カテゴリー「Tenor Mouthpiece」の記事

セルマー ショートシャンクテナー  テナー 特注? プロトタイプ?

今日は、セルマーのテナーのショートシャンクです。

 

理由は不明ですが、セルマーの刻印がかろうじてあるだけで、シャンクの模様もなく、跡だけが残っています。

 

テーブルにも、いつものサイズの刻印はなく、無印です。

 

テーブルや先端には鑢の目が残っていますので、このままでオリジナルの状態です。

 

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形は間違いなくショートシャンクですから、ショートシャンクのプロトタイプ的なものか、特注で作ってもらったものでしょう。

 

サイズは88で、EとFの中間というサイズで、非常に中途半端ですね。

 

ということは、おそらくこういうサイズが欲しいという特注で作られたものではないでしょうか?

 

じつは、こういう刻印がないものはまあまあ見かけるので、そんなに珍しくはありません。 ちょっと電話して頼めば、作ってくれたことでしょう。

 

ショートシャンクは、中の容積が大きくなっているものが自由度が高くいいのですが、残念ながら中は見えませんね。

ショートシャンクにもいろいろな材質が見て取れますが、これは古めのいい感じ見えます。 バッフルもそれなりにあるので、ちょっとリフェイスすれば低音はさておき、いい感じになるぽ天書あるがありそうなマウスピースですね?

 

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デュコフを改造 ブリルハートレベルエアー(ARB)化?

さて、今日はDukoffのマウスピースを改造したものです。

 

咥える部分をレベルエアー、のちのARBのように徹底的に薄く改造してあります。

この咥える部分の厚みに関しては、マウスピースの重さを含む鳴り方と、咥え方がより口元が狭まることによって息が集めやすいなどの吹き方による影響とかなり色々な効果が出てきます。

それについてはまた別の機会に述べるとして、世の中にはデュコフがもう少し咥える部分の厚みが薄かったらなあ、、、と考えるひとがいても全然不思議ではありません。

 

ARBじゃちょっと硬質すぎるし、Dukoffの感じで行きたいな、、、と思ってデュコフを思い切って改造してしまったことでしょう。

リフェイサーは、デュコフのリフェイスも多く行っているMojoさんです。

まあその当時のベストな選択だと考えられます。


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これは、テーブルをガンガン削って咥える部分を狭めたというやり方でしょう。

咥える部分を厚みを相当落としていますから、マウスピースもかなり軽くなっているはずです。

咥える部分が薄くなることで、音かパリパリし、軽く厚みのない音になっていることでしょうが、問題はフェイシングのカーブです。

ここまでそぎとしたら、オリジナルのフェイシングカーブはおろか、かなりいびつなカーブの形になっているはずです。それゆえ、音域にわたる抵抗感、鳴り方、キャラクターの不均一性など様々な不安定要素がありそうです。

 

コンセプトとしては非常に面白いですが、うまく生かすのが非常に難しい大手術で、使えるレベルにするのは不可能でしょう。

非常に面白い試みですね???

 

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テナー スラントのニセモノ

今日はスラントの偽物です。

オットーリンクのビンテージのラバーマウスピースは、アーリーバビットも含めて最も多く模造品が放出されたモデルでしょう。

確認できるだけでも、

スラントのWT

5*

6*

7*

10

などありました。

USA付きのモデルから、NoUSA,初期テーブルスタンプ、アーリーバビットのレイトフロリダなど、多岐にわたるモデルがあるようですので、

基本的には全モデル、全サイズあっても不思議ではないですね。

今回ご紹介するのは10番の偽物になります。

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まあまあきれいな感じですね。No USAで10番ですから、まあまあ珍しいものです。

ホンモノのNoUSAを持っている人ならわかると思いますが、やはりプラスチックのようなテカテカ感はありますよね?

ホンモノはもっとしっとり、ざらついた感じが強いです。

ですが、写真だけで見分けるのはやはり至難の業、、、

唯一のわかりやすい違いであるお尻の部分を見てみましょう。

 

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下の中心部に、穴があります。

表面は傷のようなものもいっぱいありますね。

さすがにオットーリンクのラバーは拡散の具合が広く、至るところで、、有名な海外のお店でもすでに本物として売られていますね。

 

皆さん、もうネットでマウスピースを買うのはやめましょう、、、

 

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エディーダニエルさんのアーリーバビット ラバー 6*

今日はエディーダニエルさんの使っていたリンクラバーマウスピースです。

 

私の中ではエディーさんはテナーを明るい音でバリバリ吹いているイメージだったのですが、最近はもっぱらクラリネットが中心で

テナー奏者という感じではなくなっているようです。

昔のアルバム聴くと、エディーさんがテナーのワンホーンなどでフューチャーされているようなアルバムをよく見たような気がするのですが、今回のマウスピースは彼が70年代初期、、すなわちレイトフロリダの時代に新品で買って使っていて、のちに生徒に売ったものになります。


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これはどう見てもレイトフロリダで、フロリダで半分仕上げられたマウスピースです。

 

ですが、、おや、、、と思うことが、、、

これをお持ちの方は共通の悩みだと思うのですが、、、どのリガチャーもはまらず細いですよね?

現行のリガチャーもいろいろサイズが出ているものでもはまるものがなくて苦労しているという話をよく聞きます。



といったわけでこの写真を見たときに、、、む、、セルマーのリガチャーはつかないかも、、、でもエディーさんはこれで吹いていたそうです。


セルマーのリガチャーはロングシャンクあたりについていたやつですね。

なのでこのレイトフロリダはちょっと太いのかもしれません。


実際、キャップのほうはかなり絞ってあって、細いからな、、、と納得してしまいます。


エディーさんのイメージだと、しっとりというよりは、やはり明るくバリバリいけるマウスピースだと思います。

このタイプは、細いせいで割とカラッとしていて直線的に鳴り、重たい音はしないですから、これを見て彼の演奏のイメージと合ったので納得でした。

エディさんのファンにはたまらない逸品ですね???


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ゲイリーシューガル ガーデラコピーMB

今日はシューガルさんのガーデラコピーです。

 

正確にはMBⅡというモデル名なんだと思いますが、現行のラインナップにもしっかり出ています。

現行品はコンセプトだけで形はガーデラとは少し異なるのですが、今回のものはおそらくそれらよりは前に作られていた、

よりガーデラに近いコピーを目指したものに見えます。

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今も根強いファンがいる?シューガルさんのマウスピースですが、基本的にはGonzとかカークウェイラムモデルが80年代~90年代に流行って、いまもその流れを引きずっている形ですね?

 

昔に比べるとラインナップも知らないうちに多く増えていますが、実吹いている人などを目にすることは今となっては稀になってしましました。

 

私も古いものは持っていますが、最近作られたものはちょっと重めで不安定なところがあってやはり古いものがより人気が高いといえるでしょう。

そんなCNCマスター?のシューガルさんが作ったガーデラモデル、、、おそらく相当パワフルでしょう。


やはりガーデラは完成度は高いのですが、あえて問題を述べるとすればマウスピースが軽く重たい音がしない、、、それゆえ太めのFatboyなるものもあったわけでしょうが、このシューガルさんのモデルは彼の重たい材質から考えるとその点は大きく補われているでしょう。


しかし、それゆえあのカラッとした感じや、ズバッという感じも本物よりは薄れているでしょうから、そのあたりがこのマウスピースの面白いところと言えるでしょう。

通常彼のモデルは中古でもいいお値段しますが、これはかなり安く3万円くらいです。

リスクはありますが、ガーデラファンには面白いコンセプト品かもしれませんね?

 

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オットーリンク 初期ダブルリング テナー

今日は初期のダブルリングです。

ダブルリングはダブルラインとかダブルバンドともいわれる、初期のスーパートンマスターの代名詞です。

もっとも人気があり、値段も張り、希少性の高いのが特徴ですが、その中でも見栄えだけでも4,5種類に分類され、レアもののトランジショナルを含めるともう少しバリエーションがあるように思います。

より古い初期のものはニューヨークで作られニューヨークダブルリングと呼ばれますが、一般的にはバイトプレートが長いのが特徴です。

今回のものはそれよりも古い、トーンマスターからの移行期にあたる最初期のダブルリングです。

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マニアな人ならすぐわかると思いますが?トーンマスターと書かれたバージョンもあって、トーンマスターからの移行期であることが伺い知れます。

もちろんトーンマスターの時代も特に内部のデザインは刻々と変化していきますが、最初はその流れでこれも作られ、デザインが大幅変わったから名前も変えてしまおう、、、と心変わりしたと想像しています。シリアルもトーンマスターからの通しで進んだ番号なのでしょう。

ですが、やっぱり変えようと、、、いわゆるニューヨークバイトプレート長めダブルリングに移るわけですね。

といったわけで、これそのものはトーンマスターとほぼ同等で、トーンマスターを使うのと同じ気持ちでしょう。

あいにく今回のものは大幅にリフェイスされており、オリジナルのデザインはわかりませんが、トーンマスター由来のバッフルやや高め、、、というデザインは見て取れます。

そして中はかなりくりぬかれて、ラージチェンバーといったところですね。

中々面白い逸品ですが、リフェイスが残念なところです。

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セルマー 初期エアフロー テナー B

今日はセルマーエアフローのテナーマウスピースのBです。

エアフローと呼ばれるマウスピースは1930年代あたりから作られ始め、いわゆるOvalといわれる

ショートシャンクにつながるベースとなったマウスピースです。


しかし、その間にはいろいろなマウスピースの変遷や革命が起き、現代のマウスピースの礎がつくられたといっても

過言ではありません。

そんないろいろあるエアフローですが、それ以前は1920年代の一本線がシャンクについているだけの

デザインでした。

それが、いわゆるスクロールパターンがシャンクにつき始めたのがエアフローです。

大体初期のエアフローっていうと、テーブルにAirflowって書いてあるものですが、これはそれよりも古そうですね?

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エアフローと書いてある代わりに、フェイシングの長さが書いてあります。

これはおそらくスクロールシャンク型のエアフローの中でも最初期でしょうか?

大体TableBなどと書いていますから、かなり珍しいものですね。OvalとTable何とかと書いているエアーフローは

両方ともスクロールパターンからネック側に1本線ですが、これは2本線でダブルリングですね?


ということは?Tableと書いているものよりも古いのでしょう?

実際は、中の形を見れば、、、すなわちややスモールチェンバー気味のラージチェンバーか、バリバリの限界を超えそうな

ラージチェンバーというような感じでTableタイプより古いかわかるはずです。


しかし、このマウスピースはティップもぶつけているし、それだけのために買うのはちょっと気がひけます。

サイズは65で現代のソプラノほどしかないですね。


非常に珍しいマウスピースです。

 

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ガーデラ テナー 初期スタジオ 1979~80年ごろ?

今日は1980年かそれより少し前に本人から直接購入されたガーデラのスタジオです。

ガーデラも30年あまりにわたりに製造されていたようですが、1980年だとポピュラーになる前のモデルですね。

以前にこれより古いと思われるモデルに遭遇しました。

http://tomosax.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-838e.html

バイトプレートが長かったりしましたが、DGのサインはかなり近い形をしているので、やはり今回モデルもそれなりに古いものでしょう。


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スタジオモデルは一般的にブレッカーよりはチェンバーが小さく鋭い音がしますが、これは通常のスタジオよりは音に厚みがあってジャズ的だそうです。

サイズは114でスタジオとしてはまあ誤差の範囲ででしょうか?


決定的に違うのはバッフルの形がラーセンのようにちょっとバレット的になっていて、真っ直ぐではありませんね。

この状態ではリプレートかどうかわかりませんので注意が必要ですが、かなりきれいでいいガーデラが欲しい人には、ちょっと個性的で面白いかもしれません。

21万円は高いのかどうかちょっとわかりませんね?

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ガーデラ テナー クレッセントモデル

今日はガーデラのクレッセントモデルです。

言わずと知れた、コルトレーンのクレッセントのアルバムの音色がする?マウスピースと期待して私も昔買いましたが、それよりはかなり明るい音でちょっとがっかりでした。

それよりも、当時はスタジオは開きは大きめで、かなり派手な音がするので、やや大きさが小さいと言われていた?クレッセントを欲しかった人は多かったはずですね?

結局のところ、リンクの代わりになるはずもなく、ガーデラとしてはやや中途半端な位置づけで消えていきましたが、もう少しジャズの人にも愛用されてもよかったかな、、と今では思います。

今回のものはシリアルが千7百で比較的早い時期のものです。

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やっぱりかなり摩耗して、取り返しがつかない状態ですね?

私が持っていたよりはややバッフルが低いようにも見えますが、それでも意外に鋭いんですよね???

さて、最近よく相談を受けるのは、ガーデラの代わりになるものはありませんか??という相談です。

ガーデラは残っていないし、高いし、、、、では代替品を、、、と思うのも理解できるのですが、中々代わりになるものは出ていませんね?
あれだけ精巧にコピーしても本物に近づかないのは不思議なのですが、やはりキャラクターは真似できても、他のマウスピースにはあのガーデラな繊細な感じが中々ないんですよね?

一番いいのは、このようなマウスピースを何とか再利用して、メッキをかけて使うのがいいのかな、、、とも思いますが、それでもこのマウスピースでも20万近くするから困りものです。

だれか作ってくれないかな???
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オットーリンク ダブルリング テナー 9 

今日はダブルリングのテナーの9です。

トーンマスターの9は数本見かけたことがありますから、その後のダブルリングに9番があっても何の不思議もありません。

しかしながらサイズ的には特注のみの製作であったはずで、そんなに数は多くないのでかなり珍しいものということができます。

あいにく今回のものは7にサイズダウンしてるのでオリジナルの様子はあまり伺いしれませんが、それでもかなり使い込まれています。

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リフェイスしたのは最近、、おそらく中古としてこのマウスピースを手に入れた人のようですから、このダブルリングはオットーリンクの字が消えるまで激しく使用されたわけですね。

さて、9番を7にサイズダウンして入口の底が上がっているのにメッキが残っているということは、オリジナルよりはかなりバッフルが高いということになります。

さらには、9番は7番よりもチェンバーが大きいはずですが、それはサイズダウンによって戻すことはできませんから、音が散った広がった音がするはずです。

そこに高めのバッフルがついているわけですから、ブワッと広がった音の中心部分にバッフルのフォーカスしたバズが乗っているような状態でお互いの音色の特色を打ち消すようなデザインになっています。

いくらダブルリングでも、オリジナルとは別物のマウスピースになってしまってやや残念ですね?

見れば見るほど、チェンバーが大きいな、、、と思うわけで、マウスピースがやや短いこともさておき、その絶妙なバランスがダブルリングの良さだということが改めて垣間見えるマウスピースでもあります。

でも10万円は高いかな???

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