カテゴリー「Tenor Mouthpiece」の記事

セルマー 初期エアフロー テナー B

今日はセルマーエアフローのテナーマウスピースのBです。

エアフローと呼ばれるマウスピースは1930年代あたりから作られ始め、いわゆるOvalといわれる

ショートシャンクにつながるベースとなったマウスピースです。


しかし、その間にはいろいろなマウスピースの変遷や革命が起き、現代のマウスピースの礎がつくられたといっても

過言ではありません。

そんないろいろあるエアフローですが、それ以前は1920年代の一本線がシャンクについているだけの

デザインでした。

それが、いわゆるスクロールパターンがシャンクにつき始めたのがエアフローです。

大体初期のエアフローっていうと、テーブルにAirflowって書いてあるものですが、これはそれよりも古そうですね?

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エアフローと書いてある代わりに、フェイシングの長さが書いてあります。

これはおそらくスクロールシャンク型のエアフローの中でも最初期でしょうか?

大体TableBなどと書いていますから、かなり珍しいものですね。OvalとTable何とかと書いているエアーフローは

両方ともスクロールパターンからネック側に1本線ですが、これは2本線でダブルリングですね?


ということは?Tableと書いているものよりも古いのでしょう?

実際は、中の形を見れば、、、すなわちややスモールチェンバー気味のラージチェンバーか、バリバリの限界を超えそうな

ラージチェンバーというような感じでTableタイプより古いかわかるはずです。


しかし、このマウスピースはティップもぶつけているし、それだけのために買うのはちょっと気がひけます。

サイズは65で現代のソプラノほどしかないですね。


非常に珍しいマウスピースです。

 

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ガーデラ テナー 初期スタジオ 1979~80年ごろ?

今日は1980年かそれより少し前に本人から直接購入されたガーデラのスタジオです。

ガーデラも30年あまりにわたりに製造されていたようですが、1980年だとポピュラーになる前のモデルですね。

以前にこれより古いと思われるモデルに遭遇しました。

http://tomosax.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-838e.html

バイトプレートが長かったりしましたが、DGのサインはかなり近い形をしているので、やはり今回モデルもそれなりに古いものでしょう。


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スタジオモデルは一般的にブレッカーよりはチェンバーが小さく鋭い音がしますが、これは通常のスタジオよりは音に厚みがあってジャズ的だそうです。

サイズは114でスタジオとしてはまあ誤差の範囲ででしょうか?


決定的に違うのはバッフルの形がラーセンのようにちょっとバレット的になっていて、真っ直ぐではありませんね。

この状態ではリプレートかどうかわかりませんので注意が必要ですが、かなりきれいでいいガーデラが欲しい人には、ちょっと個性的で面白いかもしれません。

21万円は高いのかどうかちょっとわかりませんね?

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ガーデラ テナー クレッセントモデル

今日はガーデラのクレッセントモデルです。

言わずと知れた、コルトレーンのクレッセントのアルバムの音色がする?マウスピースと期待して私も昔買いましたが、それよりはかなり明るい音でちょっとがっかりでした。

それよりも、当時はスタジオは開きは大きめで、かなり派手な音がするので、やや大きさが小さいと言われていた?クレッセントを欲しかった人は多かったはずですね?

結局のところ、リンクの代わりになるはずもなく、ガーデラとしてはやや中途半端な位置づけで消えていきましたが、もう少しジャズの人にも愛用されてもよかったかな、、と今では思います。

今回のものはシリアルが千7百で比較的早い時期のものです。

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やっぱりかなり摩耗して、取り返しがつかない状態ですね?

私が持っていたよりはややバッフルが低いようにも見えますが、それでも意外に鋭いんですよね???

さて、最近よく相談を受けるのは、ガーデラの代わりになるものはありませんか??という相談です。

ガーデラは残っていないし、高いし、、、、では代替品を、、、と思うのも理解できるのですが、中々代わりになるものは出ていませんね?
あれだけ精巧にコピーしても本物に近づかないのは不思議なのですが、やはりキャラクターは真似できても、他のマウスピースにはあのガーデラな繊細な感じが中々ないんですよね?

一番いいのは、このようなマウスピースを何とか再利用して、メッキをかけて使うのがいいのかな、、、とも思いますが、それでもこのマウスピースでも20万近くするから困りものです。

だれか作ってくれないかな???
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オットーリンク ダブルリング テナー 9 

今日はダブルリングのテナーの9です。

トーンマスターの9は数本見かけたことがありますから、その後のダブルリングに9番があっても何の不思議もありません。

しかしながらサイズ的には特注のみの製作であったはずで、そんなに数は多くないのでかなり珍しいものということができます。

あいにく今回のものは7にサイズダウンしてるのでオリジナルの様子はあまり伺いしれませんが、それでもかなり使い込まれています。

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リフェイスしたのは最近、、おそらく中古としてこのマウスピースを手に入れた人のようですから、このダブルリングはオットーリンクの字が消えるまで激しく使用されたわけですね。

さて、9番を7にサイズダウンして入口の底が上がっているのにメッキが残っているということは、オリジナルよりはかなりバッフルが高いということになります。

さらには、9番は7番よりもチェンバーが大きいはずですが、それはサイズダウンによって戻すことはできませんから、音が散った広がった音がするはずです。

そこに高めのバッフルがついているわけですから、ブワッと広がった音の中心部分にバッフルのフォーカスしたバズが乗っているような状態でお互いの音色の特色を打ち消すようなデザインになっています。

いくらダブルリングでも、オリジナルとは別物のマウスピースになってしまってやや残念ですね?

見れば見るほど、チェンバーが大きいな、、、と思うわけで、マウスピースがやや短いこともさておき、その絶妙なバランスがダブルリングの良さだということが改めて垣間見えるマウスピースでもあります。

でも10万円は高いかな???

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オットーリンク アーリーバビット レイトフロリダ 6 テナーラバー

今日はアーリーバビットのテナーラバーマウスピースです。

アーリーバビットも、即ちバビット社がオットーリンクを作り始めてからの数年のマウスピースは、番号付き以前でも少なくても4,5種類ほどの型があってそれぞれでいろいろなキャラクターがあります。

その中でも今回のものは最も初期のアーリーバビットで、本質的にはスラントとほぼ同じものです。

その中身ですが、決定的にバビットと異なるのは鑢の目ですね。

形もそうですが、このタイプのマウスピースは鑢の目がデニム模様というか、十字に畳の目のようになっているので見分けやすいですね。

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オットーリンクの買収の移行期間は2年間ありますので、かぶっている時期があります。

テーブルがスラントと同じ仕上げになっているので、これは移行期間中に作られたもので、テーブルがフロリダと同じということはほどスラントに等しいもので、移行期間中にフロリダのほうでほぼ仕上げられたものでしょう。

さて、アーリーバビットにもいろいろな形状や仕上げがありますが、このタイプのマウスピースはやや細身です。

すごく太いものもこの後に出てきますが、やはりマウスピースが形状によっても音が大きく変わります。

即ち、アーリーバビットの中でもデザインによって音の趣向がかなり異なります。

このマウスピースはかなり細身で軽いので、直線的で軽い鳴りをします。

このあとビークがストレートなものがしばらく続き、ビークがやや斜めになって太めのものが出てきますが、総重量だけでなくビークの形が変わるだけでマウスピースの鳴り方が大きく変わるようです。
いろいろまとめて吹いてみると、、、材質の違いもさることながら、ビークがストレートなほうがカラッと鳴るように思います。

なんというか、音の輪郭がちょっとはっきりするような鳴り方、、、というか、カラッとしたような感じです。
逆に後のビークが斜めの太いものは、ずっしりまとまった音の感じですね。
そしてその後には、やや細身のものが出てきますが、この頃になるとかなりプラスチックも多く、細身で軽い感じでババババっとなります。
このように、アーリーバビットだけでもかなり色々なキャラクターがあってとても楽しいですね。


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オットーリンク スラント テナー 3* No USA

今日はスラントのテナー3*です。

usaがついていませんので、スラントしては中期あたりでしょうか?

この時代はまだまだこのようなサイズを使っていた人がいたことでしょう。

とういうのも、トーンマスターの時代は3*が標準のサイズと書いてありますから、No USAの時代の50年代後半あたりでもそこまで小さすぎないイメージだったことでしょう。

3*といえどもレゾチェンバーよりはしっかりバッフルがついており、それなりに吹きやすかったことでしょう。
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プツプツとして、しっとりしたラバーの材質でとてもゴムっぽい感じがいいですね。

No USAだと3*というサイズはそれなりに存在しているはずですが、実際見かけることはそう多くありません。

小さいマウスピースといえども現代のものよりはしっかり鳴るでしょうから、フェイシングの長さなどがどうなっているか研究する目的で欲しい人も多いはずです。


こういうものはリフェイスせずにそのまま残していきたいですね。
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デュコフ テナー 45 H6 モデル 

今日はデュコフのテナーのH6モデルです。

H6の上に45という数字がついています。

Hはハリウッドモデルを意味していて、デュコフの最も初期のモデルのデザインを踏襲しています?

よく見かけるものはHとのみ書いてあるのですが、これには45と書いてあるのでおそらく初期モデルを意味しているのだと思います。


デュコフのハリウッドモデルには45年に発売された最初期モデルと、それに続く49年モデルがあります。

この45という意味は、最も初期のモデルを意味しているようですね。

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私が勝手に呼んでいるMamiの中でも砂けしタイプですね。

テーブルの目の円形の色が薄く、ざらざらして、かなり古い70年代のものであることがわかります。

45年のオリジナルのモデルと同じようには見えませんが、バッフルはもちろんなく、先端にやや丸めてあるバッフルがついてあって通常のDモデルよりは穏やかな音がしそうですが、、、、、先にぶつけたような跡がありますね。
これは叩いて直すしかないのですが、直していい感じするのは相当大変で、直ったとしてもある程度不安定さが残ったまま使うしかないでしょう。

ぶつけていなければとても面白そうなマウスピースだったのですが、、、、


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オットーリンク アーリーバビット テナー ラバー7

今日はオットーリンクのアーリーバビットのラバーの7です。
最近はこの初期のアーリーバビットのマウスピースがよく出てきますね?

初期とわかる理由は、ビークが真っ直ぐなのもそうですが、鑢の目がフロリダの仕上げになっていることです。

即ち、ほぼフロリダで仕上げられたもので実質スラントと同じものといってもいいくらいのものです。

さて、このマウスピースは当時フロリダに住んでいた人が地元の楽器屋さんで買ったものだそうです。


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さずがにこのフロリダの、、Late Floridaと呼んだりもしますが、ティップが細くていいですね。

さて、このマウスピースの持ち主によると、当時フロリダにいると、オットーリンクの職人さんから直接マウスピースを買うことが出来たそうです。

その一人がBen Harrodさんだそうで、この人もその彼から直接スラントをいっぱい買ったそうです。

なんとうらやましいことでしょう、、、


ですが面白いのは、ハロッドさんから買ったスラントたちよりもこのアーリーバビットのほうが好きだったそうです。


実質スラントとこのマウスピースは大差はないはずですが、アーリーバビットが支持されていることを物語っている話として私は興味深かったです。

さて、この初期アーリーバビットはバッフルが中期に比べると角度があるというか、容積的に詰まりすぎていないというか、、、バッフルはあるが中期ほどは鋭くないわけです。

こういうものはジャズに向いていますから、人気も高いですね???
何故USAの文字がついていないのかはわかりませんが、そういうものも見かけるので、それは置いていきましょう。

1000ドルくらいで買えるようですから、スラントよりはお買い得ではないでしょうか???

追記:ベンさんは2005年に亡くなられていて、60年代から売られるまでオットーリンクのオーナーだったそうです。毎週土曜日にマウスピース診断をするサービスもあったようですね???さらにはアーニーワッツのために、13と14と15のサイズのマウスピースを作ったそうです。ワッツ氏は、13が気に入りさらに数本作ってもらったうちの13の2本目を今でも使っているそうです。ベンさんはかなり有名人でした、、、

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オットーリンク レゾチェンバー Lyle Bowenモデル

今日はオットーリンクの本人モデルです。
40年代のレゾチェンバーですが、ライル ボーエンさんという人のカスタマイズモデルだそうです。

このボーエンさんはなんとあのジョーアラードの師匠だった人です。

もちろんジョーアラード氏はオットーリンクにJAモデルと本人モデルが発売されるほど、当時のスタープレーヤーでかのブレッカー氏やボブバーグ氏も師事した人物です。

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本人の名前が背中に書かれていてかっこいいですね。

大きさは4*で、この時代にしては標準的ですがやはりかなり小さいですね。

この先生もややクラシックよりな人だったことでしょう。

デザイン的には見た目での違いは分かりません。チェンバーだったり細かいところがやや違うのでしょう。
このマウスピースはアラード先生の紹介によって作られたものと考えられます。

このような特注マウスピースは多く見かけますが、このマウスピースはこの1本しかないわけで、そういう意味では非常に珍しいですね。

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ガーデラ ブランフォード

今日はガーデラのブランフォードです。

ブランフォードマルサリス用のモデルで、数年前には本人の使用モデルも売りに出されていましたね。
当時はガーデラのサックスと一緒に使っていた広告が印象的でした、、、90年代中期くらいでしたかね???


さて、ブランフォードモデルはもちろんジャズ向きのモデルとして、ガーデラの中ではまあまあ暗い方です。

しかしながら、リンクのような音がするわけではなく、スタジオがややバリバリ言わない、、という程度の暗さです。

開きは113でスタジオよりはやや小さいですね。

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まあまあきれいなコンディションです。

ガーデラはプレートが剥げてそこから削れていくことが有名ですが、このマウスピースはティップの先端のほうが剥げています。
非常に危ない状態で、この状態だともう間もなく修復不能になりそうな感じで、いち早くリプレーとして保護したいですね。

リプレートが嫌な人は、簡易的に部分リプレートという、、液をちょんちょんとやる方法でも、いいですから保護したいですね。
このように危ない個体が多いので、まだ使えそうなものだったら保護して使っていくのが一番いいでしょう。
以下、ブランフォードスペシャルです。
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写り方かもしれませんが、本人モデルのほうがバッフルが高いですね?

ブレッカーもそうですが、シグニチャーモデルは本人が使っていたのとは違うものが多いので、なんだかなって感じです。
今回のモデルで2200ドルですから、中々おいそれとは買えない感じですね。
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