カテゴリー「King」の記事

キング スーパー20 アルト 28万3千

今日は初期のキングスーパー20アルトです。

28万3千台ですが、スーパー20は27万2千台である1945年から製造されていて、今回の楽器は2年目にあたる1946年製の楽器になります。

ベルはシルバー製ではありませんが、楽器の作りそのものはこの時代はかなり丁寧に作られていてこだわりを感じさせます。

この初期である第一世代スーパー20の特徴は、テーブルキーがやりにくい、ストラップの穴が3つある、音色が細く丸く甘い感じがするのが特徴です。

10056283014super20alto2
1005610056283014super20alto1
1005610056283014super20alto5
1005610056283014super20alto7
1005610056283014super20alto10
1005610056283014super20alto15
1005610056283014super20alto22
1005610056283014super20alto27

中々いい色ですが、彫刻が不鮮明だったり赤焼けしているのでリラッカーでしょう。

ですが、非常に暗いいい色をしているのでかなり古めのリラッカーですね。

この時代の楽器はほぼリラッカーされているので、仕方ないと思います。ですが、このクオリティーの楽器が30万円そこそこならかなりお値打ちですね???




www.tomosax.net


























 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キング スーパー20 アルト 42万3千台

今日もキングスーパー20アルト42万3千台です。

42万6千でキングは買収されますから、買収直前の楽器ということになります。

買収された後はキャラクターが薄くなり鳴りも大きくなりますから、キングがビバップホーンであるのはこの時代までになります。

この楽器はオリジナルラッカーとして売られていますが、かなり赤焼けしているのでリラッカーも十分疑われますね???

9907423602kingsup20alt1
9907423602kingsup20alt2
9907423602kingsup20alt3
9907423602kingsup20alt4
9907423602kingsup20alt11
9907423602kingsup20alt14
9907423602kingsup20alt16
9907423602kingsup20alt18
9907423602kingsup20alt27
9907423602kingsup20alt29
9907423602kingsup20alt31
9907423602kingsup20alt32

大体このあたりの番手はかなり明るい音色のものが多いように思いますが、キングはコンディションなどによって音色も色々ですね。

デモ音源があるので聞いてみましょう。

この音源は暗めの演奏をしていますが、それでも華やかさを感じさせますね。

聞きようによってはちょっと弱めにヤナギサワを吹いたように聞こえなくもありません???

このあたりの楽器は先日の楽器は同じような番台ですが、この楽器よりは遥かに暗い楽器でしたね。

楽器は色々なキャラクターがありますから、このあたりのキングでも皆さんの好みに合う楽器があるかもしれませんね???

www.tomosax.net


























 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キング スーパー20 アルト 41万1千台

今日はキングスーパー20アルトの41万1千台です。

第4世代でクリーブランドでの最後のほうにあたります。

年代でいうと1965~66年あたりで、アメセルでいうところの12万~13万台の時代です。

買収される直前で楽器としてはかなり手抜きが目立つようになり、それ以前の楽器と比べるとキーの感じやボアの大きさなどがかなり変化しているようです。

本当の意味でのギリギリスーパー20ということもできるような楽器ですがどんな音がするのでしょうか???

10528411400kingsup20alt1
10528411400kingsup20alt2
10528411400kingsup20alt3
10528411400kingsup20alt4
10528411400kingsup20alt9
10528411400kingsup20alt10
10528411400kingsup20alt11
10528411400kingsup20alt16
10528411400kingsup20alt20
10528411400kingsup20alt26

もっとバリバリするような楽器もありますが、これは割りとモコッとした丸い音がしているような印象です。

この第4世代からはダブルソケットではなくなり、楽器的にも大きな変化が随所にあわられるところですが、そうはいってもキングの音はしていますね。

これなら十分にビンテージの音ですし、見た目はイマイチですが、サウンドはそんなに悪くないですね。

音重視でシックスとは違ったサウンドが欲しい人はこういう楽器に行くでしょうが、値段もそんなに高くないしある意味お買い得かもしれません。



www.tomosax.net


























 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キング スーパー20 アルト 43万0千台 TKブルーさんの楽器

今日はキングスーパー20のアルト43万0千台の楽器です。

キングは42万6千で買収されてイーストレイク製になりますから、この楽器はそのイーストレイクの最初の方の楽器ということになります。

さて、この楽器はNYではまあまあ著名なTKブルーさんが所有していた楽器です。

TKブルーさんはモンクのご子息とご一緒に割りとオーソドックスなスタイルの音楽を演奏していたりしますが、プレーヤーの間では割と知られた存在です。

201705081_2
201705082_2
201705083_2
201705084_2
201705085_2
201705086_2
201705087_2
201705088_2
201705089_2

年代で言うと、1967,68年ごろ、アメセルで言うところの14万15万台あたりの時代の楽器です。

TKブルーさんはあまりこの楽器を使っていなかったようで、ネックにもラッカーが残っていて中々きれいなコンディションです。

この時代のキングは大きく鳴り、また割りとフォーカスした音が鳴るので現代的でビンテージの香りはしません。

ですが機能的には十分使えるので、現代の楽器と同じような気持ちで使うイメージだといいでしょう。

40万円であまり高くないですから、彼のファンの方ういかがですか???


www.tomosax.net


























 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キング スーパー20 アルト 33万9千

今日はキングスーパー20アルトの33万9千台です。

34万台あたりから第三世代になりますので、この楽器は第二世代の一番最後あたりの楽器で、1954年ごろの楽器となります。

この第二世代の楽器が一番バランスがよく、黄金期の楽器で豪華仕様なものが多いですね。

この第二世代まではシルバーネックが標準でついていて、キーにパールがついているのもこの辺りまでですね。

Img_2008
Img_2013
Img_2014
Img_2015
Img_2017
Img_2018
Img_2022
Img_2027

キングも古い楽器ほど音が散って、音量が小さくなる傾向にあります。

そういう意味では、このあたりの楽器が機能的にもシリアル的にも丁度いいという人もいるし、もう少し後の楽器のほうがしっかり鳴るから好き、、、という人も多いでしょう。

キングはコンディションのいい楽器が非常に少ないですから、今回のような楽器だと安心して買えますね???

ですが、レゾネーターは大きめのかなり分厚いものを使用しているみたいですから、通常の楽器よりはガリガリ鳴るでしょう。

中々良さそうな楽器です。


www.tomosax.net


























 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キング バリトンマウスピース 3

今日はキングのバリトンマウスピースです。

キングはその古い時代からマウスピースやリガチャーも楽器の付属品としても製造していたようですが、ちょっと近代になるとメタルも作っていたようです。

あまり見かけないものですが、たまにオークションなどでも出てくることがあります。

通常はウォルフタインのようなデザインなのですが、このマウスピースはバッフルが非常に高く明るい音がしそうですね。

201703271
201703272
201703273
201703274
201703275

おそらく1960年代か70年代あたりのものと思いますが、キングのサックスが安っぽい感じで作られていたことを考えると、マウスピースはそれなりにしっかりしたデザインに見えますね。

3という大きさで使い物にはならないでしょうが、マウスピースとしては非常に珍しいもので面白いですね。



www.tomosax.net


























 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ヤナギサワ アルト 9935

今日はヤナギサワのシルバーソニックのアルトの9935です。

9935がどのようなモデルか、、と聞かれてすぐに答えられる貴方は、相当のヤナギサワマニアなはず???

9935がどのような楽器かという正解は写真で確認していただくとして、シルバーソニックの中でも最も生産本数が少ないタイプですね。

実物を見かけることはほぼありません。

このようなものを作る意味があるのかという疑問はあるのですが、そこはさすが技術のヤナギサワ、、、他のメーカーがやらないことを敢えてやってみるところに、ヤナギサワの熱いこだわりが感じられます。

ここまでやってしまうところが、吹奏楽の子供たちに楽器を買ってもらえればいい、某メーカーとのサックス作りに対する姿勢の違いを感じますね。(といっても某国内メーカーを批判しているわけではなく、ヤナギサワの意気込みについてのこととご理解いただければと思います)

さらにいうと、主要メーカーではヤナギサワだけが管体が人の手で叩かれて作られており、セルマーをはじめ某国内メーカーも機械でドカドカやっています。

さて、そんなヤナギサワの意気込みが感じられるモデルですが、、、

201702241
201702242_2
201702243_2
201702244_2
201702245_2
201702246_2
201702247_2
201702248_2

正解は、BowというかU字管の部分のみ真鍮というとっても中途半端な楽器です。

ここだけ真鍮に変えても、恐らく全部シルバーソニックとは音色はほぼ聞き分けられないでしょう。

ではここだけ代える理由は何か?というと、最も鳴りにくい低いCとC#の抵抗感の改善が挙げられます。

低いCは管が曲がっていて他のところよりも鳴りにくいですよね??

それを抵抗感の強いシルバーでやるとさらにつらいので、音色だけはシルバーを目指して変えてもあまり影響がないであろうBowを真鍮でつくるというかなりこだわったモデルです。

恐らく全部シルバーよりもこちらのほうが機能面で優れていると思いますが、やはりイメージの面で、、、、どうせやるなら全部、、、となるでしょうから、主流にはなりにくいでしょう。

ですが、私は全部シルバーよりこちらのほうが好きだと思います。

面白い楽器ですね。

www.tomosax.net


























 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キング サクセロ ゴールドプレート 7万1千9百

今日はキングのサクセロのゴールドプレートです。

シリアルは7万1千台で1924年あたりの製造です。

サクセロは基本的にはソプラノと同じ楽器ですが、その独特な形状から根強いファンが多いですね???

1990年代辺りにはやたらとサクセロがもてはやされた時代がありましたが、いつの間にかそれは落ち着いてサクセロ吹いている人も学校でみたジョンパーセルが最後だったかも知れないくらい、使っている人は少ないですね???

さてサクセロはそのほとんどがシルバーなのですが、この楽器は非常に珍しいゴールドプレートです。

201702231
201702242
201702243
201702244
201702245
201702246
201702247
201702248
201702249
2017022410
2017022411

さすがにゴールドプレートも100年くらい経つと汚れるのでしょうか???

写真ではムラがあってゴールドプレートっぽくない感じもしますが、この時代はゴールドプレートが薄いので下地のシルバーがそのように見せているのかもしれません。

サクセロは、音域はソプラノながら音色は全く違ったちょっと変な音色のチャルメラのような音がしますね???

ベルが正面を向いているので音のとびたかが直接的なものも随分とソプラノと違う印象を残す理由かもしれません。

その人気が絶頂期のときならいいお値段だったと思いますが、フラセルシックスのリラッカーくらいの値段で買える事を考えると、実用性はどうあれお買い得かもしれませんね???

www.tomosax.net


























 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キング スーパー20 テナー 29万8千4百7十

今日は29万8千台のキングのテナーです。

1.5世代のスーパー20で、1.5世代としてはかなり初期のほうで、1950年ごろのビバップ全盛期の楽器となります。

この1.5世代から、特にテーブルキーの改良がなされ機能性が大きく向上しました。

またストラップのリングもシンプルに1つになりました。

テーブルキーの変更は、第2世代も異なるのですが裏の部品の機構もかなり異なるようで写真では判断しにくいですね。

ですが、この第1,5世代のテーブルキーが好きという人も結構多いようです。

1679_0001
1679_0002
1679_0003
1679_0004
1679_0005
1679_0006
1679_0009
1679_0012
1679_0013
1679_0016
1679_0020
1679_0019
1679_0021

ネックにまでラッカーが残っていて、第1.5世代でこのようなコンディションは非常に珍しいですね。

ほとんどはリラッカーされてしまっていますが、そうすると音が明るくなったりガリガリしますからオリジナルラッカーは希少です。

その当時はセルマーも人気でしたが、ハンクモブレーもキングを使っていましたからまさにビバップホーンで、サウンド重視の人ならキングのはず?

特に低音の太さや音の広がりなどは、スーパー20にしか出ない音があります。

値段も60~70万で買えますから、SBAに比べると破格の値段でコストパフォーマンスの上でもねらい目でしょう???


www.tomosax.net


























 


| | コメント (0) | トラックバック (0)

キング Super20 アルト 28万1千2百 リラッカー

今日はKing Super20のアルト28万台リラッカーです。

27万台からスーパー20が作られますから、1945~46年ごろの第一世代の初期の楽器になります。

初期の楽器は豪華な仕様が多い代わりに、テーブルキーがやりにくかったり、ストラップの穴の形が独特だったり、面白いですね。

テーブルキーが致命的で第一世代はあまり人気がありませんが、音色では散った甘い音色が特徴です。

今回のものはリラッカーされていますが、音色はオリジナルラッカーと変わった趣向になるでしょうか?

8618281206kingsup20alt2
8618281206kingsup20alt3
8618281206kingsup20alt7
8618281206kingsup20alt9
8618281206kingsup20alt13
8618281206kingsup20alt15
8618281206kingsup20alt18
8618281206kingsup20alt20
8618281206kingsup20alt21
8618281206kingsup20alt29
8618281206kingsup20alt27
8618281206kingsup20alt25

この時代のキングはほとんどリラッカーされてしまっていて、きれいなオリジナルラッカーはありません。

さて肝心の音色ですが、

かなり明るい音色ですね?

1945年の楽器ですが、マークシック的には1960年代に入った頃のようなパチッとした音色になっています。

元々スーパー20は楽器によって暗い音色だったり明るいものだったり、マークシックス同様いろいろなキャラクターがありますが、この楽器はもともとややガリガリ系だったのかもしれません。

これなら別にキングである必要はないので、私にはあまり魅力を感じない楽器です、、、


www.tomosax.net


























 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧