カテゴリー「Mark 6」の記事

アメセル ソプラノ 10万7千台

今日はアメセルのソプラノ10万7千台です。

まずアメセルのソプラノで最も気をつけなければいけないのは、フラセル彫刻なしに後からアメセル風彫刻を足したものです。

一時期それらしいものが多く出回っていましたね。

基本的には、アメセルのパッドが残っていれば見た目ではアメセルと判断がつきますが、今回のようオーバーホールされてしまうと写真だけ判断することは難しいでしょう。

アメセルのソプラノとして見かけるのは丁度この10万辺りまでで、それ以降は私自身は見たことがありません。

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アメセルにしては色が薄いようにも思いますが、このように暗めに写されると微妙な見え方ですね。

また後から彫刻を彫った場合はちょっと太くなりがちですが、そういう意味ではオリジナルに近い彫刻のように思います。

私もアメセルのソプラノを何本も吹いたことがありますが、キャラクターというかフィーリングはフラセルと結構違うので、吹けばアメセルかどうかはすぐにわかると思います。

このように写真だけで判断するのは難しいのですが、本物だったら中々きれい過ぎるコンディションでいいですね。


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フラセル ソプラニーノ 10万5千9百

今日はソプラノニーノの10万5千台です。

ソプラニーノが本数が少ないことは言うまでもありませんが、この時代のソプラニーノが市場に出てくることは稀です。

さらには今回のソプラニーノはシルバーでさらに珍しいですね。

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ソプラニーノのシルバーは吹いたことはありませんが、シルバーにすることによって音がキンキンした感じが緩和されるでしょう。

また音も強くなり、落ち着いた音色になると思います。

ソプラニーノとしてはシルバーのほうが聞きやすい音色でしょうから、シルバーの利点は高いですね。

また、10万台ということで音色のボケた感じも低い音ではあり、特に最低音辺りではボケた音色が楽しめて現代の楽器のようなヒステリック感が緩和されてその点も見逃せません。

おそらく次に見かけるのは数十年後となりそうですが、そのくらいめずらしい楽器ですね。




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フラセル アルト 8万2千4百

今日はフラセルの8万2千台アルトのシルバーです。

8万台辺りはフラセルでも音のボケが残りジャズでも十分使える番台です。

この番手の問題はボリュームが弱くて強く押せないことですが、フラセルのほうがしっかりしているのでボリュームもあります。逆に押せなくてもキャラクター重視でいくならアメセルでしょう。

今回の楽器はシルバーもかかっているので、さらにボリュームもあって音も暗めで機能的には中々バランスがとれているでしょう。

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シルバーは落ち着いた音色になります。

その意味ではややアメセル、、とは言わないですが、暗いほうの音色になります。

この楽器の参考音源があります。



ラッカーのような華やかさが抑えられてちょっと暗い音になっています。

5、6万台よりも音に厚みがあって8万台らしいですが、11万台よりはかなりアクセル全開という感じですね。

アメセルとの違いは、アメセルは暗さの中に艶がありますが、この楽器は暗さのほうが勝っていてあまりつやは感じませんね。

高い音も詰まるように聞こえますし、総じていい楽器ではないのかもしれません。

きれいですが残念ですね。




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アメセル テナー 6万8千6百

今日はアメセルテナー、6万8千6百番台です。

マークシックスは6万2千あたりでモデルチェンジがありますが、ベルの太さなどのモデルチェンジを経た直後くらいの6万台が最も人気がある番台といってもいいでしょう。

その中で6万8千というとまさに、王道のシリアルです。

1956年製のまさハードバップ全盛の時代の楽器です。

この楽器はウディーハーマンのツアーバンドのスティーブローヤルさんが使っていた楽器だそうです。

彼は惜しくも数年前になくなられたそうですが、その彼が60年代中期からバンドで使用していた写真も残っています。

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ちょっとネックが曲がっていますが、色的には暗すぎず良さそうなキャラクターとしていると思います。

あいにく私はサードハードは詳しくないので、彼がこの楽器で実際にどのような演奏をしていたか音源を持ち合わせてないのですが、マニアな人ならきっといくつか音源をお持ちでしょう。

こういう前の持ち主の意思が感じられる楽器だと、また違った気持ちで演奏できそうな面白そうな楽器だと思います。


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アメセル アルト 15万9千 クレイグハンディー

今日は、アメセルの15万9千台の楽器です。

オリジナルシルバープレートとされていますが、まあ間違いなくリプレートでしょう。

オリジナルのシルバープレートは、ゴールドプレート以上にその存在が確認されていませんから、このようなものはリプレートと考えるのがいいでしょう。

しかしながら、ここまで使い込んでしまうとリプレートかどうかの判断材料も皆無ですね。

さて、この楽器はNYあたりで活動するクレイグハンディーさんの楽器です。テナー吹きとしての印象が強いですが、ミンガスのバンドやチャールズトリバーのフルバンでアルトを吹いていたように記憶しています。

その時にはこの楽器ではありませんでしたが、その彼が激しく?使用した楽器です???

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クレイグさんはかなり手汗が酸性が強い人なのですね。

ストラップリングの下あたりの手は当たるところも、ピカールで磨いたようにきれいになっています。

さわっただけであんなにピカピカになるのなら、さしずめ歩くピカールといったところですね。

しかしこれだけメッキがきれいにはげるのはある意味すごいことですね。

ですが、今ポッター氏が使っている9万台は元は彼の楽器だったと聞いたような気がしますが、その楽器はそこまで剥げていないのでその前の持ち主の仕業かもしれません。

彼のファンの方にはたまらないアイテムですね???


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アメセル アルト14万3千

今日は14万3千のアルトです。

一時期14万台アルトは全く出てきませんでしたが、ここ最近は非常にいい出物が多いですね。

といっても、14万台にも非常に色々なキャラクターがあり、鳴りが大きいだけでなくどのような個性を戦力に加えたいか迷うところですね。

今回のものは非常に暗い色をしていてまさにサンボーンホーンと言ってもいいでしょう。

このくらい暗い色をしたものは中々珍しくキャラクターも濃い暗い音色が楽しめるでしょう。

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このような色は、特に14万の前半にたまに見られますが、14万3,4千あたりに特によくみるような気がします。

14万0千あたりの暗いものも吹いたことがありますが、やはり3千、4千に比べると鳴りが小さいのでこの3千あたりだと鳴りの上でも満足度が高いですね。

ですが、この暗いタイプの楽器ですが、何故だかパワーが弱く高い音が詰まるものも多かったので、機能面に関しては明るいものよりもより注意が必要かもしれません。

でもいい色していますね。


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アメセル アルト 10万6千1百 リラッカー

さて今日はアメセルの10万6千です。

あまり見ない色だな、、、と思っていたら、リラッカーでした。

ですが、です色以外はリラッカーには全く見えません。

彫りなおした彫刻のシャープさは完璧ですし、ネックの青色も残っています。

しかし、ネックの青色がこの時代にしてはちょっと明るすぎますね。

さらにはリラッカーなのに、パッドにラッカーの跡が残っていてオリジナルのパッドのように見られます。

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恐らく60年代後半辺りの工場でのリラッカーでしょう。

正直、あまりリラッカーっぽくないので写真だけで見分けるのは難しいですね。

この時代にしてはちょっと明るい色なので、ちょっと明るめのパリッとサウンドがするでしょう。

ちょっとこもった音のする鳴りの小さい中期マークシックスのようなイメージが近いと思います。

今まで見たなかで最もよく出来たリラッカーで素晴らしいですね???

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フラセル アルト 6万5千9百 彫刻なし

今日はフラセルの6万5千台のアルトです。

彫刻はありませんが、オリジナルラッカーで非常にいい色をしていますね。

6万台というとフルパワーで吹くようなイメージでですが、フラセルはアメセルよりもパワーがあるのでアメセルほどは押さなくて吹けますが、その場合に音色がどうのようになるか興味があるところです。

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デモ音源があります。

やはりアメセルとはキャラクターが全然違いますね。

アメセルはもっと音が丸く、中心部分のフォーカスした感じは少ないですが、フラセルは音の丸さはありますが、それと共に中心部分のがりがりした感じもあって、違うキャラクターに聞こえます。

アメセルで言うと音のフォーカス具合は8万や9万のキャラクターに近いかもしれません。

もちろんボリュームそのものも違うので単純に比較は出来ませんが、そのあたりのアメセルに華やかさを付け足したようなキャラクターですね。

あまり聞かない音色なので個性的で面白い楽器ですね。



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アメセル テナー 9万1千9百4十

今日は9万1千台です。

ほぼ9万2千台にあたるこの楽器ですが、このあたりまで来ると8万台を十分抜けてちょっと音がフォーカスされ音がパチッとしてきます。

低音もそれにつれて大きくなってきますが、9万1千だと9万台後期ほどは大きくなく9万のキャラクターが好きだけど低音が重いのはいやだという人にはこのあたりがいいと思います。

デモ演奏がありますが、高音の音の均一性があまり聞き取れませんが、音の粒立ちが早く、キャラクターも一定でなかなか良さそうですね。


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非常にいい色をしていますが、私は11~12万台あたりのリラッカーではないかと思っています。

これだけラッカーが残っているのに、ネックの青いペイントは跡形もなくなっていますし、ラッカーの下にしみがたくさんついていること、傷がついているのに傷の上にラッカーがかかっていることあたりからです。

ですが、ラッカーはこの時代とマッチしているのでキャラクター的にはオリジナルの音色とほぼ変わらないと思います。

機能的には中々良さそうな楽器ですが、オリジナルとしてそういう値段を払うのはちょっと勇気がいりますね???

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アメセル アルト 5万5千5百

今日はアメセルの5万5千5百台です。

5万5千2百からマークシックスになりますので、かなり初期のシックスです。

ネックはいわゆるオーナメントで初期型としばらく経ってから見られるデザインです。

ラッカーは多く残っていてきれいですが、やや怪しいところもあるので写真だけではオリジナルラッカーとはいいにくいですね。

ラッカーに変色があってオリジナルラッカーでもこういうこともあるのですが、古いリラッカーでもこのようなシミがあったことはありましたから、ちょっと怪しいところです。

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初期のマークシックスはかなりSBAに近く、持った感じなどは大分異なるのですが、もっと後の時代のマークシックスから見れば音的には後期のよく鳴るSBAとそんなに大きく変わりません。

高音の強さや指のやりやすさは圧倒的にマークシックスに軍配が上がりますから、ちょっとした音色の違いをとるのか、機能性をとるかでSBAにするのか判断が分かれるところでしょう。

ですが、このあたりの楽器ならどうせならSBAのほうが扱いにくいけど楽器の面白さはありますから、SBAを選ぶ人は多いでしょう。

逆にマークシックスなら5万6千や9千などもう少し後になったほうが、マークシックスらしい音の厚みが感じられていいでしょう。



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