カテゴリー「Mark 6」の記事

アメセル テナー 6万3円1百

今日はアメセルテナーの6万3千1百台です。

モデルチェンジした直後ですね。

6万台の中ではかなり軽めのほうでしょう。

さて、この楽器はすべてがかなり完全な状態で残っています。

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ついうっかり違うほうに目が行ってしまいました。
あのリガチャーはセルマーのリガチャーの中でも最もバランスがよく、暗い音となりのバランスが最高なやつですね???

ねじの頭の形を覚えておくといいかもしれません。
そしてマウスピースはおそらく中の段が適当に削られているやつです。

その後のショートシャンクは抜けない感じですから、まあまあいい時代のショートシャンクです。
楽器と関係ないほうに目が行きましたが、やはりキーはかなり低くセットされていますね。

ラッカーは明るめなので、割とパリッとなるかもしれません。

値段は2万5千で意外に法外ではないな、、、と思いましたが、日本ならさておき海外なら目玉が飛び出るような金額です。

買ってもオーバーホールするにはややもったいないですし、中々使いにくい楽器ですね???

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アメセル アルト オーナメントネック

今日はアメセルアルトのオーナメントのネックです。

このネックのロゴのデザインがSが二つ重なったようになっているネックは、5万5千の最初期のシックスと、やや間をおいて5万6千終わり?から5万7千の少しだけに現れるようです。
ということはこのネックは5万5千か、5万7千あたりのどちらかのシリアルがついているはずですが、色的には5万7千にあるような感じに見えます。
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さて、このネックの特徴ですが、ロゴのデザインによってそんなに音色は変わらず、あくまでも初期のマークシックスのネックいうことになります。
特に、やや細見でパワーがないのが特徴ですね。


中後期のネックと比べると、同じ感じで吹くと詰まるがある代わりに、後のネックほどはびやーっと行かず落ち着きがあります。


さてこのネックをどのように使うかですが、セブンやシリーズ2には全く合わないでしょう。
付けると鳴らなくなって調子が悪くなったように感じると思います。


中後期にも同じようなことが言えます。
逆にSBAにつけると、音に輪郭が出すぎて、あるいは音が太くなりすぎてSBAの音色ではなくなってしまいますね。

というわけでこのネックが合いそうなのは、せいぜい8万台くらいではないでしょうか?
それ以上だと楽器が鳴らなくなりすぎてしますので、6万、7万台で少し味を濃くして、音色重視のほうを向きたいときにこのネックはやくに立つでしょう。
ですが15万円は効果の割には高すぎるような気がします、、、、、


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アメセル バリトン 6万1千9百4十 LowA

今日はアメセルの6万1千9百台です。

アメセルバリトンでLowAのものは、それなりにはあるのですがアルトやテナーほどは見かけません。

今回のものは6万初期でBbベルも多かった時代ですから、LowAを見かけるのは久しぶりのような気がします。

アルトやテナーは6万2千から本当の意味でのマークシックスのデザインになりますが、バリトンはこのあとの6万2千あたりからデザインが変わるかどうかは確認できていません。

バリトンはテナーよりも後にマークシックスになったように記憶しているので、この楽器はそういう意味ではかなり初期のマークシックスバリトンということになります。

それゆえ6万2千を超えてシリアルの字体が変わっても楽器の目に見えるようなデザインは変わっていないかもしれません。

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銅が多いのかかなり緑青がついていますね。

それにしても6万台らしくいい色をしていて、テナーであればちょうどいい暗さですね。
この時代のバリトンを持った瞬間にわかりますが、楽器そのものが相当軽いですね。

そして現代の楽器のようにバリバリ鳴らずに丸い音がします。
そして反応も速くとても気持ちよく吹けます。

どうしても現代の楽器は明るめにバリバリ鳴る側に振れてしまうのでテナーや特にバリトンはアメセルのような暗く散った音色が心地よく聞こえます。

その意味ではこの楽器はテナーの同じような楽器よりははるかに希少性が高いでしょう。

バリトンファンにはぜひお勧めしたい楽器ですね???
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アメセル アルト 6万7千4百

今日は6万台7千のアルトです。

SBAを抜けて6万台にはいり、やっとマークシックスらしく太くなってきた頃の楽器ですね。

一生懸命吹いてもあまり音ベルから抜けず、押すとすぐに詰まってしまうのがこのあたりの特徴で、あの抜け切らない音が本当にビバップ的な音でいいですよね?

さて、その中でも色合いによっていろいろなキャラクターがあるのですが、これは明るめで艶っぽい音がしそうですね。

さて、この楽器斬新なことに、楽器本体のシリアルのあたりに、著名人のサインが彫られています???

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誰のサインかというと、ファーガソンとアルトゥーロサンドバル、、、、って、トランぺッターやないかい、、、、と突っ込みを入れたくなりますね。

あとあまり有名でない人のサックス吹きのサインもあります。

私が想像するにファーガソンビッグバンドの演奏を見に行って、ロッキーのテーマとか生で聞いちゃって、たまたま楽器を持っていたからサインをしてもらっちゃった、、、ということでしょう。

楽器に有名人のサインをしてもらうパターンは初めて見かけたような気がします。

恋人の名前の入れ墨を入れちゃうパターンに近いと思いますが、楽器の場合は傷がいきすぎると鳴りが悪くなるのでやめたほうがいいですね?

楽器にサインが入っていることに何の意味があるのか?良くわかりませんが、いいイメージよりも悪いイメージなのは私だけでしょうか?

6800ドルでそれなりにお値段もしています。

もし自分の楽器にサインをもらうとすれば皆さんは誰のサインですか???

他人の名前入れると、、、たとえばブレッカーとか入れるとその人の所有の楽器みたいでなんだか変ですよね???


いれないけど、やっぱり入れるなら所有者の名前がいいように思うのは私わけでしょうか???

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ボブバーグ先生の楽器が850万円???で売りに出されている件?

さて今日は、最近の中で最も”それは高すぎるだろう、、、”と思った案件です。

ボブバーグ氏の楽器で、ピカピカのアメセル5万7千台ですが、7万5千ドル、、、、日本円だと850万弱くらいでしょうか?

まずボブバーグ氏ですが、70年代より頭角現し、ホレスシルバーやシダーウォルトンのバントで活躍したハードバップ系からモダンなフュージョン的なサウンドまで幅広く活躍した方でした。

惜しくも2000年代初頭に交通事故、、、NJで対向車線からの大きな車とぶつかって亡くなられた、、と聞きましたが、その訃報をアメリカにいるときに聞いた時に大きな衝撃を受けたことを今でも覚えています。

さて、そんなボブバーグ先生ですが、70年代はマークシックスにSBAのネックをつけて、非常に近い個性的な演奏をされていたかと思うと、80~90年代はマークシックスを使っておられたようなイメージです。
今回の楽器をいつ使っていたかは私はわからないのですが、おそらくサブ的な楽器だろうと思います。
90年代あたりは結構使い込まれた楽器を持っていたと記憶しているので、サブか亡くなる直前に使っていたような出番が少なかった楽器でしょう。

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とてもきれいな楽器ですね。

5万7千台は通常は暗い濃い色をした楽器なのですが、やや明るい色なので、これは5万6千のシリアルに近いものだと思います。

即ち、最初期マークシックスのイメージで、ビバップホーンでしょう。

この楽器を吹いた人によれば非常によく鳴る楽器だそうで、おそらく反応の速いズバッと鳴る楽器でしょう。

彼の晩年のスタイルだと明るめのサウンドですから、そういう楽器で、でもキャラクターもそれなりにある楽器を求めるのはよくわかります。

ということは、ハンクモブレー的な趣向の楽器ではないでしょうから、やや明るめの8万台あたりが好きな人が買うとイメージにあうでしょう。

このくらいの楽器なら通常は2万~2万5千あたりが相場でしょうから、3倍の7万5千ドルはちょっとやりすぎですね?
もしこれが、SBAのネックの付いたあの楽器ならそれなりの引き合いはあると思いますが、ちょっとサックスの値段としては法外ですね???

さて誰が買うのでしょうか???


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アメセル テナー 19万1千

今日は19万1千のアメセルテナーです。
最近もこのあたりの番台のアメセルを吹きましたが、やはり中期になると音がフォーカスしてしまうので音色的な魅力が薄いですね。

さて、この時代にはウソかホントか?カタログにExtra Engravingのオプションがあったそうです。
あったという人と、そんなものはなかった、、、という人がいるので本当のところはわからないのですが、今回の楽器はそのオプションで彫られた彫刻とのことです。

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このような彫刻は初めて見ますが、ゴールドプレートの彫刻とも少し違うし、それっぽいような違うような変な感じですね?

私が思うに、余分な彫刻は彫った部分が明るく見えます。

気のせいかもしれませんが、もしそうなら彫刻は後で彫ったということになり、オリジナルのオプションではないということになります。

彫刻があったからどういうわけではありませんが、一応オリジナルのオプションでレアものとして売られているので、かなり怪しい感じがしますね?
他にこのようなものがあるか注意して見る必要がありそうです。


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アメセル アルト 5万8千3百

今日はアメセルアルトの5万8千台です。
初期のマークシックスアルトですが、5万台のアルトもいろいろなキャラクターがあってとても面白ですね。

通常は暗いグリーンラッカー的な色合いが多い5万7,8千ですが、今回の楽器はかなり明るめでよくある重たい暗い音色よりは、カラっとした音色で鳴ることでしょう。

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よく見るとU字管を離した跡がありますね。凹みを直したということでしょうから、やっちゃったのかもしれません。

さて、このあたりの楽器は多少の個性のばらつきはあるにせよ、こもった、面白い音がします。

SBAは音が細いのですが、マークシックスになると音の太さが出ますよね。太さと同時にこもったような音になりますが、それをフルパワーでふかし気味に吹く、、、でも、音は大きくない、、、みたいなのが特徴です。

NYメイヤーなどつけるとルードナルドソンのような音がします。

丸みのある温かみを感じさせる音ですが、ボリュームがないので、よく響く小さなハコでないととが埋もれてしまうので、そこが大きな欠点です。

さて、この楽器はそのような中でも明るめの楽器でしょうから、ちょっとエッジがあってパリッとするでしょう。

ということは、明るいマウスピースをつけると味が薄まりますから、暗めのマウスピースを使っている人が合わせるとこの楽器の良さを引き出せそうですね。

修理跡がちょっと残念な楽器です。

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アメセル テナー 8万7千6百

今日はアメセルテナーの8万7千台です。

最近も8万台の購入に立ち会うことがありましたが、やはり8万台には8万台の良さがあることを再確認できました。


その模様は楽器の選定の動画としてすでに公開を終了していますが、みなさん口をそろえて言うのは、いい楽器はシリアルにかかわらず同じものを選ぶということです。
即ちいいものはシリアルが何であれいいもので、6万台探している人でも8万台ですごいのが見つかったら、まあまあの6万よりは8万を買うということです。

購入した8万3千台は反応や8万台の特徴もさることながら、しっかりとしたキャラクターがあったことが重要な要素でした。


楽器そのものはまだまだ売りに出されていますが、中々購入の決め手に欠けることが多いのも事実です。さて、今回の楽器はどうでしょうか?

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8万台にしては明るめの楽器で、音色もそんなに暗い音はしないはずです。

加えてパッドはさておき重たそうなレゾネーターがついているので、余計にバリバリ鳴ってキャラクターが味的に弱まりそうだな、、、と思っていました。

と、思ってデモ音源を聞いてみたらその通りでした、、、

音色的にはレゾネーターのせいで8万よりはもう少しフォーカスした音色、、13万くらいといってもいいかもしれません。

となればこの楽器の持ち味は楽器の軽さのみになってしまいますから、購入するには決め手に欠けますね?

中々皆さんが欲しい”いい楽器”というのは、表には出てこないか、出てくる前に売れるようです、、、
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アメセル ソプラノ 7万9千台7百台

今日は非常に珍しいアメセルソプラノ7万9千台です。
昔はアメセルソプラノなんてほとんど見かけることはありませんでしたが、世界中の売り物を見れるようになったので、それなりに見ることはできるようになりました。

アメセルソプラノも珍しいながらも一定量製造されていたようですが、特に8万、9万あたりが多く、7万台はあまり見たことがありません。

今回のものは極上コンディションで、パッドもそのほとんどがオリジナルでオリジナルの凛々しいメタルのレゾネーターが入っています。

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7万台らしいちょっとグリーンっぽい色をしてます。
写真はかなり明るめに撮っていますから、実際に見るともっと暗い色に見えるでしょう。

アルトやテナーでも7万中期からこのような色が多くみられますが、この楽器も非常に暗い音がすることでしょう。

華やかさのない、ちょっとこもったような詰まったような、でも甘さのある不思議な音がすることでしょう。

キャラクター重視の人には非常にお薦めな楽器です。

こういう楽器はそうは見かけませんから、次に手に入れるチャンスが巡ってくるのは一体いつででしょうか???

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アメセル アルト 14万2千1百

今日はアメセルのアルト、14万2千台です。

やはりアルトの人は、ただ14万台ということではなく14万何千か、、ということに非常に強いこだわりがある人が多いですね?

2千番台は14万台としてはやや弱いながらも、14万後期のような直線的な響きではなく、ややこもったようなモッとした響きが特徴です。

2千くらいだ暗い色をしたものもありますが、これはそんなに暗くないので、スバッとは鳴るでしょうが音の張りは後期よりは弱く、やわらかい音がするでしょう。


私はこの楽器は当たりの楽器だと思います。当たりだとどうなるかというと、同じくらいの番手よりも気持ちよく反応し、よく管が震えている感じがあるでしょう。
もしこの写真を見て私と同じ気持ちになる人は、今までビンテージの楽器を数百本吹いているような人であることが多いでしょう、、、


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コンディションはかなり良さそうですね。


音量は14万としてはさほどでもないでしょうが、それなりに強く鳴ってバランスがいいのが特徴ですね。ドジャズにも後期よりはこのあたりの番手のほうが向いているでしょう。

さて、私が注目したのは、材質、、、この楽器は非常に銅が多いことが見て取れます。
ラッカーが少しはがれているところが銅っぽい感じが見えるのと、特に以下の写真のEbのトーンホールでは
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青錆がついていて、この楽器が銅が多いことが見て取れます。
銅が多いということ楽器の重量も通常の楽器よりは重く感じるはずです。

ヤナギサワがブロンズモデルを作るように、銅が多いとよく鳴る楽器ができます。銅がすくないと軽く輪郭のあるパリッとした感じに鳴りますね。

私が今までいてきた楽器でずば抜けた反応、鳴りを持つ楽器は、この楽器のように銅の組成が多いものがほとんどでした。

この楽器も期待できそうだな、、、と思っています。
一度に一本の楽器しか吹けないので複数持っていてもしょうがないのですが、もし口が二つあってもう1本楽器が必要ならこういう楽器を買っていることでしょう。
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