カテゴリー「Otto Link」の記事

フロリダメタルリンクの偽装について盛り上がった件

今日は最近ネットで少し話題になった?フロリダリンクの偽装についてです。

 

わざわざ記事にするほどの事でもないのですが、こういうこともあるという啓発活動のためにご紹介します。

問題のマウスピースはコチラ、  

 

 

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問題は最後の写真のシリアルです。

シリアルがついている、、ということは、初期のフロリダを意味しますが、初期のフロリダはダブルリングであり、順番として

①テーブルスタンプフロリダダブルリング(シリアル付き)

②サイドスタンプフロリダダブルリング(シリアル付き)



③サイドスタンプフロリダ(シリアル付き)

④サイドスタンプフロリダ(シリアルなし)

⑤サイドスタンプフロリダ(シリアルなし)USA付き

となります。

即ち、シリアルがついているということは、少し古めのダブルリング直後のフロリダを意味します。

ですが、このマウスピースは、④サイドスタンプフロリダ(シリアルなし)を③サイドスタンプフロリダ(シリアル付き)に偽装したものになります。

その理由としては、

シリアルのフォントは、異なる種類のフォントは混ざらないからです。

 

本物を見ていただきましょう。

202210258 202210256

両方ともフォントが大きいですね!

これに比べると先のマウスピースは、フォントが違うということがあります。

ただのフロリダを少し古く偽装したわけです。

有識者によれば?、偽装の場合は小さいフォントのAで始まるものが多く存在するとのことです。


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では、なぜこのようなことをしたのでしょうか?

 

諸説ありますが、1990年代にネットでマウスピースの売買が始まった頃に、少しでも付加価値をつけるために始まったようです。

その当時は、マウスピースの情報などほとんどありませんから、このようなことをしてもバレることはありません。

その当時はフロリダは150~300ドルくらいで取引されていましたが、希少性の高いより古いシリアル付きなら、400ドルくらいになることもあったでしょう。

 

それゆえ、このような偽装をする人がそれなりの数いたようです。

 


実際ダブルリング時代とフロリダでは、マウスピースのデザインはかなり異なるので、現代ではデザインで見分けがつきますね?

 

ちなみに、ドレイクさんがこんなシリアルを付けたものも最近よく見かけます。

202210257

いかがでしたか?

 

世の中には罠がたくさん気を付けられていますので、是非、皆さん注意されてください。

 

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ジェリーバーガンジー先生のマウスピースが大量に売りに出された話

少し前のことになりますが、ミンツァ―先生や色々な人のお宝がここ1年で放出されました。

 

今回は、日本では教本などでも有名なバーガンジー先生のたくさんのコレクションが売られたことの忘備録です。

バーガンジー先生は、アメリカではガゾーン先生と並んで多くのミュージシャンが学んだまさにザ・テナーマンです。

それゆえ日本にはあまり活動が伝わってこないのですが、アメリカでは非常に注目を集めるスタイルで、それゆえ多くのマウスピースをエンドースしてきました。

最も有名かつ代表的なものは、Gary SugalのGonzシリーズですね?(Gonzは彼の愛称です)

202210067

今回はこのマウスピースはないのですが、それ以降彼がエンドースした数々のマウスピースを見ることができます。

基本的にはリンクラバーを中心としたコレクションです。

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よく写真を見ればわかるのですが、ほぼすべて135の大きさです。リンクでいうと10*です。

この今60代後半くらいから70代にかけての人は、大きいの使っている人多かったですよね?

しかしまあ、よく見かけるマウスピースを片っ端から集めた感じです。

そして、それぞれのマウスピースは、彼自身の手で“microscopic”と勝手に読んでいる、フェイシングのカーブのチューニングを行っているようです。

こんなたくさんしなければいけないということは、それはそれで疑問が残るところではありますが、

 

注目すべきは、ドクテニーアーリーバビットの別バージョンがあることですね?

20年ほど前にサックスクエストでもうお亡くなりになられた歯医者さんのDoc Tennyさんがプロデュースした、リンクがありました。

202210068

(Tenny と書かれています)

あれは、テニーさんが、バビット社にEBの型を使って発注したマウスピースですが、荒い仕上げで納品されたものをテニーさんが仕上げたものでした。

しかし、バーガンジー先生によれば、仕上げする前のリンクから納品されたもの方がよかったということで、それらを強奪した?という話を聞いていました。

それらを見ることができます。

 

以下、今回売りに出されたリストです。

大半は売り切れですが、日本にも少し入ってきていることでしょう。

それにしてもすごい数ですが、こんなにマウスピースあったら楽しいでしょうね?

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JB01-Ben Allen 10E Original 135 $250

 

JB02-Fred Rast 10* Original 135 $300

 

JB03-Lebayle LR 8 Original 110 $250

 

JB04-MacSax no markings custom Original 135 $200

 

JB05-No markings custom 10* Erik Greiffenhagen 135 $150

 

JB06-Morgan Fry 10* JB Marble orig 135 $350

 

JB07-Morgan Fry 10 original 135 $300

 

JB08-10M Fan Merlot 10* putty baffle/facing curve, still a 135 $300

 

JB09-10M Fan Robusto 10* putty baffle/facing curve, still a 135 $300

 

JB10-FL Francois Louis T-350-1 SP JB minor work 132 $250

 

JB11-FL Francois Louis T-350 ML Jerry minor work 132 $250

 

JB12-FL Francois Louis T c350 +25 SP Jerry minor work 135$250

 

JB13-Vandoren L T85 Erik Greiffenhagen 133 $150

 

JB14-Vandoren T11 Gold Dot Original 135 $100

 

JB15-Vandoren T11 Blue Dot Original Facing $100

 

JB16-Otto Link NVS 1585 JB Facing curve 135 $150

 

JB17-Otto Link NVS 1593 JB Facing curve 135 $150

 

JB18-Otto Link Tone Edge 10 * Fred Rast 135 $250

 

JB19-Otto Link Tone Edge 10 * Red Dot JB Facing curve 135 $150

 

JB20-Otto Link Tone Edge 10 * Gold JB Facing Curve 135 $150

 

JB21-Otto Link Tone Edge 10 * Silver JB Facing Curve 135 $150

 

JB22-Otto Link Tone Edge Erik Greiffenhagen 108 Doc Tenny Custom Blank $350

 

 

 


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アルト オットーリンク アーリーバビット ラバー 4*

今日はアルトのアーリーバビットラバー 4*です。

最近のオークションでは日本も含めて、アーリーバビットとして売られているものはいわゆるよかった時代のアーリーバビットよりは、ずいぶん後のものですね。今回は少しアーリーバビットの見分け方について述べてみたいと思います。

未だに、本当の意味でのバビット社が最初に作りだ”アーリーバビット”には、番号がついていない、、そして、番号付きになるとかなり硬い音がして、音量も出ない、大きく性能が劣るにも関わらず、すべてアーリーバビットして売ってしまうことには大きな問題があると感じます。

そして、番号がないより古いアーリーバビットにも鑢の模様的には、4~5種類あってそれぞれに個性がありますが、今回はその中でも(レイトフロリダを除いて)最も古いものということができます。

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このタイプには、フロリダの箱がついていなこともあるようですが、これはついていますね。マウスピースよりも、箱のほうが大量に余っていたことがうかがえます。

そして、重要な鑢の模様ですが、基本的にはこの模様であれば、ほぼ問題なくアーリーバビットといえるでしょう。

ただし、1がつくころには、写真的に似たように見えるものがあるので注意が必要です。その場合は、ビークが丸いのでわかります。

さて、このアルトですが、4*で65ですから、かなり狭いですね。 

初心者向けのサイズで中々使いにくいところです。

リンクのバビットは、鋭さが足りないので、アルトとしてはちょっと物足りないサウンドですが、丸い穏やかなサウンドを奏でたい人にはいいでしょう。

メイヤーは好きじゃない、、という、ジャズ初心者におすすめなマウスピースです。

 

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オットーリンクからアーリーバビットラバー復刻モデル発売???

JJバビット社からオットーリンク公式、アーリーバビット復刻モデルが発売されました。

基本的にはサイズはテナーの7*のみ、それ以外のサイスはオーダー制となります。

発売直後より人気があるようで?品薄です。おそらく日本に入ってくるのはずいぶん後になることでしょう。

そして気になるお値段は350ドル! 高い!

日本に入ってきたら、5~6万というところでしょうか?

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このアーリーバビットの時代である70年中盤~後半あたりには、皆さんご存じの通り様々な形のものがあります。太さや長さも様々で、鑢の目ではざっと思い返すだけで4~5種類思い浮かびます。

このデザインは、どちらかといえば、バビットに移って比較的早めの時代で、恐らく形でいうとバビットになってから2~3種類たった後のものですね?

マウスピースにも太さがあるので、音にもやや厚みがあるタイプの復刻ということのようですね。 本来であれば、典型的な鎖帷子のような鑢の目がついているでしょう。

バッフルは復刻版のようにガッチリあるものから、穏やかなものまで色々あります。

しかし、この復刻版はかなり鋭いタイプを復刻させたということですね?

材質的には明るいでしょうから、かなり重くズバッと鳴るようなマウスピースに見えます。ティップが細いので、反応も速めで、現行品とはかなり趣の異なるマウスピースでしょう。


何故このようなものを作り出したかは謎ですが、フロリダメタル復刻モデルや、スラント復刻モデルで味をしめたということですね?

ビンテージラバーは高すぎますから、選択肢が増えるという点ではうれしいニュースですね?

 

 


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Otto Link トーンマスター テナー 8

今日は、トーンマスターのテナーのトーンマスターの8です。 

基本的には、このサイズは特注ですので、中々お目にかかることはなく、そして開きなどの設計もバラバラです。

トーンマスターが割と長きにわたって作られていたこともあり、トーンマスターそのものの設計も結構時代によって異なりますが、このトーンマスターはどうでしょうか?

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  ワンオーナーのオリジナル品とのことですが、開きは103です。 現代でいうところの7~7*ですが、やはりこの時代はやや小さめですね。

このマウスピースのシリアルから、かなり後のほうに作られたものを推測しますが、それゆえ、8でも結構大きめのサイズとなっていますね。

以前、所有した8は、98程度、、、7弱のサイズでしたから、8と言えども厳密なサイズは決まっていなかったことがうかがい知れます。

ワンオーナーで、仮に1950年にこのマウスピースを20歳で買ったとしても、もう91歳ですね。この時代のものを当時買った人たちも、かなり少ないということが、単純に年数だけでも想像できます。中々、貴重な出物ですね?

 


 

(たくさんのレビューをいただきました)

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アルト オットーリンクトーンマスター 特注8*

今日はオットーリンクのトーンマスターのアルトです。

 

オットーリンクの当時のカタログにある使用者のリストを見ると、4や5が中心で、基本的に7などの大きなサイズは、カタログにも載っていません。

 

今回は8*で、いわゆる特注でしか手に入らないサイズです。 トーンマスターも長きにわたって作られていたので、このようにサイズの大きいものも珍しいですが、散見されます。

 

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せっかく特注したのに、あまり使われずにきれいですね。 シリアルが見えないのでわかりませんが、恐らく後期のほうのモデルでしょう。

 

さて、気になる開きのほうですが95ミリインチ。 現行だと8のサイズで、メイヤーに換算すると9.5というサイズです。

如何に大きいかということがお分かりいただけると思います。 この特注トーンマスターですが、サイズは決まってなかったようで、他のサイズとの一貫性はなく、適当に大きさは付けていたようです。 それゆえ、同じ8*でもおそらく異なる大きさでしょう。

 

アルトはサイズが大きすぎると、マウスピースだけが鳴ってしまったりアルトの音でなくなってしまうので、ここまで大きいと使い勝手が悪いでしょう。非常に珍しいサイズですが、ちょっと扱いが難しいですね。

 

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オットーリンク スラント アルトの偽物

さて、今日はアルトのスラントの偽物です。

 

先日もこのマウスピースの類を石森管楽器に持っていっていろいろ勉強させてもらいましたが、スキャンして型を作って、、、という工程で製造されているようですね。

 

それゆえ、実物と同じフェイシングカーブ、オープニングのデザインを持っているので、それゆえそれなりに吹きやすいのであろう、、、とのことでした。

 

これにつきましてはまた後日レポートしますが、今までご紹介した偽物マウスピースは、それを作るときにすべて本物を手に入れてやっていることになり、それはそれでかなりの労力がかかっています。

 

さて、そのような状況でのアルトのスラントのコピー品ですが、今まで出てきたコピー品のすべてが6というサイズです。

それ以外のサイズのコピー品は少なくとも私は見ていないので、おそらく、アルトのサンプルは6というサイズしか取れなかったということを示唆しています。

 

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さすがにテーブルの鑢の目の再現は非常によくできていますが、このマウスピースに関してはロゴなどのデザインに違和感たっぷりですね?

ちょっと鮮明すぎるというか、写真の写り方を考慮しても色味はかなり違って見えます。

 

むしろロゴはこんなにべったり塗らずに、薄い白い色をなんとなく付けるだけでよかったんじゃないかな、、、と思ってしまいますね?

 

さらにはアルトのスラントをコピーするくらいなら、もっと他のマウスピースをコピーしたほうが儲かりそうなので、あまりサックスには詳しくない人なのかもしれません。

これは粗悪な偽物なので騙される人は少なそうですね?

 

tomosax.net

 

 

 

 

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テナー スラントのニセモノ

今日はスラントの偽物です。

オットーリンクのビンテージのラバーマウスピースは、アーリーバビットも含めて最も多く模造品が放出されたモデルでしょう。

確認できるだけでも、

スラントのWT

5*

6*

7*

10

などありました。

USA付きのモデルから、NoUSA,初期テーブルスタンプ、アーリーバビットのレイトフロリダなど、多岐にわたるモデルがあるようですので、

基本的には全モデル、全サイズあっても不思議ではないですね。

今回ご紹介するのは10番の偽物になります。

Ts-slant106 Ts-slant102 Ts-slant105 Ts-slant103 Ts-slant101 Ts-slant104

 

まあまあきれいな感じですね。No USAで10番ですから、まあまあ珍しいものです。

ホンモノのNoUSAを持っている人ならわかると思いますが、やはりプラスチックのようなテカテカ感はありますよね?

ホンモノはもっとしっとり、ざらついた感じが強いです。

ですが、写真だけで見分けるのはやはり至難の業、、、

唯一のわかりやすい違いであるお尻の部分を見てみましょう。

 

Ts-slant107

下の中心部に、穴があります。

表面は傷のようなものもいっぱいありますね。

さすがにオットーリンクのラバーは拡散の具合が広く、至るところで、、有名な海外のお店でもすでに本物として売られていますね。

 

皆さん、もうネットでマウスピースを買うのはやめましょう、、、

 

tomosax.net

 

 

 

 

 

 

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驚愕! テナースラントNoUSAとメイヤーブラザーズアルトの完全なニセモノが世界中に拡散!?!?

さて、年末年始にかけて世界中で衝撃的な事実が世間を駆け巡りました?

私もサックスマニアで有名なK氏に写真など詳細な情報をいただきました。

 

先に結論をを述べると

 

★テナー ラバースラントシグニチャー No USA

★アルト メイヤーブラザーズアルト

★ ニューヨークメイヤーのソプラノ

★ ブルージャンボのアルト

 

の偽物が出回っている。

(のちに追記:2018年に多く見かけましたが、2017年初頭にはもう出回っていると考えたほうがよさそうです。)

 

しかも、基本的に写真では見分けがつかない

 

この詳細な情報は、マウスピースのレビューで有名なネフさんのブログに書かれています。

 

Snapcrab_noname_202013_103749_no00

https://www.neffmusic.com/blog/2019/12/buyer-beware-counterfeit-vintage-saxophone-mouthpieces-galore/

 

詳しくはこちらに書かれていますので、下のコメント欄まで詳しく見ていただくと世界中の人の反応までわかるでしょう。

しかし、英語が堪能でない方のために、要点だけまとめると、、、

 

見ただけでは見分けがつかないので、リフェイサーとして有名なブライアンパウエルにマウスピースを送って意見を聞くと

 

削ったときに、本物は茶色い粉が出てくるが、偽物は白っぽい

材質が全く異なる

そして彼がもう一点挙げたのは、

 

テナーのスラント模造品は、シャンクの終わりの部分が型で焼いたままの段になっているのに対し、本物の(ブライアンの所有の)アーリーバビットは滑らかである。

 

Snapcrab_noname_202013_104451_no00

 

このシャンク部分の違いに対しては、製作者がこのポストを見ればすぐ修正してくるでしょうからこの先にはあてにはできません。

 



メイヤーブラザーズの偽物は、後期版の背中側にチェンバーサイズが書かれているタイプのものになります。

つまり、この後期版のメイヤーブラザーズは偽物がすでに多く出回り、、私が知る限りでは、日本のオークションにもこのようなものがすでに出回っていたので、日本国内にもすでに流通しているものと考えます

 

基本的に削る以外偽物を見分ける方法はない

 

のですが、先のオットーリンクのシャンクの終わり部分の違いに加えて

 

★オイルを塗っているためピカピカしている

★マウスピースの内部の線がオリジナルのほうがより長く伸びているかも?

 

ですが、上記の違いは確実な違いではないでしょうから、削って材質の違いを見分けること以外に確たる証拠はありません。

 


これらの出品は、元はイーベイで出されていたもので、

Hungary, Greece, Scotland, UK

あたりを移動しながら出品されています。

これらの国を見て心当たりがある人も多いでしょう。

 

2019年の春先あたりから夏くらいに多く出品されていましたね???

あれは全部偽物、、、ということになりす。

そして、それは日本にも多く入ってきて、すでに日本のオークションでも売られていました!

 

スラントとメイヤーブラザーズは、注意しましょう!

 

K様情報ありがとうございました。

 

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エディーダニエルさんのアーリーバビット ラバー 6*

今日はエディーダニエルさんの使っていたリンクラバーマウスピースです。

 

私の中ではエディーさんはテナーを明るい音でバリバリ吹いているイメージだったのですが、最近はもっぱらクラリネットが中心で

テナー奏者という感じではなくなっているようです。

昔のアルバム聴くと、エディーさんがテナーのワンホーンなどでフューチャーされているようなアルバムをよく見たような気がするのですが、今回のマウスピースは彼が70年代初期、、すなわちレイトフロリダの時代に新品で買って使っていて、のちに生徒に売ったものになります。


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これはどう見てもレイトフロリダで、フロリダで半分仕上げられたマウスピースです。

 

ですが、、おや、、、と思うことが、、、

これをお持ちの方は共通の悩みだと思うのですが、、、どのリガチャーもはまらず細いですよね?

現行のリガチャーもいろいろサイズが出ているものでもはまるものがなくて苦労しているという話をよく聞きます。



といったわけでこの写真を見たときに、、、む、、セルマーのリガチャーはつかないかも、、、でもエディーさんはこれで吹いていたそうです。


セルマーのリガチャーはロングシャンクあたりについていたやつですね。

なのでこのレイトフロリダはちょっと太いのかもしれません。


実際、キャップのほうはかなり絞ってあって、細いからな、、、と納得してしまいます。


エディーさんのイメージだと、しっとりというよりは、やはり明るくバリバリいけるマウスピースだと思います。

このタイプは、細いせいで割とカラッとしていて直線的に鳴り、重たい音はしないですから、これを見て彼の演奏のイメージと合ったので納得でした。

エディさんのファンにはたまらない逸品ですね???


tomosax.net





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