カテゴリー「Mark 6」の記事

アメセル テナー 9万5千3百6十

今日はアメセル9万5千3百番台のテナーです。 9万中期がクリスポッターの使用により、非常に注目される番手になりました。

元々は、ブレッカー氏の8万のキャラクターの延長のイメージで、音が太く鳴り、音も8万よりも暗いものというキャラクターでした。

しかし、古いジャズが以前ほど珍重されなくなった今、新しい音楽を作る可能性のある古すぎないサウンドを奏でる楽器として、今後需要が高まる可能性がある番台として注目ですね?

今日のものは、暗い色をしているのですが、9万台にしてはややオレンジっぽい色をしているな、、という印象でした。

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通常であればネックのSのロゴは、非常に濃い青色のペイントがついていますが、ネックは完全に剥げていますね。

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そして、よく見ると、彫刻も微妙に埋まっているようにも見えます。

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実物を見ないとわからないですが、恐らく11万台あたりのリラッカーが疑われます。

11万前後にはこのような色も見られるので、古い時代のリラッカーだと思います。

ラッカーの色がそこまで大きく変わらないので、音色的には同じような音がすることと思いますが、値段的にはオリジナルとして売られているので注意が必要ですね。

リラッカーだと、音域によって抵抗感が変わって、音程がばらついたりもするので、この楽器を買うときにはそのあたりを非常に注意したいところです。

 

 

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アメセル テナー 10万0千1百5十

今日はアメセルテナーの10万0千台です。

9万から150ほどしか離れていない楽器で、9万台と同じ楽器などといわれそうですが、どうでしょうか?

 

まず楽器の設計としては10万中期でベルの形などが大きく変わりますから、9万台よりではあります。

しかし、9万台とは色が全く異なり、一目で9万台ではないことがわかる色です。

9万のダークな感じよりは、ややオレンジがかった色ですから、かなり明るめの音がすると思います。

この楽器は、オリジナルのパッドも多く残っていてコンディションとしてはいい感じに見えますが、、、どうでしょう???

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まさにピカピカといったところですが、一か所不思議な点が、、、

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本体の上部だけが色が違いますね、、、ラッカーが剥げて地金になっています。

一体どうしたのでしょうか?

おそらく、ネックを締める板が外れて、そのあたりをくっつけるためにバナーであぶったので、ラッカーが焼けてしまったのですね。

ラッカーが焼けることは、このくらいならさして影響はないでしょうが、問題は、その板を付けるのに、どのくらいの技術者がやったかということです。

この修理はネックの接合部であることもあり、修理前と後で大きくフィーリングが変わります。

もしロウをつけすぎると重たくなりますから、私は、そのあたりのことを熟視したうえで、スーパーきれいに直せる人にしかお願いしたくありません。

その意味では、この楽器は、ちょっとそのあたりの反応に怖さがあります。

値段は130万ほどですので、安い部類に入ると思いますが、買うときには絶対に試してから買いたい楽器ですね???

 

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アメセル テナー 9万4千3百

今日はアメセルのテナー、9万4千台です。

 

一目で見て分かるほど、明確な9万台の色をしていますね。

9万台はほぼ一貫して、このような暗いラッカーがついています。そして、ネックのSの濃い青色のペイントも特徴的な色ですね。

写真は明るいところで撮っているのでこのような色に見えますが、実際手に取るともう少し暗めの印象の楽器でしょう。

9万4千というと8万台を抜けて完全に9万に入ったあたりで、8万よりもしっかりとした低音、音の張りが感じられます。この楽器は9万4千であることもあり、9万台の中では低音の太さは少し弱めでしょうが、9万台らしいキャラクターが楽しめるでしょう。

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このように9万中期というと、クリスポッター先生の代名詞となり、そのことが販売の文章にも示されるようになってきましたね。

私もポッター先生以前より9万5千を使ってきましたが、この9万台はモブレーとは違うフィーリングのとても素晴らしいキャラクターを持った楽器です。

元々はJimmy Heath大先生あたりの使用が有名でしたが、現代におけるポッター先生の影響力は大きすぎて、これからは9万台はポッタービンテージと呼ばれていくことでしょう。

この売り手の文章にもある通り、9万は魅力的なダークな音色の中に、押したときには音のプロジェクション(張り)がある楽器です。

ジョシュアレッドマン世代の台頭で6万台が重宝されてきましたが、これからは9万台の需要も高まっていくでしょう。

今回のものは安めですね???

 

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アメセル ソプラノ 9万9千6百0十 ミントコンディション! コルトレーンとほぼ同じ!

今日はアメセルのソプラノ9万9千6百06です。 なんとミントコンディション! 傷一つない恐ろしいコンディションです。

 

もう一つ恐ろしいのは、かの有名なコルトレーンのアメセルソプラノ99626から20本しか離れていません!

ということは当然同じ棚に並んでいたはずで、ジェームスムーディーと一緒にアメセル工場に買いに行ったとき、恐らくこの楽器も吹いたことでしょう!

コルトレーンになるにはこれしかないという恐ろしい楽器です。

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色味はオレンジっぽいですが、実際はもう少し黄土色っぽいでしょう。

もちろん本物で、偽物であることは疑いようがないですね。

特にこの9万台には特にアメセルソプラノが多くつくられた番台ですが、ここまでコルトレーンに近く、またこのようなコンディションであれば、もうこれ以上のビンテージはありません。

恐らく、誰かがコレクションとしてとっておいたものを放出したことでしょう。

う~~ん、、ここまでのものは、中々見かけませんね。もちろん、オーバーホールはしてあるようですが、ちょっと気持ちが高まりますね!

 

ここで言えることは、、、1年ほど低調だった楽器市場も復調の兆しがあるということです。

裏を返せば、安心して楽器の取引ができるようになった、、、そろそろお金が無くなってきたなど、様々な要因があると思いますが、通常に戻りつつあるということになります。

この楽器は一瞬で売れてしまいましたが、ヴィンテージマニアの夢のような楽器ですね。次に見るのは、何十年後、、でしょう、、、

 

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アメセル テナー 5万7千3百 グリーンラッカー

今日は久しぶりのバリバリグリーンラッカーのテナーです。

 

5万6千後半から5万7千は、王道のグリーンラッカーシリアルです。

アルト、テナー問わず、このように非常に暗い濃いラッカーがついています。

一部オーナメントのネック、即ち第2次オーナメントの楽器がありますが、これは通常のネック仕様です。

今回のものは、オーバーホールはされているものの非常にきれいなコンディションで、真っ黒ですね。

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この明るい場所で撮った写真がこの色ですから、恐らく普通に間近で見たらもっと暗い色をしているでしょう。

この5万7千は、抜けない、華のない、何とも言えない暗い音が特徴ですが、完全にジャズマーケットを意識してのことでしょう。

全く明るい倍音が含まれないので、クラシックには向きません。

キーもかなり低くセットされているので、こもった暗い音色が楽しめることでしょう。

値段も160万円ほどで、値段は比較的安めでした。

探している人も多いようで、あっという間に売れてしまいましたね。

中々、良さそうです!


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アメセル アルト 7万0千1百 グリーンリラッカー

今日はアメセルアルトの7万0千台のリラッカーです。

彫刻が埋まっているなど一目でわかるリラッカーですが、マニア的には、まさか7万台の色を狙ったリラッカーか?と、オリジナルの再現を狙ったようなラッカーの色合いに感心します。

皆さんご存じの通り、この手のグリーンラッカーは、やや年代により趣向は異なるものの、5万7千前後、7万中期、11万台によく見られる個性的な楽器です。

なんだか抜けの悪い暗い音色が特徴のグリーンラッカーですが、7万0千にはこのような色は見られないものの、まさに7万中期の色でこのシリアルにマッチした色の選択が渋すぎます!

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と思ったら、このサックスの持ち主はこの楽器を1965年に購入したとのことです。

この楽器はシリアル的には、1956年あたりですから、この楽器を購入した人は中古で買ったはずです。

そして、1965年といえば、最後のグリーンラッカーが作られていた11万台あたりの年代ですね。即ち、この楽器は中古で買った人がファクトリーリラッカーをオーダーして、たまたま11万台のグリーンラッカーに当たったということが推測できます。

何とも稀有な偶然ですが、ビンテージのサウンドを損なわないという意味では、中々よかった選択肢だったことでしょう。

このように、この当時は色々なラッカーがランダムに出てきましたが、味わいのあるリラッカー品でこれはこれで面白い逸品だと思います。

 


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アメセル アルト 14万4千0百

今日は王道の14万台アルトです。14万4千というと、いわゆるサンボーン先生の好みそうなシリアルですが、それにはやはり色々条件があると思います。

鳴りの鋭さであり、反応の良さであり、キャラクターがしっかりあり、、というようなことがあると思いますが、14万中期なら何でもいいというわけではありません。

サンボーン氏と数年前も楽器を取りあった経験からすると、楽器の反応全般の良さに加え、キャラクターもしっかりあるものが好まれるようです???

さて、今回の楽器はどうでしょうか?

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非常にきれいな楽器ですね。

まず色ですが、あまりキャラクターが強い楽器ではなく、恐らく暗めというよりは、パリッと鳴ってくれながらどこか14万初期の角が取れた響きがあるでしょう。

そして、写真では不鮮明ではありますが、オリジナルのパッドらしきものもいくつか見えます。おそらくこの楽器はオーバーホールはされておらず、オリジナルのセッティングと思われますが、それにしてもキーが低いですね。

私の楽器も相当低いのですが、一般的にはソプラノ程度しか開いていないような印象で、鳴りはどちらかといえば抑え気味のはずです。それでも、かなりの音量が出るのでこの14万台は不思議ですね? 

あまり面白そうな楽器ではありませんが、癖のない14万中期が欲しい人にはいいかもしれません?

 

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フラセル アルト 18万4千 シルバー Low A

今日はフラセルのLowAアルトのシルバーです。

LowAアルトは主に60年代後半から多くつくられ、70年代中期までに絶滅しましたが、今回はその絶頂期の楽器です。フラセルでシルバープレート仕様で、シルバープレートはLowAとしては珍しいですね。

シルバープレートはなくはありませんが、数からいえば相当本数は少ないので売りに出されるのは10年に1度ほどしか見かけません。

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敢えて磨いていないのでくすんだままです。

F#も付いていますが、フラセルはF#付きが多いですね。

LowAアルトは、管が長いが故に相当音がモコモコしてきますが、このくすんだシルバーならさらに抜けない音がすることでしょう。

かなり珍しいですがこんな楽器欲しい人はいないだろう、、、と思っていたら、すぐに売れてしまいました。物好きな方もおられるということですね?

ちょっと個性的な楽器が欲しい人にはたまらないということでしょうか?

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(たくさんのレビューをいただきました)

Adlibschoolspeciallessonba

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アメセル テナー 6万9千6百

最近楽器が売られているのを、とんと見かけなくなりました。

海外のオークションでマークシックスと打つと、5ページも6ページもあったのに、いまは2,3ページでそのほとんどが関係ないものが上がってきますね。 あっても中後期がほとんどで、5桁なんかは法外な値段のものが1つ、2つあるくらいで、全然面白くありません。

さて、そんな中で、現在売られている初期のシックスで、恐らく唯一現実的な値段がつけられている楽器が今日の楽器です。

この楽器屋も20年ほど前までは、7,8ページめぼしい楽器が並んでいましたが、今では、オリジナルの5桁のテナーが1本、、、それも数か月したらやっと入荷するようなそんな状況で、久しぶりに6万台が入りました。

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非常に暗い色をしていて、6万9千にしては珍しい色ですね。 写真によってはちょっとグリーンっぽい色合いにも見えるものがありますが、色的には9万中期のイメージに近い色です。 珍しいなと思ってよく見ると、、、彫刻も少し埋まっているので、ちょっと怪しい感じがします。

購入して4,5年たって、1961年くらいにリラッカーした楽器という感じでしょうか?

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一応、オリジナルとして売られていて、1万3千ドルですね。 このようにオリジナルとして購入して、日本で委託品で売られて、購入して修理に持っていくと、リラッカーですね、、、という事案が相次いだこともここ10年では多くありました。

大体、有名店に持っていくと、まず色でばれる、、、わけですが、割とこれはわかりやすい事例かなと思います。

とはいえ、楽器としては、古いいい色のラッカーがついているので、音色を損なうことはないでしょう。

しかし、オリジナルラッカーの値段で買うのは非常に怖い楽器です。

 

 

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アメセル テナー 11万8千9百 ザッパバンド

今日は、フランクザッパのバンドで使われていたというテナーです。

具体的に誰がどの時代で使っていたというのはわからないのですが、ああいう音楽に合わせるサックスはこのあたりだろうなと納得のいく番台です。

13万台からはあまり枯れた感じが無くなってしまい楽器が重くなりすぎるので、実質この12万を超えたあたりまでがヴィンテージセルマーの面白いところといえます。

モダンジャズ(=ビバップ、ハードバップ)あたりを考えたときには5桁が時代的にも王道となりますが、それ以降の70年代、80年代のサックス音色といえば8万あるいは9万以降の音がフォーカスした中に暗さがある楽器が、王道の音色といえるのではないでしょうか?

この楽器は、その意味ではその時代にまさにぴったりの楽器といえます。

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11万も色々な楽器がありますが、この楽器はあまり暗くない、カラッと暗すぎない音が鳴りそうな楽器ですね。 5桁と異なるところは、まず、低音のしっかりした感じですね。 5桁はいい意味で、低音が丸く気が抜けた感じになりますが、9万台以降は低音がゴリっとなってくれるのが正に70年代という感じです。

そして、やはり音の輪郭がはっきりあるのも、この時代の特徴です。 音を視覚化したときのイメージは、5桁、、特に初期のシックスなどはグラーデーションのような曖昧な感じですが、この時代ははっきりとした輪郭があり、そしてその大きさも5桁初期よりは大きいといえます。

さらに重要なのは、音の中心部のフォーカス。 これがマイク乗りに重要な要素となるので、あのブレッカー氏をはじめとするような、ポップな録音されたテナーの音を行くにはこのような楽器が最も向いているといえます。

その反面???、ややジャズ的なフィーリングもまだ残っているので、少し派手になりがちだけどジャズもできるというまさに、万能な頃の楽器です。

今は5桁の需要が高いですが、かっこいいサックスの音色として今後この9~12万あたりの音色が珍重されて、需要が高まっていくだろうと私は勝手に思っています。

この楽器がおススメというわけではないですが、こういう音楽のサックスの音色が好きでジャズもやりたい人には、この番台を探されるといいでしょう。

 

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