器はこのようにやや新しい時期の楽器でもこのようなきれいな楽器を見つけるのは難しいですね。

この頃の第五世代になると、ボアのサイズなどが結構異なるらしく、楽器としてもかなり個体差的なものがあるようですね。

この時代の楽器は、キャラクターというよりはよく鳴る楽器が多く、音色重視の人にはあまり面白い楽器ではないでしょうが、気持ちよく楽しく吹ける楽器ではあります。

そのような楽器が、こんなにきれいに出てくることは珍しいと思うので欲しいひとも多いのではないでしょうか???でも100万超えるとちょっと高いですね。

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SML コールマンホーキンス スペシャル 534x テナー

今日は珍しい楽器です。

SMLの楽器ですが、コールマンホーキンス用に作られた?特別モデルです。

日本ではホーキンスはあまり有名ではないかもしれませんが、ジャズヒストリーではコルトレーンと並んで?、、、いやそれ以上に?、、、歴史に大きな功績を残したプレーヤーとして名を刻んでいます。

特に彼のBody and Soulは、ジャズの名演でトップ3に入るほど?有名な演奏です。

そんな40年代の大スタープレーヤーですから、その当時彼の名前を冠した楽器が出てきても全く不思議ではありません。

初期型であるRevAとそれ以降であるRevBモデルがありますが、今回のものは1944年ごろの後期型のモデルです。

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初期型であるAはベル左側にトーンホールが付いているそうですが、今回の後のモデルであるBは右側にそれが付いています。

通常のモデルよりもベルが大きく作られているモデルで、アルトもあるようです。

そしてシルバーモデルのみですから、その当時はシルバーモデルがより上級としてはやっていたことがわかります。

コールマンホーキンスが実際に使用したのはAのモデルで、他の楽器との契約でヨーロッパのみの使用となったようです。

即ち、ちょっとヨーロッパでツアーしたときにのみに使われた楽器で、その後も彼の名前を使って作られたのが今回の楽器の位置付けということになります。

今でも、誰それモデル、、、といって出たけど、実際はあんまり使われずに、本人もすぐ使うのやめて、、、というマーケティング的なモデルはたくさんありますが、そういうもののはしりと考えるとその意味は大きいかもしれません???

このモデルに関しては、ホーキンスがどうとかではなく、SML、Bの特別モデル的な感じで考えるといいかもしれませんね???

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