カテゴリー「Mark 6」の記事

アメセル アルト 14万4千0百

今日は王道の14万台アルトです。14万4千というと、いわゆるサンボーン先生の好みそうなシリアルですが、それにはやはり色々条件があると思います。

鳴りの鋭さであり、反応の良さであり、キャラクターがしっかりあり、、というようなことがあると思いますが、14万中期なら何でもいいというわけではありません。

サンボーン氏と数年前も楽器を取りあった経験からすると、楽器の反応全般の良さに加え、キャラクターもしっかりあるものが好まれるようです???

さて、今回の楽器はどうでしょうか?

202105112 202105119 202105113 202105115 202105114 2021051110 202105111 202105117 202105116 2021051111

非常にきれいな楽器ですね。

まず色ですが、あまりキャラクターが強い楽器ではなく、恐らく暗めというよりは、パリッと鳴ってくれながらどこか14万初期の角が取れた響きがあるでしょう。

そして、写真では不鮮明ではありますが、オリジナルのパッドらしきものもいくつか見えます。おそらくこの楽器はオーバーホールはされておらず、オリジナルのセッティングと思われますが、それにしてもキーが低いですね。

私の楽器も相当低いのですが、一般的にはソプラノ程度しか開いていないような印象で、鳴りはどちらかといえば抑え気味のはずです。それでも、かなりの音量が出るのでこの14万台は不思議ですね? 

あまり面白そうな楽器ではありませんが、癖のない14万中期が欲しい人にはいいかもしれません?

 

tomosax.net

 

| | | コメント (0)

フラセル アルト 18万4千 シルバー Low A

今日はフラセルのLowAアルトのシルバーです。

LowAアルトは主に60年代後半から多くつくられ、70年代中期までに絶滅しましたが、今回はその絶頂期の楽器です。フラセルでシルバープレート仕様で、シルバープレートはLowAとしては珍しいですね。

シルバープレートはなくはありませんが、数からいえば相当本数は少ないので売りに出されるのは10年に1度ほどしか見かけません。

2023105051 2023105052 2023105053 2023105054 2023105055 2023105056 2023105057 2023105059 20231050510

敢えて磨いていないのでくすんだままです。

F#も付いていますが、フラセルはF#付きが多いですね。

LowAアルトは、管が長いが故に相当音がモコモコしてきますが、このくすんだシルバーならさらに抜けない音がすることでしょう。

かなり珍しいですがこんな楽器欲しい人はいないだろう、、、と思っていたら、すぐに売れてしまいました。物好きな方もおられるということですね?

ちょっと個性的な楽器が欲しい人にはたまらないということでしょうか?

tomosax.net

 


 

(たくさんのレビューをいただきました)

Adlibschoolspeciallessonba

| | | コメント (0)

アメセル テナー 6万9千6百

最近楽器が売られているのを、とんと見かけなくなりました。

海外のオークションでマークシックスと打つと、5ページも6ページもあったのに、いまは2,3ページでそのほとんどが関係ないものが上がってきますね。 あっても中後期がほとんどで、5桁なんかは法外な値段のものが1つ、2つあるくらいで、全然面白くありません。

さて、そんな中で、現在売られている初期のシックスで、恐らく唯一現実的な値段がつけられている楽器が今日の楽器です。

この楽器屋も20年ほど前までは、7,8ページめぼしい楽器が並んでいましたが、今では、オリジナルの5桁のテナーが1本、、、それも数か月したらやっと入荷するようなそんな状況で、久しぶりに6万台が入りました。

202011175 202011178 202011176 2020111710 202011177 202011179 202011174 202011172 202011173 2020111712

非常に暗い色をしていて、6万9千にしては珍しい色ですね。 写真によってはちょっとグリーンっぽい色合いにも見えるものがありますが、色的には9万中期のイメージに近い色です。 珍しいなと思ってよく見ると、、、彫刻も少し埋まっているので、ちょっと怪しい感じがします。

購入して4,5年たって、1961年くらいにリラッカーした楽器という感じでしょうか?

202011177n

一応、オリジナルとして売られていて、1万3千ドルですね。 このようにオリジナルとして購入して、日本で委託品で売られて、購入して修理に持っていくと、リラッカーですね、、、という事案が相次いだこともここ10年では多くありました。

大体、有名店に持っていくと、まず色でばれる、、、わけですが、割とこれはわかりやすい事例かなと思います。

とはいえ、楽器としては、古いいい色のラッカーがついているので、音色を損なうことはないでしょう。

しかし、オリジナルラッカーの値段で買うのは非常に怖い楽器です。

 

 

tomosax.net

| | | コメント (0)

アメセル テナー 11万8千9百 ザッパバンド

今日は、フランクザッパのバンドで使われていたというテナーです。

具体的に誰がどの時代で使っていたというのはわからないのですが、ああいう音楽に合わせるサックスはこのあたりだろうなと納得のいく番台です。

13万台からはあまり枯れた感じが無くなってしまい楽器が重くなりすぎるので、実質この12万を超えたあたりまでがヴィンテージセルマーの面白いところといえます。

モダンジャズ(=ビバップ、ハードバップ)あたりを考えたときには5桁が時代的にも王道となりますが、それ以降の70年代、80年代のサックス音色といえば8万あるいは9万以降の音がフォーカスした中に暗さがある楽器が、王道の音色といえるのではないでしょうか?

この楽器は、その意味ではその時代にまさにぴったりの楽器といえます。

202011162 202011168 202011165 202011166 202011161 2020111611 202011163 202011164 202011169

 

11万も色々な楽器がありますが、この楽器はあまり暗くない、カラッと暗すぎない音が鳴りそうな楽器ですね。 5桁と異なるところは、まず、低音のしっかりした感じですね。 5桁はいい意味で、低音が丸く気が抜けた感じになりますが、9万台以降は低音がゴリっとなってくれるのが正に70年代という感じです。

そして、やはり音の輪郭がはっきりあるのも、この時代の特徴です。 音を視覚化したときのイメージは、5桁、、特に初期のシックスなどはグラーデーションのような曖昧な感じですが、この時代ははっきりとした輪郭があり、そしてその大きさも5桁初期よりは大きいといえます。

さらに重要なのは、音の中心部のフォーカス。 これがマイク乗りに重要な要素となるので、あのブレッカー氏をはじめとするような、ポップな録音されたテナーの音を行くにはこのような楽器が最も向いているといえます。

その反面???、ややジャズ的なフィーリングもまだ残っているので、少し派手になりがちだけどジャズもできるというまさに、万能な頃の楽器です。

今は5桁の需要が高いですが、かっこいいサックスの音色として今後この9~12万あたりの音色が珍重されて、需要が高まっていくだろうと私は勝手に思っています。

この楽器がおススメというわけではないですが、こういう音楽のサックスの音色が好きでジャズもやりたい人には、この番台を探されるといいでしょう。

 

tomosax.net



 

 

| | | コメント (0)

ブリセル? マークシックス アルト 17万8千 特別注文 銅材? 

今日は珍品のフラセルマークシックス、17万8千台です。

この楽器は、香港でオーダーされ、ロンドンから香港に卸された楽器です。

この楽器にはいろいろ気になる点があるのですが、まず、その色です。 ベルの中の色は完全に銅に見えます。 他のラッカーがはがれた部分も、ヤナギサワの992のように見えますので、これはおそらく真鍮の中でも銅材といわれるものを使っているのではないかなと思います。

ちなみにヤナギサワの992(WO02)はラッカーそのものに色がついていて、剥がしてみるとこういう色よりはやや薄く、これはヤナギサワの銅材よりもさらに銅が多いようなそんな感じがします。

 

2020111014 2020111011 2020111010 202011108 202011107 202011106 202011105 202011104 202011102 202011101

2020111015 202011103

そしてもう一つ気になるのは、彫刻がなんか違う、、、いわゆるブリティッシュ仕様の楽器となっています。 ブリセルはもっと古い時代には亜種としてカナダ周りの楽器など散見されますが、あまりこの時代はブリセルを見ることは少ないので珍しいですね。

彫刻がなんか違う、、、太い、、などとという報告が多いですが、これはまさにそのもの、、といった感じに見えます。 この鼠色のケースも特徴的ですね。 こういうケースの中期フラセルはブリセルの可能性あり、、ということで、むしろそういうところに目が行ってしまうのが悲しいところです。

恐らくかなりこだわって特注したことと思いますが、それが何故香港からなのか、ということがとても興味深いですね。 その当時からレッドブラスにこだわって作らせるとなると、シリーズ1を先取りしているわけで、これを特注した人は意外に伝説のサックスマニア、、あるいは、預言者かもしれません。

このような楽器を初めて見かけましたが、このケースを頼りにもう少し探索してみたいと思います。

 

 

tomosax.net

 


25textbannerkokorogu

以前にご購入の方は、ツーファイブ講座を無料で第4版にアップグレードします。240分にもわたる動画の説明がつきました。

 

| | | コメント (0)

アメセル アルト 16万1千2百 ネルソンランジェルさんの楽器

今日は、ネルソンランジェルさんの所有物だったアメセルアルト16万1千台です。

 

ネルソンさんは、1980年代中期あたりから頭角現し始めたフュージョンプレーヤーで、初期のほうにGBPレコードからたくさん傑作を残されましたね。

 

その当時はあまり日本にいらっしゃることがなかったので知名度はそんなに高くなかったかもしれませんが、サンボーン先生とは違ったデュコフ的ARBサウンドで、アメリカでは著名なフュージョンプレーヤーです。

 

そんなネルソンさんが所有していた、まさにフュージョンをするための?アメセルが売りに出されています。

 

202010314 202010315 202010316 202010317 202010318 202010311 202010312 202010319 202010313 2020103111

14万台を基準に考えたときの16万台ですが、傾向として鋭さの角が取れてちょっと丸みがあり、マイルドになった頃ということができます。

 

ボリュームも14万項よりは少し抑え気味な感じで、14万のズバズバ感が弱まっている分ジャズ的にも弾けるあたりです。

 

この楽器は、音はかなりフォーカスされているということですから、16万の中でもやはりズバッと14万を感じさせるフィーリングがある楽器なのでしょう。

 

ネルソン先生は、デビュー初期の時点では私の記憶ではすでにヤマハを使っておられたので、それ以降に使われたものかもしれませんし、ヤマハ以前かもしれませんが私にはわかりません。 つまるところはウッドストーン使っているから、もういらないということですね。 

 

楽器としては、やや暗い色味に見えますので、それなりに暗い色がしてジャズも十分行けそうです。 ネックがちょっとつぶれていますが、やはりあの構え方はネックにはよくないということですね?

 

コンディションはさておき値段も市場価格よりは抑え気味で、フュージョンもできるジャズホーンを探している人にはまさにうってつけ。 そういうスタイルでなくとも、ちょっと買っておこうかなと考えてしまうネルソン先生の所有物。

 

すぐ売れてしまいそうですね?

 

tomosax.net

 

 


 

Lessonnbannernew2(レビューをたくさんいただきました、商品ページの下部で見ることができます)

 

 

 

 

| | | コメント (0)

アメセル バリトン 10万4千7百

今日は、アメセルバリトン10万4千代です。

 

アメセルのバリトンも、時代を経るごとに強くなっていきますが、10万台ともなるとテナー同様、少しずつしっかりと張りのある音が出てきます。

そこで重要となるのは、キャラクターでしょう。

今回のものはテナーでは11万辺りによくみられる色で、この辺りの”アタリ”の楽器の特徴的な色です。 非常にキャラクターが濃く、いい音色が楽しめます。

 

202009107 2020091010 202009103 202009104 202009102 202009101

202009108 202009107

 

オリジナルのパッドも残っていますね。 このラッカーの特徴は、カラッとしていながらも、黒光りしたような張りのある音があり、そのバズの中には怪しいつややかさがあるところです。

 

バリトンですから、弾く音をゴゴゴゴ、、、と鳴らしたときに、パサパサした枯れた暗さでなく、はっきりとした音色の中に、黒光りするような艶やかさがあるでしょう。

 

またテナーでは、暗い中にしっかりとした音の張りと輪郭が感じられ、音の立ち上がりも軽いですね。 そして、フラセルのようなモッとなるような感じでなく、カラッと軽快に鳴ってくれます。

 

強い強いキャラクターと、反応、音の立ち上がりの良さ、、、まさに、オールランドプレーヤーといったところです。 さすがにすぐに売れてしまいましたね。

 

フルバンドでも、しっかり音の重さを支えながら、速いパッセージも小回りが利いて良さそうです。

 

 

tomosax.net



 

| | | コメント (0)

アメセル テナー 6万6千2百 ジョーフラム先生の楽器

今日は、アメセル6万台6千台、ジョーフラム先生の楽器です。 ジョーの楽器を見るのは、3本目くらいでしょうか? ジョーは割と楽器やマウスピースを頻繁に代えるので、彼の関連商品は多く出回っていますね。

 

大体、6万台が中心で、5万後半の楽器が中心ですから、ちょっと弱めのシックスがゴリゴリ鳴るのが好きなんだと思います。

 

今回の楽器は、かなり使い込まれていて、ネックもちょっとつぶれたような跡があり、コンディション的にはそんなに良くはありません。

 

202008307 202008308 202008309 2020083010 202008303 202008302 202008301 202008305 202008306

 

キャラクター的には、やや暗めの6万中期だと思いますが、それが使い込まれることでパリパリ、ゴリゴリ鳴るような感じですね。

 

確証はありませんが、以下の演奏の楽器に見えるような気がします。

 

 

非常に均一で安定していますね。 彼の売りに出した楽器は、上から下まで均一な楽器で、安定している楽器を好んで選んでいるように見えます。 ですが、録音が悪いせいもあって、いつもの迫力は聞き取れませんので、どのくらい大きく強く鳴る楽器かはわかりません。

 

最近はSBAを使っていたりすることもあり、楽器はたくさんお持ちでうらやましいですね???

 

かなりが楽器にはこだわりのある方なので、しっかりとした安定した楽器であることは間違いないでしょう。 

 

100万ちょっとで買えるし、個人的にいい楽器が欲しい人はおススメです。

 

tomosax.net

 

 

 

 

 

 

| | | コメント (0)

アメセル テナー 13万4千台 ヴァリトン ネックについて

今日はアメセルテナーの13万4千台です。

 

元々Varitoneがついていたもので、取り外されています。

 

この楽器は、1966年製の楽器でがっちりVaritoneがついていたので、まさに最初の数本ということになります。

 

さて、私も気づかなかったのですが、このヴァリトン付きの楽器には少し異なる仕様のネックがつけられていたようです。 この13万台のネックともなると、かなり形が張っていて太いネックなのですが、ヴァリトンがインストールされた楽器には、もう少し細めの8万、9万あたりのようなデザインのネックがついています。

202008277 202008278 202008271 202008274 202008275 202008276 202008272 202008273

 

確かに、通常の13万台のネックよりはほっそりとしたネックがついています。 まず13万と9万あたりのネックの違いですが、13万のほうがしっかりして、音も太さがあるようながっちりした感じで、9万のほうがコンパクトで音がまとまるような感じ、馬力は9万のほうが相対的に弱いけど、スムースな心地よさがありますよね?

 

恐らく、ヴァリトンを付けるにあたって、音のまとまりのほうがあったほうがマイク乗りがいいとか、そういう明確な理由があるんだろう、、と思います。まあ、アメリカですから適当につけただけただけかもしれませんが、、、

 

2020082710

しかし、ピックアップの跡は非常にきれいに修復されていて、驚きですね。

 

この楽器は、ハリーコニックジュニアのバンドで演奏していた、リストンジョンソンさんが使っていた楽器だそうです。 80年代あたりの映像を確認するとこの楽器が見れるかもしれません。

13万台4千ともなると音色はゴリゴリしてきますので、5桁のフィーリングはほぼなくなっている、、といってもいいでしょう。 音の暗さは多少はありますが、この後に続くしっかりした鳴りの幕開け的な楽器で、後のものと比べると音の軽さなどが感じられていいでしょう。

そのネックのおかげで通常の13万よりはゴリゴリ感が弱まっているでしょう。

 

tomosax.net

 

 

 

 

 

 

 

 

| | | コメント (0)

フラセル ソプラニーノ 20万3千台 彫刻付き!

今日はフラセルのソプラニーノ、20万3千台のミントコンディションです。

 

1972年製でまあまあ古いのですが、ほとんど使われていないらしく、ほぼ完ぺきなコンディションです。

パッドも見えるものはほとんどオリジナルですね。

 

この楽器は、ポール ハーヴェイさんというイギリスの大学で教えていた人も持ち物だったものだそうです。

やはり、大学などで教える、、、など、そういう理由でもないと中々ソプラニーノには手を出さないと思いますが、それでもほとんど使う機会がないのがうかがえるほど、きれいなコンディションです。

 

202008269 202008268 2020082610 202008262 202008263 202008261 202008264 202008265 202008266 202008267

 

なんと、彫刻がついていますね? ソプラニーノには、彫刻がついていないものがほとんどですので、意外に珍しいように思います。

 

設計図がないゆえに、ソプラノはかなりデザインが年代を通じて異なります。 楽器の絞り方がかなり異なるので、高音の反応などもかなり変わってきますね。 ソプラニーノも古い時代や近代のものを色々見比べると、かなり形が異なって見えます。

この楽器は、割と太くなってきたもののように見えるので、高音は、もっと古いものよりは安定して弾けるでしょう。

 

私はソプラニーノには縁がないのであまり違いには詳しくありませんが、現代のものに比べるとかなり軽めで、からっとした音がするでしょう。

 

ソプラニーノビンテージとしては、中々の出物で、使う人にはかなり戦力になるでしょう???

 

彫刻があるとかっこいいですね???

 

ですが、90万という値段が高いのか安いのか?、、ちょっとわかりかねます、、、

 

tomosax.net

 

 

 

| | | コメント (0)

より以前の記事一覧