カテゴリー「Mark 6」の記事

アメセル テナー 8万7千6百

今日はアメセルテナーの8万7千台です。

最近も8万台の購入に立ち会うことがありましたが、やはり8万台には8万台の良さがあることを再確認できました。


その模様は楽器の選定の動画としてすでに公開を終了していますが、みなさん口をそろえて言うのは、いい楽器はシリアルにかかわらず同じものを選ぶということです。
即ちいいものはシリアルが何であれいいもので、6万台探している人でも8万台ですごいのが見つかったら、まあまあの6万よりは8万を買うということです。

購入した8万3千台は反応や8万台の特徴もさることながら、しっかりとしたキャラクターがあったことが重要な要素でした。


楽器そのものはまだまだ売りに出されていますが、中々購入の決め手に欠けることが多いのも事実です。さて、今回の楽器はどうでしょうか?

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8万台にしては明るめの楽器で、音色もそんなに暗い音はしないはずです。

加えてパッドはさておき重たそうなレゾネーターがついているので、余計にバリバリ鳴ってキャラクターが味的に弱まりそうだな、、、と思っていました。

と、思ってデモ音源を聞いてみたらその通りでした、、、

音色的にはレゾネーターのせいで8万よりはもう少しフォーカスした音色、、13万くらいといってもいいかもしれません。

となればこの楽器の持ち味は楽器の軽さのみになってしまいますから、購入するには決め手に欠けますね?

中々皆さんが欲しい”いい楽器”というのは、表には出てこないか、出てくる前に売れるようです、、、
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アメセル ソプラノ 7万9千台7百台

今日は非常に珍しいアメセルソプラノ7万9千台です。
昔はアメセルソプラノなんてほとんど見かけることはありませんでしたが、世界中の売り物を見れるようになったので、それなりに見ることはできるようになりました。

アメセルソプラノも珍しいながらも一定量製造されていたようですが、特に8万、9万あたりが多く、7万台はあまり見たことがありません。

今回のものは極上コンディションで、パッドもそのほとんどがオリジナルでオリジナルの凛々しいメタルのレゾネーターが入っています。

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7万台らしいちょっとグリーンっぽい色をしてます。
写真はかなり明るめに撮っていますから、実際に見るともっと暗い色に見えるでしょう。

アルトやテナーでも7万中期からこのような色が多くみられますが、この楽器も非常に暗い音がすることでしょう。

華やかさのない、ちょっとこもったような詰まったような、でも甘さのある不思議な音がすることでしょう。

キャラクター重視の人には非常にお薦めな楽器です。

こういう楽器はそうは見かけませんから、次に手に入れるチャンスが巡ってくるのは一体いつででしょうか???

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アメセル アルト 14万2千1百

今日はアメセルのアルト、14万2千台です。

やはりアルトの人は、ただ14万台ということではなく14万何千か、、ということに非常に強いこだわりがある人が多いですね?

2千番台は14万台としてはやや弱いながらも、14万後期のような直線的な響きではなく、ややこもったようなモッとした響きが特徴です。

2千くらいだ暗い色をしたものもありますが、これはそんなに暗くないので、スバッとは鳴るでしょうが音の張りは後期よりは弱く、やわらかい音がするでしょう。


私はこの楽器は当たりの楽器だと思います。当たりだとどうなるかというと、同じくらいの番手よりも気持ちよく反応し、よく管が震えている感じがあるでしょう。
もしこの写真を見て私と同じ気持ちになる人は、今までビンテージの楽器を数百本吹いているような人であることが多いでしょう、、、


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コンディションはかなり良さそうですね。


音量は14万としてはさほどでもないでしょうが、それなりに強く鳴ってバランスがいいのが特徴ですね。ドジャズにも後期よりはこのあたりの番手のほうが向いているでしょう。

さて、私が注目したのは、材質、、、この楽器は非常に銅が多いことが見て取れます。
ラッカーが少しはがれているところが銅っぽい感じが見えるのと、特に以下の写真のEbのトーンホールでは
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青錆がついていて、この楽器が銅が多いことが見て取れます。
銅が多いということ楽器の重量も通常の楽器よりは重く感じるはずです。

ヤナギサワがブロンズモデルを作るように、銅が多いとよく鳴る楽器ができます。銅がすくないと軽く輪郭のあるパリッとした感じに鳴りますね。

私が今までいてきた楽器でずば抜けた反応、鳴りを持つ楽器は、この楽器のように銅の組成が多いものがほとんどでした。

この楽器も期待できそうだな、、、と思っています。
一度に一本の楽器しか吹けないので複数持っていてもしょうがないのですが、もし口が二つあってもう1本楽器が必要ならこういう楽器を買っていることでしょう。
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アメセル テナー 9万4千5百

今日はアメセルテナーの9万4千台です。

この辺りは昔ならブレッカー的な番手の楽器として見られていたものですが、最近はポッターの9万6千の使用で注目が集まっているあたりですね。

一般的には音にハリが出始めたころの楽器ですが、色が暗いものが多くパワーも十分にあるころの楽器で、暗い音がするものであれば現代的にも古い音色にも対応できる汎用性の高いのが人気のあるところです。

さてこの楽器はどうでしょうか???


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非常にきれいなコンディションですね。オーバーホールされて、通常にはないメタルのレゾネーターが入っています。
デモ音源があるので聞いてみましょう。
上から下までとても均一な楽器で、反応も速いですね。

キャラクター的にはメタルのレゾネーターのせいと、この番手としてはもともと明るめのラッカーがついていることもあり、かなり明るめです。


もう少し暗い音色がすれば最高の楽器ですが、この音色だと中後期のシックスの音色にも聞こえますから、そういう意味ではあまりこの楽器を使う意味が薄いですね?


中後期の音色で、軽く吹きたい人におススメかもしれません???


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アメセル アルト 12万5千

今日はアメセル12万5千台です。

私がマークシックスアルトが欲しい人で、機能性<音色を重視する人にはこのあたりの番手を勧めます。
機能性の点では14万台が最高ですが、ビバップ的な味が薄いことは否めません。14万台のズバッと行く感じは、ビバップ時代のビバップの丸い感じの音色には聞こえませんから、やや現代的過ぎます。

となれば、鳴りが大きく機能的に十分な番手で、13万7千ロングボゥ以前となります。


13万台はそう入っても明るめの楽器が多いので、12万台の暗めで落ち着いた音色の感じで探すほうが探しやすいわけです。

今回の楽器も12万台としてはまあまあ暗めで、14万ほどでないにせよ鳴りの大きさと、暗い音色が楽しめるでしょう。

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非常にきれいなコンディションで、艶っぽい音がしそうですね。


キーも低くそんなにオープンな音がしないでしょうから、セッティングも良さそうです。


写真では明るめに写っていますが、実際はもう少し暗い色に見えることでしょう。

ビバップな音色を奏で、機能性にも充実した12万台はアルトとしては面白いあたりだと思います。

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アメセル アルト 9万8千8百

今日は アメセルアルトの9万9千台です。

61年の12月にNYCで購入された楽器で、時代としてはハードバップから次の時代に写りつつある時代ですが、アルトはまだまだハードバップな人が多かったせいもあり?十分にハードバップな楽器です。

66~67年の12~13万台あたりになると楽器としては、かなり強くなってきます。逆に8万台以前の楽器は、押すとすぐに詰まってしまうので9万台くらいから音量の抑揚がつけやすくなり、弱いながらも使いやすさがでてきます。

今回の楽器は、まあまあきれいな状態を保っています。

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当時のレシートが残っていて335ドルで購入したとあります。


1ドル千円くらいとすると30万ちょっと位の値段ですね。

色は暗すぎず明るすぎずといったところで、まあまあ暗い音色がしつつも艶がある感じでしょう。


オリジナルタンポらしきものもついていますね。

このような楽器はニューヨークメイヤーと合わせると絶大な効果を発揮しますから、フィルウッズ的なビバップを奏でるには最高の楽器でしょう。


きれいな楽器で中々良さそうですね???


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アメセル テナー16万台 ブラックリラッカー

今日は珍品です。


アメセルをブラックでリラッカーしました。
見るも無残な残念な姿です、、、
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海外のオークションで300ドルくらいで売っている楽器の方がまだきれいな作りですね???


リラッカー自体は以外に簡単で、塗料さえ買ってくればスプレーでシューとやるだけですから、好きな色を買ってきてこういう風にすることは可能です。


しかし、これを見て思うのは、かなり分厚くラッカーをかけていますね。 ブラックは下地が見えるとかっこ悪いので、下地が見えないようにやるとこのように厚くかける必要があるわけです。

そのため、通常のイエローラッカーよりは、管が振動しない感じが出るわけです。

音色も抜けきらないモノトーンな音色が鳴ることでしょう。


シリーズ2,3のブラックラッカーに影響を受けてつくったと思われますが、これを見る限りうまくいかないな、、、と思う次第です。


よく彫刻だけ彫りなおしているものを見かけますが、そういうことをしないとかなりチープな感じに見えますね。


ブラックのリラッカーはやめておこうと心から思う一品でした、、、


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アメセル アルト 13万7千4百50

今日はアメセルアルトの13万7千台です。
この時期はアルトは大きな変化がある番台で、どちらの境目かが大きく気になるところですが、この楽器は14万台に属するミディアムボウの楽器ですね。


13万7千ごろにこのマイナーチェンジが行われますから、この楽器はメィディアムボウの楽器の最も初期にあたる楽器です。


コンディションも申し分なく、アルト吹きなら垂涎の楽器です。


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いわゆる14万と同等の楽器ですが、初期である分だけ鳴りが小さいでしょう。

鳴りが小さい分、古い音色がするキャラクターが残っているので、音色重視で機能も、、、という人には非常にいい楽器でしょう。


あいにくオーバーホールされているようで、パッドの開きもオリジナルよりは広めですね。


やはり14万台にしては鳴りが弱いことに対する処置でしょうから、それなりに大きな音も出ることでしょう。


中々面白そうな楽器です。


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アメセル ソプラノ 10万7千台 ボブシェパードさんの楽器

今日はソプラノの10万7千台です。
まず、この楽器には指掛けのところにマークシックスの刻印がありますが、彫刻はありません。

この時期のアメリカのソプラノでは、このように刻印のみ入った楽器が多く見かけられます。

アメセルのソプラノにも刻印がありますから、アメリカの工場経由で入ってきたものでしょうが、フランス組み立てに刻印を入れただけかもしれませんし、中途半端な楽器です。


さらには、色はかなり明るめにも見え、アメセルのアルト、テナーでもこういう色があるのでアメセルと同等である可能性もあります。


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何でもこの楽器はボブシェパードさんが使っていたそうです。

バークリーの教授としても有名な彼は、楽器マニアとしても知られています。もちろんソプラノもアメセルを多く吹いているでしょうから、その彼が使っていたということはそういうフィーリングがあるということでしょう。


ソプラノでは、アルトやテナーのように管体がひとつなので組み立ての違いはないので、底までフラセルとアメセルの違いは出ないように思われるかもしれませんが、それが大きな間違いです。

アメセルとフラセルの決定的な差は、やはりその材質にあります。楽器の重さも違うし、ラッカーが剥がれたところに見える銅が固まって入っているようなことはフラセルでは見られません。


私はソプラノでもアメセルとフラセルでは大きな違いを感じます。どんな違いか、、、聞かれると言葉では説明するのが難しいのですが、楽器の鳴りかたが違います。

なんというか、音の輪郭というか、、フラセルは中心に重心があるような重たい鳴り方をしますが、アメセルはカラッっとしているというか、、、音の質が違います。


もちこの楽器がアメセルであればそのようなフィーリングがあるでしょうから、わかりやすいでしょう。

ボブさんの裏書もありますし、お買い得かもしれませんね???


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アメセル テナー 8万3千台 特別彫刻

今日はアメセルテナーの8万3千台です。

この楽器にはU字管まで特別彫刻がついています。

通常この手のものは、フラセル彫刻なしに後から彫刻を彫ったものだったりするか、リラッカー的なものが多いのですが、これは色などから最初からこういうものだったと推測されます。

彫刻は彫る人の気分でなんとでもなりますから、こういうものは結構見かけることは多いのですが、関係者用か?工場に直接行って買った人がお願いして作ってもらったようなものでしょう。


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特別彫刻が入っているからといっていい楽器とは限らないので、そこはあくまでも見栄えだけの問題ですね。
8万台は色々な楽器があるあたりですが、この楽器はあまりキャラクターが濃くなく、ちょっと明るくパリッと鳴りそうですね?


8万台は何でもかんでもブレッカーという名目が付きまといますが、彼のゴリッとしたキャラクターで暗い音色が鳴るような楽器には見えないので、8万台にありがちな明るい系の楽器であろうと思います。

見かけはまあまあきれいですから、明るめの音色で軽く吹きたい人にはいい楽器でしょう。

300万で売られていますが、とんでもない金額ですね???


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