カテゴリー「Ligature」の記事

スタントン サーキュラー リガチャー

今日はビンテージの?リガチャーです。

スタントンというマウスピースを作っているメーカーのはめ込み型のリガチャーになります。

恐らく60~70年代あたりのものであまり見かけません。

この形というと、セルマーのマグニトーンが最も有名かと思いますが、実は無名のリガチャーでこのようなデザインのものを私は他にも保持しています。

ということで、この形はマイナーではありながらリガチャーのひとつのデザインとして長い間認知されているんですね。

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このデザインが消えそうで消えないのは、やはりその安定感からでしょう。

ねじをつけるとその分だけ重さに偏りが出て、それが抵抗感につながります。 ですが、このデザインのリガチャーにはそれがありませんので、ズバッと吹けるわけです。

ですが、デザイン的には致命的なマウスピースとのフィット感の問題があり、きちんとフィットしないと特にラバーではマウスピースが削れて、、と問題を引き起こします。

さて、このリガチャーはマグニトーンに比べるとやや重量もあるでしょうから、ちょっとパワーがあるリガチャーでしょう。

メイヤーなどにもはまるそうですから、こんなシンプルなデザインでも威力を発揮する確認だけのためにちょっと吹いてみるのはいいかもしれませんね???






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セルマー 1920年代 リガチャー ソプラノ

さて今日はビンテージリガチャーの最高峰です。

もちろんビンテージのリガチャーといえばブリルハートやマグニトーン、様々な物があります。

好みも色々あるでしょうが、私の100個くらいあるコレクションを皆さん吹くと決まって好みは1つか2つに分かれます。

そのひとつはブリルハートの白プレートですね。 このリガチャーは非常によく鳴るのですがそういうのが好みの人はブリルハートが好きなようです。

そしてブリルハートと並んで皆さんが気に入るが今回のモデルです。

数あるセルマーのリガチャーのモデル、、、私も20個くらいは持っていると思いますが、エアーフローの時代や、ショートシャンクの時代、ロングシャンク以降はあまり面白くなってきますが、、、そのセルマーのリガチャーの中で、皆さんが口をそろえて素晴らしい、、、と絶賛するのが、今回の1920~30年あたりのモデルです。

ロゴが違うので見分けやすいですね。

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私が持っているのはサテンゴールドですが、よく見かけるのはこの銀色のものですね。

もしゴールドなら300ドルくらいでも欲しいくらいです。

このタイプのリガチャーは、非常に吹きやすくよく鳴ります。

よく鳴るだけなら他にも選択肢はありますが、吹き心地がよく、上品な音がするんですよね。

これ吹いた後にショートシャンクについているやつを吹くと、鳴らないな、、、って感じがします。

70~80年代のinが小さいけど、ねじが大きめになってきた切れ込みと比べるとそれらは詰まった感じがします。

というくらいなんでこんなものでそんなに変わるかわからないのですが、、、ブリルハートと並んで魔法のリガチャーですね???


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キング リガチャー 

今日はキングのリガチャーです。

キングのリガチャーといえば3バンドのタイプが有名で、使っている人もたまに見かけますよね???

今回のものはそうではないよく見かける標準的なリガチャーです。

このタイプはワーリツァーマーティンのリガチャーとほぼ同じで、OMEなのか、キングのオリジナルなのかは今となってはわかりません。

http://tomosax.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/martin-9594.html

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オリジナルの箱がついているのは珍しいですね。

銀色ですがおそらくニッケルメッキでしょう。

私もワーリッツァーマーテインを含めてこのタイプのリガチャーをたくさん持っていますが、どれも見た目は同じなのに色々と個性が異なるのが不思議です。

総じて言えるのは軽めの反応でよく鳴るものが多いことです。

音もバキバキするというよりはちょっと丸めのものが多いでしょうから、これもその可能性が高いですね???

意外に古いものではないとは思いますが、リガチャーマニアにはたまらないですね???


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ブリルハート リガチャー

今日はブリルハートのリガチャーです。

マウスピースについては全く興味がないのでわからないのですが、リガチャーはとても素晴らしいですよね???

引き出しに転がっていていいリガチャーだな、、、と思っていたものがあって、ブリルハートということは知っていたのですが、マウスピースとセットのものを見つけました。

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ブリルハートの金属型のものは、恐らくビンテージの中では最もよく鳴るリガチャーでしょう。

白いプラスチックのものは鳴りもさることながら、ジャズ的な落ち着いたキャラクターを併せ持ちますが、それに比べるとこのタイプのリガチャーはキャラクターはさておきさらに鳴る感じです。

総銀のリガチャーなども現代では見かけますが、ああいうものは大きく鳴る分抵抗も付いてきますよね???

このリガチャーは大きく鳴るのに抵抗が少ないという点で優れています。

金メッキもそれなりに残っていてきれいですね。

マウスピースとセットで600ドルですが、マウスピース300ドル+リガチャー300ドルというような感じで、私はこのリガチャーにもそれなりの価値を感じます。

こういう形をした現代のリガチャーがどうも重くて、、、とか、強く吹く分にはいいけど小さい音が出なくて、、、と思われる方には、ちょっと高いけど3万円の価値は十分あるであろう、このリガチャーもおススメしたいですね。


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スーパースタック リガチャー

ちょっと前の製品になりますが、今日は木のリガチャーです。

マグニトーンのようにマウスピースにはめ込んで使うリガチャーで、それを木で作ったものです。

まずこのはめ込み型タイプのリガチャーですが、ねじで締め付けてない分リードの振動の仕方が軽くなることが多いのが特徴です。

そこに木という材質でより振動しやすいようなフィーリングがありますから、金属製のリガチャーとはフィーリングが大きく異なるでしょう。

欠点は、形がぴたっと合うかどうかと、マウスピースに傷がついていくことです。

マウスピースに傷がつくのを目をつぶったとしても、ぴたっと合うかは特注しないと難しいので中々使いにくいところです。

形は、2本のと3本のがあります。
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2本のほうが軽く、3本のほうが暗い音がするそうです。

重量が重いほど重くなり、設置面積が多いほど丸い音になりますから、そのようになるのは当然です。

というか、上記の写真ですでに3本のほうはマウスピースにきちんと挿さっていませんね。

リードの振れ幅も小さいので、低音の演奏に問題が出てきそうです。

さらに面白いのは、以下の動画でリガチャーつけているときにマウスピースを落とすことですね???

落とすところが見たいひとはこちらをどうぞ↓↓↓
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https://youtu.be/sf98D2wX8Ng?t=1m15s

ちゃんとはまっていないので落っことしてしまいました、、、、

このタイプのリガチャーは、利点もありますが欠点も多いので難しいですね。

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個人的には見栄えがアウトで、こんなものつけて人前で演奏したくないですよね???

やはりそこから改良して欲しいものです、、、、


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ヤマハ ビンテージリガチャー?

今日はヤマハの?ビンテージリガチャーです。

ちょっと前までその辺でよく転がっているのを見かけたこのリガチャーですが、ヤマハについていたんですね?

ちょっとごつい感じで、ねじもしっかりしていて、リンクメタルのようにちょっと背中が浮いているのが特徴です。

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音は丸くてちょっと鈍い感じです。

見た目はビンテージだけどなんかイマイチで、、、その独特な形からちょっと印象に残っていたのですが、、、まあ、おススメはしません。

鈍くてもいいからちょっとこもった感じで吹きたい、、、という人にはいいかもしれません???

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ブリルハート ストリームライン アルト

今日はブリルハートの、トーナリンストリームラインのケースです。

あまりこのマウスピースには興味がないのですが、このケースに入った完全体は初めて見ました!

昔はお店に行くとこれが並んでいたんですね!!!

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オットーリンクの味気ない箱と違って、当時としては高級感があったことでしょう???

このマウスピースはパーカーが使っていたことでも有名ですが、パーカーもこの状態で買ったということですよね???

昔のカプセルって、、、昔の宇宙服のデザインとかもそうですが、こういう形って多かったですよね。

なんかノスタルジーを感じますね???


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ブリルハート 後期型リガチャー

今日はビンテージのブリルハートのリガチャーです。

私はブリルハートに関してはあまり詳しくないのでこれがどのモデルについてた、、、とかそういうことはわかりませんが、比較的新しいモデルに付属していたリガチャーです。

金メッキで金属製です。

写真はテナーのモデルになります。

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ブリルハートのリガチャーは概ねテナーに関してはそこまで評価が高くないようですが、このリガチャーに関しても私の印象も同様です。

テナーはセルマーなどの優れたビンテージリガチャーに比べると重ったるくてパッとしない印象ですが、アルトはパワーもそれなりにあって吹きやすくていいな、、、という印象です。

白いプレートのアレと比べると反応の軽やかさは若干落ちますが、音の太さもありこれはこれでそれなりに使えるなという印象です。

アルト用は見た目ほどは重たくないので、軽やかに太くいきたい人にはお値打ちなリガチャーかもしれません。

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Echo Brass ソプラノリガチャー

今日はEchoBrassソプラノラバー用です。

ソプラノ用の製作を要望してきましたがついに完成しました。

元々、オリジナルはアルト、テナーのみでしたが、それをそのまま縮小して製作しました。

そのため、金属の柱部分やプレートも小さくする必要があったので、いいバランスにするには大変だったでしょうね。

長い年月多くの実験を重ねてやっと出来たようです。

ソプラノ用はSモデルとSLモデルがあります。
Sはセルマーラバー用で、SLはそれよりも太いV16などのソプラノラバー用だそうです。

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さて、このソプラノ版の登場を非常に待ち焦がれていました、、、それは、、

アルトとテナーのメタルに流用できるからです。

すでにテナー用をバリトンラバーに一部流用されている方は多くいらっしゃるようですが、

ソプラノならアルトとテナーの定番メタルにはまるかも、、、と思ったわけです。

というわけでやってみました。

<Dukoff Alto Metal with S model>
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ジャストフィットですね。

私はDukoffの愛用者ですが、Dukoffっていまひとついいリガチャーがないんですよね。

ひたっとはまるものが少ないというか、、、古いハリソンは、私の好みではないですが一つの選択肢としても、現行のハリソンはどれも鈍いし、Dukoff専用で出しているものはどれも重たいタイプのリガチャーが多かったですよね。

EchoBrassは、それらよりも軽い感じなのに同じかそれ以上のボリュームが出ます、、、(驚き!)

しかも、小さい音を吹いたときで比べるとわかると思いますが、ほかの重たいものに比べると抵抗が少ないうちからパッと音が出ます。

また、音のキャラクターはオリジナルの持つキャラクターそのままにクリアで粒立ちがよいdすね。

ひとつひとつの音がはっきり聞こえる印象です。

私の友達が作っているから特にほめるわけではないですが、Dukoffアルトの新たな定番となるかもしれません。

<Otto Link Metal Tenor with SL model>
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アーリーバビットのメタルにはめて見ました。

ちょっとハの字になっていますが、きちんとはまっています。

リンクメタルは太さが色々ありますから、中にはこれよりきつかったり、より適合するものもあるでしょう。

で、効果はといいますと、基本的には他のタイプと同様ズバッとクリアに気持ちよく鳴ってくれる感じです。

力が効率的に伝わっている感じですね。

リンクのオリジナルのリガチャーのエッジが立たない丸い感じを狙っている人にはキャラクター的には合わないでしょうが、フランソワルイとかオレガチャーとかWoodstoneのようにより大きく鳴らしたい方向には、このEchoBrassは一つの選択肢となる事は間違いなし???

追記:フロリダメタルにはSmodelのほうが合うようですが、場合によってはやや小さすぎることもあるようですのでご注意ください。

<GuaradalaTenor with S model>
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リンクメタルよりもさらにハの字になっていますが、一応はまりました。

先にも述べたとおり、EchoBrassはより軽く鳴る方向にもっていってくれますから、GaurdalaとEhoBrassはビールと枝豆のように相性的にはベストマッチです。

あの有名な組み合わせであるアルトのセルマービンテージと比べて見ましたが、比べ物にならないくらいよく鳴ります。

より気持ちよく吹けると言うか、音がクリアで今まではモコモコしていたな、、、という印象を受けました。

ただ、こういうはまり方が好きでない、、という人もいるでしょうから、一概におススメするわけではありません。

都内でも試せるお店があるようです。

製造元の推奨の方法ではないので、お店の人に隠れてこっそり試して見てください???


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リガチャーの違い?

さて、今日はリガチャーについて述べてみたいと思います。

テーマは”同じ形なら同じか”?です。

ここに二つのリガチャーがあります。

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左のきれいなほうは、今年の3月あたりに放出された1967年あたりのリガチャーです。
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右のものもかなり古いビンテージリガチャーです。

2つともほぼ形は一緒ですが、まずあるものが全く違います、、、、

見てわかる人はマニアの域を超えて神がかっていますが、それはなんでしょう???



























正解は重さです。 写真で見てわかるはずはないですね???

左のワーリッツァーOEMマーティンリガチャーは、重さはかなり軽いです。
右の汚いほうはそれよりは重いです。

持ってみると、、、アレっ、、!、、、て思うくらい重さが違います。

肝心のサウンド、キャラクターですが、全く異なるもので、

左のワーリッツァーOEMマーティンリガチャーは、音もパリッとして軽くパワーもありませんが、それなりに吹きやすいです。

右の汚いほうは、重いにもかかわらずワーリッツァーのものよりも同じかそれ以上に吹きやすく、音の厚みがあり、より大きな音と落ち着いた音色がします。

二つはキャラクターは反対の方向を向いており、右のものは重いにもかかわらずよく鳴るわけです。

形が同じなのに、何故このようなことが起きるのでしょうか?

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①材質

疑いの余地もありません。 マーティンの材質も67年頃でそれなりに優れているはずですが、材質が異なると大きな違いを生み出します。

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②硬さ

金属の硬さは鳴り方の違いを生み出す大きなファクターです。

金属は叩かれると硬くなりますが、リガチャー作りでそのまま真鍮の板を切り張りしてつくっても、元の真鍮の製造工程でこのような差が生まれるでしょうから、同じ重さでも違う会社の真鍮を使うと鳴り方が違うでしょう。

サックス本体はプレスでガッチャんと作るのと、叩いて丸めて作るのとで鳴り方が違うのは当然ですね???

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➂立てつけ

ねじを止める部分の半田付けの仕方、、、とでもいいましょうか。

きちんとつけるのとムラがあるような状態でも差が出るようです。

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④ねじ

ねじの材質、、、とりわけ、ねじの硬さ一つでも大きく変化をもたらすようです。

靴を想像するとわかりやすいかもしれませんが、しっかりとしたひもできちんと止まった状態で走るのと、ちょっと伸縮性があるような弱いひもで走るのとでは、靴のフィット感が違いますよね?

硬いねじでしっかり止めるほうが、より明るくパチッと効率的に鳴るようです。

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⑤ねじ山の間隔とねじとの大きさ

もうここまで気にすると病気と思われるかもしれませんが、設置面積の関係で振動が伝わる面積が変わるので、これも違いを生みだずファクターとなるようです。

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結論

見かけが一緒でも、何も一緒にならない。

ということです。

Echo Brassという私の友達が作ったものは、何百万とかけて同じものになるように研究をしました.

何百万もかかったのは、見た目の形だけ似せても同じには全くならないためで、それなりにいいものをつくろうとすると手間がかかるようです。

安い中国製の?コピー品は、形しか似ていませんから、見た目だけではやはり似て非なるものですから、試さずに買うのはやめたほうがいいですね???

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