カテゴリー「Neck」の記事

アメセル アルト オーナメントネック

今日はアメセルアルトのオーナメントのネックです。

このネックのロゴのデザインがSが二つ重なったようになっているネックは、5万5千の最初期のシックスと、やや間をおいて5万6千終わり?から5万7千の少しだけに現れるようです。
ということはこのネックは5万5千か、5万7千あたりのどちらかのシリアルがついているはずですが、色的には5万7千にあるような感じに見えます。
201902041
201902042  
201902043

さて、このネックの特徴ですが、ロゴのデザインによってそんなに音色は変わらず、あくまでも初期のマークシックスのネックいうことになります。
特に、やや細見でパワーがないのが特徴ですね。


中後期のネックと比べると、同じ感じで吹くと詰まるがある代わりに、後のネックほどはびやーっと行かず落ち着きがあります。


さてこのネックをどのように使うかですが、セブンやシリーズ2には全く合わないでしょう。
付けると鳴らなくなって調子が悪くなったように感じると思います。


中後期にも同じようなことが言えます。
逆にSBAにつけると、音に輪郭が出すぎて、あるいは音が太くなりすぎてSBAの音色ではなくなってしまいますね。

というわけでこのネックが合いそうなのは、せいぜい8万台くらいではないでしょうか?
それ以上だと楽器が鳴らなくなりすぎてしますので、6万、7万台で少し味を濃くして、音色重視のほうを向きたいときにこのネックはやくに立つでしょう。
ですが15万円は効果の割には高すぎるような気がします、、、、、


tomosax.net


| | コメント (0) | トラックバック (0)

最強のキングスーパー20 アルト 現る??? 

今日はキングスーパー20のアルト、フル仕様です。

 

結論からいうとパーカー先生と同じ仕様が今回の楽器です。

 

やはりキングスーパー20というと意味するモデルはパーカー先生の、第1,5というか第2世代モデルでしょう。

 

すなわち、テーブルキーがやりにく形をしているものから改良され、ネックストラップの穴が3つあるのがなくなって、、というような第一世代を使いやすくしたモデルです。

 

シリアル的には29万5千から30万5千くらいと言われています。

 

その中で、ハーカー先生の楽器が初めてシルバーソニックネック&ベル、フルパール、ゴールインレイを備えた最上級仕様でした。

 

まさにパーカー先生にふさわしい、最高に豪華な楽器だったわけです。

 

そしてその楽器のシリアルは295182で、10数年前にチャリティーオークションで飾られて、だれも買い手が付かなかったと聞いたような気がします。(高額で売れたの間違いかもしれません)

(のちに修正)正確には295173でパーカー先生のネックではありません。しかし9しかはなれていません。

さて、今回の楽器はパーカー先生と同じ仕様で、シリアルは303030、、しかも何故か?パーカー先生の楽器のシリアルと同じ番号のネックがついています!!!

 

201811271

 

201811272

 

 

 

 

201811273

 

 

 

 

201811274

 

201811275

 

 

 

 

201811276

 

 

 

 

201811277

 

201811278

 

 

 

 

201811279

 

 

 

 

2018112710

 

2018112711

 

 

 

 

2018112716

 

 

 

 

2018112720

 

2018112721

 

 

 

 

美しいですね。

 

何故パーカーの楽器と同じネックがついているのかはわかりません。

関係者モデルであれば、楽器に名前が彫られているはずですし、誰かのために作られた専用モデルではないようです。

 

しかし、確実に言えることはパーカー先生の楽器に非常に近いスーパーレアな楽器ということです。

実はこの楽器、師匠であるアントニオに15年くらい前からあったら教えてね、、って頼まれていて、日本のオークションかどこかで1回ほど随分前に見かけて以来だったのですが、今回見つかったよ、、って連絡したら、17500ドルは高すぎる、、、といって買いませんでした。

アメセル14万アルトが200万くらいすることを考えれば、価格としてはなくはないと思うのですが、やはりアメリカ人の感覚からすると今の楽器の価格は相当高いようですね。

ですが、この上ないスーパー20として私の記憶に強く刻まれた楽器です。


tomosax.net

 

 

 

 


 





| | コメント (0) | トラックバック (0)

ヴァリトン 初期スペアネック 

今日はヴァリトンシステム用のおそらくスペアネックとして販売されていたものです。

しかも初期ものです。

まず何故スペアネックというと、その当時ヴァリトンシステム一体型として販売していたものは楽器にケーブルがはわされていたもので、これはそういうものではありませんから、ケーブルがはっていない楽器=ヴァリトンシステム以前の楽器にバヴァリトンをつけるためのスペア用に売られていたものでしょう。

その証拠に、それ専用のケースというかバッグまでついています。

中小企業の社長さんが売上金でもいれてそうな渋いバッグで、中々ビンテージ感が漂っています。

では何故初期なのでしょうか???

201710271
201710272
201710273
201710274
201710275
201710276
201710277
201710278
201710279
2017102710

ヴァリトンシステムは1967年あたりの発売開始となりシリアル的には14万台からとなります。

ここでネックを見てみると、ネックは正確なシリアルは失念しましたが翌年あたりの15~16万台あたりで台座の大きさが変更になります。

台座が変更になる前のこのネックは、少なくとも14~15万台のネックと考えられおそらくヴァリトンシステム発売開始とほぼ同じ時期のものと考えられます。

もし持っている人がいれば、超レア渋いアイテムで、このケースだけでも欲しいくらいですね???

かなりマニア度の高い逸品です!




www.tomosax.net


























 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アメセル? テナーネック 9万1千台

今日は9万台のネックです。

なんだ、、9万台か、、、と思われる人も多いかもしれませんが、マニアの間では?9万台ネックは最も完成度が高いという人もいます。

某有名老舗修理屋のオリジナルサックスも9万台ネックを参考にしているとも書かれていましたね?

ネックというのはその形状により息の流れ方が変わりますから、音色ももちろんそうですが、音への変わり方や、音の響き、そして押したり引いたりする感じが大きく変わる部分であります。

そういう意味では、9万台ネックは、私も持っていますがそれなりに押したり引いたりもできるし、ボリュームもあるし、カラーの変化があるのでバランスがいいですね。

9万台と6万台あたりを比べると、6万台のほうがやや一辺倒に感じるように思います。

さて、そんな9万台のネックが売りに出されています。

201706301
201706302
201706303
201706304
201706305

オリジナルラッカーでほぼ20万円です。

入り口の下に金属のパッチがはってあるのでラッカーが大きく損失しています。

それ以外のラッカーはきれいに残っているのに、なぜセルマーのロゴの部分の青ペイントがないのでしょうか???

そもそもこの時代の楽器はこのような色ではないので、リラッカーしたのは間違いないでしょう。

だとしてもラッカーが明るすぎないのでそれなりの音色はするとは思いますが、ダメージのあるネックに20万も出せる人は少ないのではないでしょうか???


www.tomosax.net


























 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

メイヤー ニューヨーク アルト 11S

今日は非常に珍しいニューヨークメイヤーの11です。

あいにく鮮明な画像ではありませんが、11のサイズで横のレールがくりぬかれていることからやや古いタイプのもののようです。

古いタイプで11ということは50年代でこのようなサイズということで驚きですが、実際のサイズはなんと115!!!

115というとテナーでは8*ですから相当大きいサイズです。

201703131
201703132
201703133
201703134
201703135
201703136

スモールチェンバーとなっていますが、大きいサイズにはチェンバーはやや大きめにとられていくものですが、アルトの場合は音が野太くなりすぎるためでしょうか?スモールチェンバー仕様となっています。

このマウスピースは、実際はやや調整されて113という開きのようですがそれでも相当大きいですね。

マウスピースがバリバリ鳴りすぎて通常とは違った趣向の音色が楽しめるでしょうが、そうであればニューヨークメイヤーである必要ななさそうですね???

いずれにせよ珍しいことには変わりないですが、実用性は低そうです。


www.tomosax.net


























 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

パラスコス バリトン用木製ネック

今日は一世を風靡した?パラスコスのバリトン用ネックです。

バリトン用でみたのは、同級生だったジェイソンマーシャルがキングのバリトンのつけて吹いていました

今はちょっと材質が変わったのか色が違いますね???

057

実際に私がマークシックスなどに装着して吹いてことはないのですが、バリトンでマークシックスにつけたらどのような音になるか非常に興味がありました。

音が太くなって暗くなってちょっと散った感じになったらいいな、、、と勝手に想像していたのですが、そう思っていたら吹き比べている映像がありました。

楽器は、アメセルの24万台のバリトンです。


効果は絶大ですね。

この映像では音の太さまでは録音できていないので、実際聞いた感じの印象はもっと異なると思いますが、オリジナルのネックはパサパサしてちょっと安っぽい音に聞こえますね。

それに比べ木製ネックは、音がちょっと密度が詰まったような感じで実際に間近できくと太く感じることでしょう。

全く別物の楽器の音色にも聞こえるかもしれませんが、パワーアップアイテムとしては中々面白いものですね。

後は値段次第です???



www.tomosax.net


























 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

KB サックスネック

今日は注目の新製品です。

キムボックという、昔メイナードファーガソンのバンドなどで活躍したテナーの人が、NYで楽器屋さんを開いています。

キムはニューヨークのミュージシャンには、よく知られた存在で、かの有名な楽器屋さんで修行?したりと修理も出来る素晴らしいプレーヤーです。

その彼が、自身の手によって新しいネックを製作しました。

その名も、、KBサックスネック、、、、そのままですね。

Img_6061640x427
レビューを見ると、SBA愛好家の人たちが並んでいて、SBAのネックを意識していることは間違いないようです。

Snapcrab_noname_2016119_103212_no00

ネックは基本的に2種類で、SBA仕様のRedbrassと初期マークシックス仕様のCanyonの2種類があります。

このうちRedbrassは材質や製造法によって3種類あります。

Snapcrab_noname_2016119_103243_no00

そして次がCanyonです。
Snapcrab_noname_2016119_103311_no00

ラビコルトレーンに寄れば、彼の(恐らくコルトレーンからうけついだ)SBAネックよりもいい、、、と言っています。

Snapcrab_noname_2016119_103533_no00

普通のSBAでない楽器につければ、より音は散る方向にいくでしょうから、用途もいろいろです。

何よりプレーヤーであるキムが作ったということで、完成度も高いでしょう。

いつ日本に入ってくるかはわかりませんが、入ってきたら是非試したい注目のネックですね。


www.tomosax.net























| | コメント (4) | トラックバック (0)

ヤマハ V1ネック vs E1ネック

今日は私の周りで起こっている、ほんの小さな論争です、、、

ヤマハの新型ネックについてですが、、

ヤマハの新しいモデルの製作に伴って作られた新型ネック、V1とE1について標準でV1がついています。

アメリカのごく狭い?ミュージシャンの間ではE1をスタンダードとしてつけるべきだ、、、V1なんか売っぱらってE1買っちゃったよ、、、という人もいるようです。

そんなに違うのでしょうか???

3549_3305_large
5728_3346_large

見た目はさほど変わりませんが、管の太さやカーブのデザインは結構違うようです。

残念ながら参考音源はありませんが、875EXにつけて吹き比べてみました。

標準仕様のV1のほうがズバッと行く感じで明るいバリバリした音がします。それに対し、E1のほうが丸くこもった感じで、音にも相対的に角が立ちにくいです。 E1をつけた時のほうが82Zに近くなります。

ということで、違いはかなりあるといえるでしょう。

個体差というよりは、全く別の楽器になるといってもいいレベルの変化です。(個人的な意見です)

しかし、どちらの音がイイかというのは、スタイルに依存するかもしれません。

ゴールドプレートにする、EchoBrassをつける、ねじを石森製にかえる、サムフックレストを金属にする、、などの方向はV1です。

逆にそれらを取り除く、アンラッカーにする、、、という方向はE1です。

なので、よりバキバキいきたい人はV1、より穏やかにモコッとしたい人はE1というように嗜好性は完全に違いますね。

ただ、DukoffなどはV1をつけたほうがよくE1をつけると何か相殺するようなファクターがあります。

逆に、E1はメイヤーなどアコースティックなジャズの響きを出すマウスピースと方向性が一致しているように思います。

V1のゴールドプレート、E1のアンラッカーなどあると、違いは明確になるでしょう。

逆にV1のアンラッカー、E1のゴールドプレートを作ったら、両者の差は埋まっていく方向でしょう。

ヤナギサワを愛用している私には、E1はオクターブを押さないところではより低くなったので、音程感も人によって結構違うでしょうね???

さて皆さんはどちらが好みでしょうか???

www.tomosax.net









| | コメント (0) | トラックバック (0)

PARASCHOS 木製ネック

今日は随分前に、、といっても10数年前によく見かけたPARASCHOSのネックです。

今は製造していないと思いましたが、まだ新品で売っているようですね。

ヤナギサワが確か技術供与した?とかで、ヤナギサワのネックのデザインになっています。

このネック、割と一世を風靡したネックでその当時はよく使っている人を見かけましたよね。

ヤナギサワユーザーであるアントニオハートに聞いたところいいネックだけど割れるから困るんだよね、、、、と言っていました。

201509301
201509302
201509304
201509305
201509306
201509307

金属とは違った角が取れた音がして、弱く吹くと非常に暗い音がしますよね。

音色が一気に渋くなるので、キャラクターを強くしたい人にはうってつけのネックです。

http://shop.paraschos.gr/index.php/wooden-sax-necks-10/paraschos-sax-tenor-wooden-neck.html

販売先のサイトでは、2年保障となっていてやはりあまり長く使うことは想定サれてしていないようです。

以下に誰かの試奏動画を載せてみます。

マウスピースは明るめのものを使っているにもかかわらず、暗めの音色をしていますね???



マークシックスにも非常に合いますので、リスクを承知で使うならとてもいいネックだと思います。

高いですが、、、、、


www.tomosax.net

















| | コメント (0) | トラックバック (0)

アルト用 新型ネック???

今日は、不思議な商品です。

アメリカのサックスの備品を販売している人が開発した、名づけて

タルトネック、、、

しかし、さすがアメリカ、、、本当にこんなものを作ってしまうところがすごいですね。

要するに、アルト用のネックをテナーみたいに曲げてみた、、、ということです。

Talto1
Talto2
Talto3
Talto4

見た目はテナーに見えますが、アルトです。

ある意味、めちゃくちゃ格好いいですね???

この試奏動画がありました、、、

曲げることで、よく言えば響きが増えた、、ということも出来ますが、ただ詰まって抜けないだけの音にも聞こえます。

動画では、マークシックスやビュッシャーで付け替えて試していますが、どれもオリジナルのほうが数段よく聞こえるのは、私だけではないはずです。

まるで鳴らない楽器に変わったようで、残念ながらパワーアップアイテムではないようですね???


www.tomosax.net


































| | コメント (4) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧