カテゴリー「Tenor Sax」の記事

オットーリンク テナー スラント No USA 7

今日はオットーリンクのスラントのテナーの7番です。

オリジナルの7番あたりのテナーのスラントは多く存在しているはずですが、ほとんど見かけることがありません。

昔はそれなりに見かけて入手する機会も多くありましたが、この10年で市場に出てきた回数は両手で数えられるくらい限られていると思います。

それだけ需要が高く、ほとんどの人が手放さないか市場に出る前に他の人に渡ることでしょう。

さて私が気になっていたのは、オリジナルの7や7*が出てきたらいくらくらいなのか、、、ということです。

今回のものはオリジナルですがやや汚いですね。

テーブルなどのコンディションは良さそうです。

さて、いくらで売られているでしょうか?

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売値は3500ドルです。 実際に日本から購入すると40万はかかりそうです。

やはりNo USAは希少で出てこないですよね。

私の記憶では、2005年にこれよりも遥かにきれいな7*が有名店で750ドルで売っていた記憶がありますのでこの10年で価格は4~5倍になったことになります。

個体差も大きいですが、やはりスラントには圧倒的な良さがありますので、欲しい人はこの値段でも買うでしょう。

こういうものが多くうっていた時代が懐かしいですね。


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ブリルハート サックス 珍品

今日はブリルハートの珍品です。

なんとブリルハートのサックスです。

すごいのはプロトタイプの一号機で、おそらくこれ以外の試作機はもちろん製品化もされなかった幻の楽器です。

ブリルハートの親族から出てきたもので、リラッカーされていますが1955年製、、ほぼマークシックス初期が出ていたのと同じ時代の楽器です。

シリアルは1955年を意味する55と一作目の01をあわせた5501だそうです。

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BeaugnierというフランスのメーカーにOEMで作らせたようです。

いくつか独創的な設計が見てとれますが、それよりもすごいのはマウスピースメーカーが勢いあまって?サックスまで作ってしまうということを今から60年近くも前にやっているということです。

あいにくブリルハートサックスはプロトタイプがつくられてそれっきりになってしまいました、、、お金の問題かもしれませんし、これではセルマーやキング、コーン、マーティンに勝てないと思ったのかもしれません。

しかし、みんな考えることは同じで自分のサックスが作りたくなっちゃうんだな、、、としみじみ思わせる逸品でした、、、





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アメセル テナー 11万7千

今日は11万7千台のアメセルテナーです。

このあたりは基本的には明るい色のものが多いものの、暗い色をしたものと明るい色をしたものがあります。

その色合いによっては音色が全く別物になってしまいますが、まれに今回のように非常に暗い色をしたものがあります。

今回のものの黒さは、5万7千台や7万台あたりのグリーンラッカーを彷彿させつものがありますね。

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このような楽器を今までいくつも味見してきましたが、弱くあまり張りが出ないように吹くと6万台のような音がします。

バッフルがついているようなマウスピースでエッジを立てるとそれなりにパチッと鳴りはしますが、わかりやすい音色がする楽器です。

さらにいいのは値段がそこまで高くないことですね。

この楽器で8000ドルそこそこですから、いい楽器を買うには150万円くらい用意しなければいけないと思うと半額ほどですみます。

予算が少ない人けど5桁の楽器が欲しい人には非常におススメの楽器です。


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アメセル? テナーネック 9万1千台

今日は9万台のネックです。

なんだ、、9万台か、、、と思われる人も多いかもしれませんが、マニアの間では?9万台ネックは最も完成度が高いという人もいます。

某有名老舗修理屋のオリジナルサックスも9万台ネックを参考にしているとも書かれていましたね?

ネックというのはその形状により息の流れ方が変わりますから、音色ももちろんそうですが、音への変わり方や、音の響き、そして押したり引いたりする感じが大きく変わる部分であります。

そういう意味では、9万台ネックは、私も持っていますがそれなりに押したり引いたりもできるし、ボリュームもあるし、カラーの変化があるのでバランスがいいですね。

9万台と6万台あたりを比べると、6万台のほうがやや一辺倒に感じるように思います。

さて、そんな9万台のネックが売りに出されています。

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オリジナルラッカーでほぼ20万円です。

入り口の下に金属のパッチがはってあるのでラッカーが大きく損失しています。

それ以外のラッカーはきれいに残っているのに、なぜセルマーのロゴの部分の青ペイントがないのでしょうか???

そもそもこの時代の楽器はこのような色ではないので、リラッカーしたのは間違いないでしょう。

だとしてもラッカーが明るすぎないのでそれなりの音色はするとは思いますが、ダメージのあるネックに20万も出せる人は少ないのではないでしょうか???


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アメセルテナー 9万2千0百5十

今日はアメセルテナーの9万2千台です。

ビバップホーンとしては5万あるいは6万台が人気ですが、1960年製である9万台は音の強さとキャラクターの両方をもった楽器として人気が高いですね。

今回の楽器は、なんとほぼすべてオリジナルのパッドが残っています。

そしてもちろんオリジナルのセットアップが見てとれますが、この楽器もキーが非常に低くされていますね。

今中古で売っている9万台でここまで低いものはあまり見かけませんね???

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9万台にしてはやや明るめの色のように見えます。

もう少しくすんだ色をしたものが9万台としては一般的なように思いますが、テカテカしている色の分明るめの音がするでしょう。

ビバップホーンよりもややパチッとした音色で、パワーもあるじはずです。

ですが、暗めに吹けば十分ビンテージの音がするし、反応も速いことでしょう。

9万台よりは8万台にイメージが近いと思いますが、非常にきれいなコンディションで珍しいですね。



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オットーリンク レゾチェンバー テナー 5

今日はリンクのレゾチェンバーです。

今回のものは非常にきれいで字も鮮明に残っています。 開きは5で72ですから、セルマーのCあたりと思うとかなり小さいですね。

このくらいの大きさが当時標準だったので、同じ音色を同じようなダブルリップの吹き方で出すにはいいですが、やはりこのままでは使いにくそうです。

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かなりチェンバーは大きいですね。

一時期シーマスブレイクが使っていましたが、スラントに比べると音が丸すぎて鋭さが足りないのでそのままスラントのようなイメージで使うのは難しいと思います。

ですが、リフェイスして底が上がればある程度の反応の鋭さは出てきますから、シーマスのように使えるかもしれません。

このマウスピースにはオリジナルのリガチャーがついていますね。

レゾチェンバーにはいろいろなタイプのリガチャーがついていますが、これはややライトなタイプですね。

私もこの時代の色々なリガチャーを持っていますが、これだけリガチャーが違うとマウスピースの鳴り方も大きく変わってくるので、そういう当たり外れも当時は大きかったでしょう。

1000ドルですが、希少性からすれば妥当な値段かもしれません。





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アメセル テナー 5万9千2百

今日はアメセルテナー5万9千2百番台です。

マークシックスは5万5千(4千)辺りから製造が始まります。

初期のマークシックスはSBAに近い感じがありますが、この5万9千あたりになるとちょっとそれが抜けつつあるようなマークシックスらしさが出てきますね。

しかしモデルチェンジする6万2千以前はややコンパクトな感じがあります。

6万台だとパワーがありすぎる、あるいはマークシックスすぎるからSBAのフィーリングが残っている楽器が欲しいけど、5万8千辺りまでの暗すぎる楽器はいや、、、というこだわりのある人はこのあたりの楽器しかないでしょう。

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5万9千らしくそれ以前の暗い楽器よりは、このように少しテカテカした楽器が多くなります。

音色も場合によっては曇った感じの楽器もありますが、それ以前の楽器よりはちょっとはっきりしたものが多いでしょう。

今回の楽器は5万9千としては非常にきれいなコンディションで珍しいですね。

暗すぎない楽器が欲しいひとで狙っている人は多いでしょう。

 

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アメセル テナー 5万6千8百

今日はアメセルテナーの5万6千8百番台です。

マークシックスが欲しいという人は、大体5,6万台か8,9万台か予算がないから10万台以降、、という人に分かれると思いますが、その中で5,6万台が欲しいというひとは、古いわかりやすいジャズのサウンドを求める方でしょう。

ですが、5万台のマークシックスと6万台のマークシックスでは設計もかなり変わるので、楽器としてのイメージはかなり異なります。

5万台のほうがよりコンパクトで力がない感じです。

さらには5万5千から6千、7千、8千、9千とこれまた1つずつ色々な傾向があるので、マニアな人はここじゃなきゃだめだ、、というのがあるでしょうが、今回の5万6千はこのあたりでよく見かける色合いですね。

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この少し後になるとまたオーナメントのネックになりますから、そういう意味では5万6千っぽい楽器なのかもしれません。

5万5千はシックス直後なのでまだ弱いですが、6千になるとちょっと5千のつたない感じが消えてややしっかりするように思います。

7千になると非常に暗い楽器が多くなりますから、SBAの感じもちょっと残しつつ、7千ほどは暗くないけど弱い楽器、、、的な感じで、SBAは好きだけど5万のSBAは面白くないからシックスがいい、、、というSBA嗜好の人はこの5万6千あたりは丁度いいことでしょう。

逆に、もうちょっとマークシックスがいいという人は5万7千辺りがピントとくるかもしれませんが、キャラクター的にはややモサモサするかもしれませんね???

ちょっとグリーンぽいかな?とも思ったのですが、写真によってはテカテカしているようにも見えるので、それなりに艶っぽい音がしそうですね???

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アメセル テナー 6万8千6百

今日はアメセルテナー、6万8千6百番台です。

マークシックスは6万2千あたりでモデルチェンジがありますが、ベルの太さなどのモデルチェンジを経た直後くらいの6万台が最も人気がある番台といってもいいでしょう。

その中で6万8千というとまさに、王道のシリアルです。

1956年製のまさハードバップ全盛の時代の楽器です。

この楽器はウディーハーマンのツアーバンドのスティーブローヤルさんが使っていた楽器だそうです。

彼は惜しくも数年前になくなられたそうですが、その彼が60年代中期からバンドで使用していた写真も残っています。

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ちょっとネックが曲がっていますが、色的には暗すぎず良さそうなキャラクターとしていると思います。

あいにく私はサードハードは詳しくないので、彼がこの楽器で実際にどのような演奏をしていたか音源を持ち合わせてないのですが、マニアな人ならきっといくつか音源をお持ちでしょう。

こういう前の持ち主の意思が感じられる楽器だと、また違った気持ちで演奏できそうな面白そうな楽器だと思います。


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キング スーパー20 テナー 29万8千4百7十

今日は29万8千台のキングのテナーです。

1.5世代のスーパー20で、1.5世代としてはかなり初期のほうで、1950年ごろのビバップ全盛期の楽器となります。

この1.5世代から、特にテーブルキーの改良がなされ機能性が大きく向上しました。

またストラップのリングもシンプルに1つになりました。

テーブルキーの変更は、第2世代も異なるのですが裏の部品の機構もかなり異なるようで写真では判断しにくいですね。

ですが、この第1,5世代のテーブルキーが好きという人も結構多いようです。

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ネックにまでラッカーが残っていて、第1.5世代でこのようなコンディションは非常に珍しいですね。

ほとんどはリラッカーされてしまっていますが、そうすると音が明るくなったりガリガリしますからオリジナルラッカーは希少です。

その当時はセルマーも人気でしたが、ハンクモブレーもキングを使っていましたからまさにビバップホーンで、サウンド重視の人ならキングのはず?

特に低音の太さや音の広がりなどは、スーパー20にしか出ない音があります。

値段も60~70万で買えますから、SBAに比べると破格の値段でコストパフォーマンスの上でもねらい目でしょう???


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