カテゴリー「Tenor Sax」の記事

オットーリンク レゾチェンバー テナー 5

今日はリンクのレゾチェンバーです。

今回のものは非常にきれいで字も鮮明に残っています。 開きは5で72ですから、セルマーのCあたりと思うとかなり小さいですね。

このくらいの大きさが当時標準だったので、同じ音色を同じようなダブルリップの吹き方で出すにはいいですが、やはりこのままでは使いにくそうです。

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かなりチェンバーは大きいですね。

一時期シーマスブレイクが使っていましたが、スラントに比べると音が丸すぎて鋭さが足りないのでそのままスラントのようなイメージで使うのは難しいと思います。

ですが、リフェイスして底が上がればある程度の反応の鋭さは出てきますから、シーマスのように使えるかもしれません。

このマウスピースにはオリジナルのリガチャーがついていますね。

レゾチェンバーにはいろいろなタイプのリガチャーがついていますが、これはややライトなタイプですね。

私もこの時代の色々なリガチャーを持っていますが、これだけリガチャーが違うとマウスピースの鳴り方も大きく変わってくるので、そういう当たり外れも当時は大きかったでしょう。

1000ドルですが、希少性からすれば妥当な値段かもしれません。





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アメセル テナー 5万9千2百

今日はアメセルテナー5万9千2百番台です。

マークシックスは5万5千(4千)辺りから製造が始まります。

初期のマークシックスはSBAに近い感じがありますが、この5万9千あたりになるとちょっとそれが抜けつつあるようなマークシックスらしさが出てきますね。

しかしモデルチェンジする6万2千以前はややコンパクトな感じがあります。

6万台だとパワーがありすぎる、あるいはマークシックスすぎるからSBAのフィーリングが残っている楽器が欲しいけど、5万8千辺りまでの暗すぎる楽器はいや、、、というこだわりのある人はこのあたりの楽器しかないでしょう。

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5万9千らしくそれ以前の暗い楽器よりは、このように少しテカテカした楽器が多くなります。

音色も場合によっては曇った感じの楽器もありますが、それ以前の楽器よりはちょっとはっきりしたものが多いでしょう。

今回の楽器は5万9千としては非常にきれいなコンディションで珍しいですね。

暗すぎない楽器が欲しいひとで狙っている人は多いでしょう。

 

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アメセル テナー 5万6千8百

今日はアメセルテナーの5万6千8百番台です。

マークシックスが欲しいという人は、大体5,6万台か8,9万台か予算がないから10万台以降、、という人に分かれると思いますが、その中で5,6万台が欲しいというひとは、古いわかりやすいジャズのサウンドを求める方でしょう。

ですが、5万台のマークシックスと6万台のマークシックスでは設計もかなり変わるので、楽器としてのイメージはかなり異なります。

5万台のほうがよりコンパクトで力がない感じです。

さらには5万5千から6千、7千、8千、9千とこれまた1つずつ色々な傾向があるので、マニアな人はここじゃなきゃだめだ、、というのがあるでしょうが、今回の5万6千はこのあたりでよく見かける色合いですね。

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この少し後になるとまたオーナメントのネックになりますから、そういう意味では5万6千っぽい楽器なのかもしれません。

5万5千はシックス直後なのでまだ弱いですが、6千になるとちょっと5千のつたない感じが消えてややしっかりするように思います。

7千になると非常に暗い楽器が多くなりますから、SBAの感じもちょっと残しつつ、7千ほどは暗くないけど弱い楽器、、、的な感じで、SBAは好きだけど5万のSBAは面白くないからシックスがいい、、、というSBA嗜好の人はこの5万6千あたりは丁度いいことでしょう。

逆に、もうちょっとマークシックスがいいという人は5万7千辺りがピントとくるかもしれませんが、キャラクター的にはややモサモサするかもしれませんね???

ちょっとグリーンぽいかな?とも思ったのですが、写真によってはテカテカしているようにも見えるので、それなりに艶っぽい音がしそうですね???

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アメセル テナー 6万8千6百

今日はアメセルテナー、6万8千6百番台です。

マークシックスは6万2千あたりでモデルチェンジがありますが、ベルの太さなどのモデルチェンジを経た直後くらいの6万台が最も人気がある番台といってもいいでしょう。

その中で6万8千というとまさに、王道のシリアルです。

1956年製のまさハードバップ全盛の時代の楽器です。

この楽器はウディーハーマンのツアーバンドのスティーブローヤルさんが使っていた楽器だそうです。

彼は惜しくも数年前になくなられたそうですが、その彼が60年代中期からバンドで使用していた写真も残っています。

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ちょっとネックが曲がっていますが、色的には暗すぎず良さそうなキャラクターとしていると思います。

あいにく私はサードハードは詳しくないので、彼がこの楽器で実際にどのような演奏をしていたか音源を持ち合わせてないのですが、マニアな人ならきっといくつか音源をお持ちでしょう。

こういう前の持ち主の意思が感じられる楽器だと、また違った気持ちで演奏できそうな面白そうな楽器だと思います。


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キング スーパー20 テナー 29万8千4百7十

今日は29万8千台のキングのテナーです。

1.5世代のスーパー20で、1.5世代としてはかなり初期のほうで、1950年ごろのビバップ全盛期の楽器となります。

この1.5世代から、特にテーブルキーの改良がなされ機能性が大きく向上しました。

またストラップのリングもシンプルに1つになりました。

テーブルキーの変更は、第2世代も異なるのですが裏の部品の機構もかなり異なるようで写真では判断しにくいですね。

ですが、この第1,5世代のテーブルキーが好きという人も結構多いようです。

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ネックにまでラッカーが残っていて、第1.5世代でこのようなコンディションは非常に珍しいですね。

ほとんどはリラッカーされてしまっていますが、そうすると音が明るくなったりガリガリしますからオリジナルラッカーは希少です。

その当時はセルマーも人気でしたが、ハンクモブレーもキングを使っていましたからまさにビバップホーンで、サウンド重視の人ならキングのはず?

特に低音の太さや音の広がりなどは、スーパー20にしか出ない音があります。

値段も60~70万で買えますから、SBAに比べると破格の値段でコストパフォーマンスの上でもねらい目でしょう???


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アメセル テナー 9万1千9百4十

今日は9万1千台です。

ほぼ9万2千台にあたるこの楽器ですが、このあたりまで来ると8万台を十分抜けてちょっと音がフォーカスされ音がパチッとしてきます。

低音もそれにつれて大きくなってきますが、9万1千だと9万台後期ほどは大きくなく9万のキャラクターが好きだけど低音が重いのはいやだという人にはこのあたりがいいと思います。

デモ演奏がありますが、高音の音の均一性があまり聞き取れませんが、音の粒立ちが早く、キャラクターも一定でなかなか良さそうですね。


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非常にいい色をしていますが、私は11~12万台あたりのリラッカーではないかと思っています。

これだけラッカーが残っているのに、ネックの青いペイントは跡形もなくなっていますし、ラッカーの下にしみがたくさんついていること、傷がついているのに傷の上にラッカーがかかっていることあたりからです。

ですが、ラッカーはこの時代とマッチしているのでキャラクター的にはオリジナルの音色とほぼ変わらないと思います。

機能的には中々良さそうな楽器ですが、オリジナルとしてそういう値段を払うのはちょっと勇気がいりますね???

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ヤナギサワ T-9930

今日はヤナギサワです。

9930というネックからU字管以前までがシルバーで、U字管からは真鍮というパターンの楽器です。

アルトではかなりの数が量産されたようですが、テナーで見かけることはあまりありません。

90年代では割りと普通に買えた?この楽器も、随分前から発注しないと買えないようになりました。

社長曰く、全部シルバーにしたかった、、、とのことで、今はシルバーソニックのみが新品で見かけますよね。

ですが今回の楽器は、結構最近の楽器で国内ではあまり出していませんが、海外用には色々な使用の楽器を出しているようですね。

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アルトもそうですが、テナーのシルバーソニックはもっと重いですよね。

昔アメリカの大学でニックという友達がシルバーソニックでしたが、デッドな部屋でも一人だけ轟音が鳴っていました。

それに比べるとシルバーの音は残しつつ、軽く吹けるのがいいですよね。

ベルまでシルバーだと最低音のあたりだけかなりゴリゴリしてくるので、私はこのくらいがバランス的にちょうどいい思っています。

シルバーソニック系の楽器で成功しているのは、今のところキングとヤナギサワだけなのでこういう楽器はもっと評価されていいと思います。




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アメセル テナー 12万2千

今日は魅惑の11~12万台です。

このあたりは色々なキャラクターの楽器があって面白いところです。

12万といえば基本的にはコルトレーンの後期の楽器のように明るめのオレンジっぽい色をしたものや非常に暗い色をしたものもあります。

このあたりの楽器の購入を考えている人は、5桁ではパワー不足、、か、音が5桁よりはっきりしたものが欲しい、、か、5桁は予算的に無理だからこのあたりの楽器で我慢、、、という人が多いでしょう。

というよりは、ほとんどの人は5桁欲しいけど予算的にこのあたりを買うことがほとんどでしょう。

となると、5桁のような楽器を探し求める、、具体的には、散った音色か、暗めの音色かということになり、9万台に近い楽器を探すことになるでしょう。

となると、今回の楽器は中々良さそうです。

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この楽器は非常に9万台に近いそうです。

確かに色も9万台はこれよりはちょっとグリーンぽい色が混ざったものが多いと思いますが、それに近い色をしていますね。

やはりラッカーの色はキャラクターを決める上で大きなファクターなのでしょう。

こういう色をものを探すとアタリが多いのかもしれません。

あとは、低音の重さが重要です。

12万になるとキャラクターは近かったとしても、機能的に重さが大きく変わってきます。

特に最低音あたりの重さは9万とはかなり異なってくるでしょうから、低音が軽めに吹けるかどうかも大きなポイントですね。

残念なのはネックですが、連結部分が再溶接されています。

どうすればネックの根元がとれるような壊れ方をするのかわかりませんが、珍しい壊れ方ですね。

お買い得商品を探す人はこういう楽器はいいかもしれません。


 

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アメセル テナー 5万0千6百

今日はアメセルのSBAテナー、5万台です。

5万台は暗いラッカーのものが多く、音色的にはモノトーンなものが多いですね。

今回のものは写真の写りもありますが、どす黒い感じではなくちょっと色的には変わっているような感じですね。

基本的にはきれいなコンディションですが、写真だけでは怪しい見栄えです。

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ネックと本体の色が結構違いますが、どうなんでしょうか?

まあラッカーが変色したりすることもあるので一概には言えませんが、かなり怪しいですね。

ですが、デモ演奏は非常にいい感じで、5万台のモソモソした感じよりはやや華やかな音も出るようにきこえます、、、ということはやっぱり???

値段は1万5千ドルで非常に高価ですが、楽器としてはリラッカーであれいい楽器のように聞こえます。

最近は有名な楽器店でもリラッカーがオリジナル、、、のような感じで売られているので注意が必要です。


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バランストアクション テナー 3万1千 シルバー

今日はBAのテナーです。

3万1千台だと1944年の楽器で、戦争が激しかったせいでこのあたりは生産本数が少ないようです???

非常にきれいなコンディションですが、皆さん1つ覚えておいてください。

BAのオリジナルラッカーは非常に珍しく、そのほとんどはリラッカーされています。

おそらくこの時代はリラッカーすることが当たり前だったためだと思いますが、それゆえこのようにきれいな楽器が出てくる確率はSBAよりも遥かに低いのです。

ということは、、、やはりリプレートを疑いたくなるのですが、、、どうでしょうか?

恐らくリガチャーはオリジナルのシルバーでしょうか?

本体はそうでないように見えます。

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本気できれいにリプレートされると見分けるのはほぼ不可能ですが、いくつかのキーとなるポイントは今まで散々マニアの間で議論されてきました???

そのひとつは、手が当たる部分のスレは隠せないということです。

即ち、両親指があたる部分になりますが、両方ともシルバープレートの下にシミが見えますね。

他には、写真の写り方にもよりますが彫刻がいまひとつシャープでないといえると思います。

さらには、貝が変色して黄色くなっていたりと、、リラッカーの楽器に多く見られる特徴が見て取れます。

実物を見ないとわからないこともありますが、プレートの下に傷があったりするのをみるとオリジナルとして売られていてもリプレートかな、、、と思わざるを得ません。

まあ危険なのでこういう楽器には手を出さないほうが賢明でしょう。

それよりこの時代にはテーブル横向きエアフローがついていますね。

さらにはリガチャーの字もまだすべて小さいタイプのものが付属しています。

刻印が横に曲がっていて笑えますね???

私はこのバリトンのタイプのリガチャーを持っていますが、使い込まれているせいかイマイチです。

などと写真を見ながらいろいろなことを思っていると、また一つ年をとるのでした、、、





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