カテゴリー「Tenor Sax」の記事

アメセル 6万4千5百 テナー ミントコンディション

今日はアメセルの6万4千台テナーです。

 

1956年製の楽器でまさにハードバップにはドンピシャの楽器となります。

マークシックスは5万5千から始まりますが、しばらくは管体はSBAのデザインを踏襲し、6万中期で真のマークシックスになります。

 

この楽器はベルの形状を見るとまだSBA時代をギリギリひきずっているので、いわゆる六万中期よりは少し小ぶりで、ゴリゴリ感も薄いでしょう。

 

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とてもきれいです。

材質も少し赤っぽいところもあり中々良さそうです。

 

6万中期にも色々な色があり奏でる音色も異なりますが、この楽器は暗すぎず、明るすぎず、、といったところで、バランスのいい色ですね!

 

1万8千ドルですから、ゆうに300万を超えそうな金額ですが、アタリであれば即戦力になりそうな楽器です。

 

今まで色々レッスンを受けてできなかった憧れのアドリブが! ついにできるようになった、とレビューをたくさん頂きました!
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エディーダニエルさんが最近まで使っていたテナー? アメセル7万1千

今日はエディーダニエル先生のテナーです。

エディーダニエル先生と言えば、テナーだけでなく、クラリネット、アルトも吹かれるプレーヤーで、サドジョーンズメルルイスのオーケストラなどでも大活躍されている方です。

7万1千台のアメセルテナーで、まさにマークシックス王道の6万台のサウンドの頃です。

7万中期になるとラッカーの色が特徴的だったり、ゴリゴリ系になってきますから、この7万1千は6万台と同じような倍バップのサウンドが楽しめる安定した番台です。

なんでも随分前にランディージョーンズ、テナーマッドネスというお店で買われたそうです。

昔は山のように楽器を持っていて、10年ほど前はポッター先生が楽器を買いましたが、まだたくさん在庫があった頃に選んで買った楽器だそうですから中々の選定品でしょう。

 

 

 

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ネックにちょっとプルダウンがありますが、色はかなり暗めで、非常に複雑な暗い音色がすることでしょう。

 

エディーダニエル先生は若い世代にも非常に尊敬されていて、昨年エリックアレキサンダー先生とヴィンセントハーリング先生と一緒に飲みに行ったときも、ビンセント先生が「エディーダニエルの80年代のアルトで62に使っているんだけど、この逆循がええんや、、、」といって、ラーメン屋でビールをガンガン飲みながらみんなでエディーダニエル先生の演奏を聴きました。

値段は1万4千で、日本円に換算すると高いですが、まあプレミアがついたらそんなものでしょうか?

 

もう売れてしまいましたが、ファンには垂涎ですね???

tomosax.net

 

 


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ディブリーブマン先生の楽器が売りに出されている件

今日はテナーの巨匠ディブリーブマン先生の楽器が売りにされているのをご紹介します。

 

ディブリーブマン先生については説明の必要がないくらいだと思いますが、私がアメリカに行ったころはマンハッタンスクールオフミュージックで

教えられていました。 また故ブレッカーとジョーロバーノ先生とバードランドでテナー3本バトルをバリバリ弾いておられたような印象が私にはあります。

 

私が住んでいたアパートの近く(グラマシー)にフィルバロンがあったこともあり、フィルバロンとの逸話もよく耳にした頃でした。

 

さて、そんなことより、、、彼の恐らくバックアップの楽器を思われる、フラセルの彫刻なし12万3千台シルバープレートがニューヨークのJLウインズで売りに出されています。

 

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やはりシルバーということもあり、シルバーらしい落ち着きがありますね。 強く吹くとそれなりにバリバリいいますが、弱く弾くと音の太さがありつつ、輪郭がぼけていい感じです。

 

何よりもこの楽器もよく鳴りつつも、抑揚があり大変よく歌う楽器ですね!

 

リーブマン先生が中期くらいのフラセルを使っているイメージは全然ないのですが、恐らくバックアップとして持っていたことでしょう。

 

とてもきれいでコンディションもよく、ファンにはたまらない出物です。

 

値段は14000ドルで、まあ、安すぎず、買えないほど高くはなくいい値段ですね?

 

欲しい方は是非問い合わせてみてください。

 

tomosax.net

 

 


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スティーブ・グロスマン先生の楽器が売りに出されている件

なんだか最近、色々な有名プレーヤーの楽器が売りに出されています。

 

今回は、数日前に売りに出されて、恐らくあっという間に売れてしまった?スティーブグロスマン先生のアメセル20万5千台です。

youtubeでアップされただけで、サイトのほうにも全く情報がないのですが、かなりボロボロでネックはシルバープレートです。

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以下youtubeのリンクになります。

 


私はスティーブ先生の近年の楽器には詳しくないのですが、恐らく彼のキャリアで後期に使っていたものでしょう。

日本に来られた時は楽器を持ってこなかった、、と聞きましたが、古い楽器を使っているイメージがあるので、この20万台の後期シックスをお持ちなのは意外でした。

 

ですが、この音源を聞くとわかるとおり、音色は後期シックスの張りのある音色ですが、非常に抑揚がついてよく歌う楽器です。

かなり実用的で、吹いていても気持ちのいい楽器でしょう。

 

価格は1万5千ドルで、5桁の価格ですね???

後期シックスとしては通常の3倍くらいの価格がついていますが、リンクがないのでもう売れてしまったかもしれません。

 

欲しい方は是非問い合わせてみてください。

 

tomosax.net

 

 


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ボブシェパードさんの13万3千が売りに出された件

今日はボブシェパード先生が楽器を売りに出した件です。

 

イメージではSBAとか初期マークシックスを使っている印象ですが、過去2年?この楽器を使っていたとのことです。

ニューヨークで今最も熱いディーラーのティムが、ボブ先生のところに行って仕入れてきたみたいです。

 

13万3千台ですから、ギリギリビンテージっぽい感じで、暗さはあるけど音にはかなり張りが出る番手です。

古めのアコースティックなジャズというよりは、ややポップなスタイルでマイク乗りがいいイメージで使っていたことでしょう。

 

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かなり暗いラッカーがついていますが、デモ演奏では音には張りがあって バリバリいっていますね?

この楽器が9000ドルですから、まあ標準的な値段とも言えます。

コンディションは、かなり使い込まれて悪そうですが、その分よく鳴るという使い勝手の良さがあるでしょう。

それよりも気になるのは、ボブ先生の家と思われる場所でのデモ演奏です。

 

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後ろに楽器がいっぱい並んでいますね! むしろそっちのほうが気になってしまいますが、古そうな楽器がたくさん並んでいます。

安めで買える有名人の楽器、、早く売れてしまうでしょうから欲しいかたはフェイスブックでティムのページを探してみてください。

 

 

www.tomosax.net

 


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エリックアレキサンダー先生のマーシックステナーが売り出し中

今日はエリック先生が楽器を売り出している話です。

 

この夏に日本中でツアーを行い、増々絶好調のエリック先生が個人のコレクションを売りに出しました。

13万5千台のほぼラッカーが剥がれた楽器です。

実際にレコーディングでも使われたそうです。

多分以下の作品で使われています。

https://www.kinginternational.co.jp/genre/cm-070122/

2023年1月発売ですから、割と最近使っていた楽器のようですね?

ニューヨークのJLウッドウインドで売りに出されています。

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1万2千ドルですから、日本に入れたら200万くらいになってしまいそうです。

 

エリック先生はスタイルとして、9万台以降のフォーカスされた音色が好みで、マウスピースにも抵抗感を求める人です。

それゆえ、ウッドストーンのテナーも愛用されていますが、このアンラッカーされた13万台はまさにウッドストーンのフィーリングに近く、

彼が愛用するのも納得いきます。

 

13万5千台と言えば、テナーではギリギリビンテージという感じで、これ以降は重くフォーカスした楽器になりビンテージ感はありません。

この13万5千なら、6万台のような音は全くしませんが、フォーカスされた枯れた音もして、張りのある強い8万台のような感じでは使えるでしょう。低音はかなり重めですね?

 

デモ演奏も紹介されています。

 

https://www.youtube.com/watch?v=ORXMP90C2os

フォーカスした音ですがいい音色ですね!

レコーディングでも使ったとおっしゃっています。

お聞きいただいてわかる通り、かなりはっきりした音がしつつも枯れた音色ですね?

というよりも、やはりマウスピースの音色も大きいので、他の楽器に近い音色もしています。

彼はマウスピースやリードの種類は頻繁に変える人ですが、マウスピースも一緒に譲ってほしいところです。

 

確かリラッカーのBAもお持ちだったと思います、、、、


話はうって変わって、少し前からアメリカのオークションに妙な出物があります。

 

エリック先生が一番最初に使っていた9万2千台(92416 )が売りにされているような内容です。

ですが、ちょっと詐欺っぽくもあり、放置されています。

202311175

値段も相当なものですが、こちらは危ないと思いますので、もし欲しい方は是非本人に確認されてください。

 

エリック先生のファンにはたまらない出物ですね???

 

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ジョシュアレッドマン先生のバックアップSBAテナー 4万6千台 まだ販売中?

今日は少し前に売りに出されたジョシュア先生のバックアップ用とみられる4万6千台のSBAです。

 

ジョシュア先生はその全盛期は?リラッカーのSBAをお使いで有名でした。

その頃のメインの楽器かな、、と思ってみてみましたが、これはその楽器とは違うものに見えます。

 

恐らくバックアップ用の別の楽器なのでしょう。

リラッカーのコンディションはあまりよくないですが、かなり暗い見栄えですので、

音もどちらかといえば暗い音がしそうですね?

 

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実は1年ほど前にジョシュア先生が主要な楽器屋をほぼ全部まわり、楽器を片っ端から試して最終的にはマーリンおじさんのところで、ダブルリングとセットで6万台を買うということがありました。

 

その時に、今回の販売者でもあるNYのティムのところにも寄ったようですが、多分その時にこの楽器を置いて行ったのではないでしょうか?

 

ティムはフェイスブックでは著名な販売者で、注目を集めている楽器屋さんですが、通常ならすぐ売れそうですがこの楽器はまだ残っているようですね?

 

ジョシュア先生と言えば、楽器を買うときには、鳴り、キャラクター、反応、などすべてを求めるようですので、その意味ではこの楽器はそれなりに使い物になることは間違いないでしょう。

 

値段も9000ドルですので、そんなに高くもないし、安くSBAを買いたい人にはねらい目かもしれません。

 

フェイスブックのSaxophone Buy Sell Tradeで検索してみてください。

 

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アメセル テナー 5万6千台 ジェリバーガンジィさんの所有テナー

今日はアメセル5万6千台です。アメリカではテナーマンとして有名な、ゴンズことバーガンジィーのコレクションになります。

ネックはオーナメントなので、第2期のものでダブルSネックで、恐らく5万7千に近いシリアルと推測します。

 

バーガンジィーさんは、でかいマウスピース(10*)にフラセルの8万台あたりを使っているようなイメージなのですが(←私の思い込みかもしれません)、このような初期の弱いマークシックをお持ちとは意外でした。

といいますのは、この楽器は低音なども初期なので弱く押せば弱いので詰まってしまい、さらには大きい開きのマウスピースを使ったら、マウスピースの音しかしなくなってしまうような楽器なので、彼のようにゴリゴリ吹く人には物足りないのでは???、と思ってしまったからです。

 

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本が売れているのか?いいお家ですね?

この5万6千から7千のオーナメントは、非常に暗い、しばしばグリーンラッカーっぽい楽器が多いのが特徴ですが、これはグリーンぽくはないですが、非常に暗い色をしていますね?

 

試奏の動画を見たら、結構バリバリして、太い音というよりは、薄い音が反応よく鳴るような楽器でした。

いわゆるペラペラ系の楽器に聞こえました。

 

ですが、バーガンジィー先生がお持ちなくらいですから、それなりの反応の良さと鳴りがあることは間違いないでしょうね?

 

2万ドル、、、円安の影響で、300万、そこに輸入時の消費税と、送料入れると、350万、、、中々手を出しにくいお値段で、しばらく売れ残っていますね? ドル預金が多い方いかがですか???

 

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滅多に見かけないコンディション キングスーパー20 テナー 28万3千台 第一世代初期シリアル

今日はキングスーパー20の第一世代に当たるモデルです。

 

キングスーパー20は、1945年の27万5千台からの製造になりますが、今回の楽器はその2年目にあたる1946年から47年あたりの楽器です。

第一世代はテーブルキーがやりにくく、テーブルキーが改良された1.5世代がパーカー先生をはじめ人気がありますが、この第1世代には音色の面で非常に魅力がありますね?

特にキングはラッカーが剝がれやすいので、オーバーホール時にファクトリーリラッカーされているものが多く、このシリアルだとオリジナルラッカーのものを見つけるのはセルマー以上に困難です。

今回もリラッカーだろうと思ってみたら、かなりいいコンディションのオリジナルラッカーで、このようなものは久々に見かけました!

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本当にいい色していますね。

キングの特徴は、歌うことと、ぼけた音色です。

そしてスターリングシルバーネックで、音には強さがあり、この時代としての楽器の弱さを補う意味では、他の楽器と一線を画します。

正にビバップホーンといったところで、ちょっと古めのビバップをするにはこの楽器は最適ですね?

第1世代でこのコンディションは、ここ10年くらい見かけていないような気がしますので、本当に珍しいといえます。

それゆえ数時間ほどで売れてしまいました。早い!

セルマーもいいですけど、こういう楽器も大変魅力的ですね?

 

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アメセル テナー 7万6千1百

今日は7万6千台のアメセルテナーです。

この7万中期は過渡期にあたり、キャラクターも含めて色々なものが混在して一番つかみようがない番手です。

6万台にしてはうるさいし、8万台にしてはちょっと弱い、、、どちらの番手が欲しい人にも、中途半端といえます。

今回の楽器はそれに輪をかけて色が明るめで、あまり個性がない楽器といえます。

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色的には、パッとみてどの番手か全く判断がつかない中途半端な色です。

もちろんこれはオリジナルラッカーに見えますが、この番手はグリーンラッカーなど個性的なものもあり、それらに比べるとキャラクターは弱めですね。

中々つかみどころがない楽器ですので、吹かずに買うのは相当勇気がいりますね?

ですが、恐らく明るめで、少しバリバリしているけど、8万に比べると低音は弱い、、、そんな楽器だと思います。

 

tomosax.net

 

 


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