カテゴリー「King」の記事

キング スーパー20 アルト 33万9千

今日はキングスーパー20アルトの33万9千台です。

34万台あたりから第三世代になりますので、この楽器は第二世代の一番最後あたりの楽器で、1954年ごろの楽器となります。

この第二世代の楽器が一番バランスがよく、黄金期の楽器で豪華仕様なものが多いですね。

この第二世代まではシルバーネックが標準でついていて、キーにパールがついているのもこの辺りまでですね。

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キングも古い楽器ほど音が散って、音量が小さくなる傾向にあります。

そういう意味では、このあたりの楽器が機能的にもシリアル的にも丁度いいという人もいるし、もう少し後の楽器のほうがしっかり鳴るから好き、、、という人も多いでしょう。

キングはコンディションのいい楽器が非常に少ないですから、今回のような楽器だと安心して買えますね???

ですが、レゾネーターは大きめのかなり分厚いものを使用しているみたいですから、通常の楽器よりはガリガリ鳴るでしょう。

中々良さそうな楽器です。


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キング バリトンマウスピース 3

今日はキングのバリトンマウスピースです。

キングはその古い時代からマウスピースやリガチャーも楽器の付属品としても製造していたようですが、ちょっと近代になるとメタルも作っていたようです。

あまり見かけないものですが、たまにオークションなどでも出てくることがあります。

通常はウォルフタインのようなデザインなのですが、このマウスピースはバッフルが非常に高く明るい音がしそうですね。

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おそらく1960年代か70年代あたりのものと思いますが、キングのサックスが安っぽい感じで作られていたことを考えると、マウスピースはそれなりにしっかりしたデザインに見えますね。

3という大きさで使い物にはならないでしょうが、マウスピースとしては非常に珍しいもので面白いですね。



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ヤナギサワ アルト 9935

今日はヤナギサワのシルバーソニックのアルトの9935です。

9935がどのようなモデルか、、と聞かれてすぐに答えられる貴方は、相当のヤナギサワマニアなはず???

9935がどのような楽器かという正解は写真で確認していただくとして、シルバーソニックの中でも最も生産本数が少ないタイプですね。

実物を見かけることはほぼありません。

このようなものを作る意味があるのかという疑問はあるのですが、そこはさすが技術のヤナギサワ、、、他のメーカーがやらないことを敢えてやってみるところに、ヤナギサワの熱いこだわりが感じられます。

ここまでやってしまうところが、吹奏楽の子供たちに楽器を買ってもらえればいい、某メーカーとのサックス作りに対する姿勢の違いを感じますね。(といっても某国内メーカーを批判しているわけではなく、ヤナギサワの意気込みについてのこととご理解いただければと思います)

さらにいうと、主要メーカーではヤナギサワだけが管体が人の手で叩かれて作られており、セルマーをはじめ某国内メーカーも機械でドカドカやっています。

さて、そんなヤナギサワの意気込みが感じられるモデルですが、、、

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正解は、BowというかU字管の部分のみ真鍮というとっても中途半端な楽器です。

ここだけ真鍮に変えても、恐らく全部シルバーソニックとは音色はほぼ聞き分けられないでしょう。

ではここだけ代える理由は何か?というと、最も鳴りにくい低いCとC#の抵抗感の改善が挙げられます。

低いCは管が曲がっていて他のところよりも鳴りにくいですよね??

それを抵抗感の強いシルバーでやるとさらにつらいので、音色だけはシルバーを目指して変えてもあまり影響がないであろうBowを真鍮でつくるというかなりこだわったモデルです。

恐らく全部シルバーよりもこちらのほうが機能面で優れていると思いますが、やはりイメージの面で、、、、どうせやるなら全部、、、となるでしょうから、主流にはなりにくいでしょう。

ですが、私は全部シルバーよりこちらのほうが好きだと思います。

面白い楽器ですね。

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キング サクセロ ゴールドプレート 7万1千9百

今日はキングのサクセロのゴールドプレートです。

シリアルは7万1千台で1924年あたりの製造です。

サクセロは基本的にはソプラノと同じ楽器ですが、その独特な形状から根強いファンが多いですね???

1990年代辺りにはやたらとサクセロがもてはやされた時代がありましたが、いつの間にかそれは落ち着いてサクセロ吹いている人も学校でみたジョンパーセルが最後だったかも知れないくらい、使っている人は少ないですね???

さてサクセロはそのほとんどがシルバーなのですが、この楽器は非常に珍しいゴールドプレートです。

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さすがにゴールドプレートも100年くらい経つと汚れるのでしょうか???

写真ではムラがあってゴールドプレートっぽくない感じもしますが、この時代はゴールドプレートが薄いので下地のシルバーがそのように見せているのかもしれません。

サクセロは、音域はソプラノながら音色は全く違ったちょっと変な音色のチャルメラのような音がしますね???

ベルが正面を向いているので音のとびたかが直接的なものも随分とソプラノと違う印象を残す理由かもしれません。

その人気が絶頂期のときならいいお値段だったと思いますが、フラセルシックスのリラッカーくらいの値段で買える事を考えると、実用性はどうあれお買い得かもしれませんね???

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キング スーパー20 テナー 29万8千4百7十

今日は29万8千台のキングのテナーです。

1.5世代のスーパー20で、1.5世代としてはかなり初期のほうで、1950年ごろのビバップ全盛期の楽器となります。

この1.5世代から、特にテーブルキーの改良がなされ機能性が大きく向上しました。

またストラップのリングもシンプルに1つになりました。

テーブルキーの変更は、第2世代も異なるのですが裏の部品の機構もかなり異なるようで写真では判断しにくいですね。

ですが、この第1,5世代のテーブルキーが好きという人も結構多いようです。

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ネックにまでラッカーが残っていて、第1.5世代でこのようなコンディションは非常に珍しいですね。

ほとんどはリラッカーされてしまっていますが、そうすると音が明るくなったりガリガリしますからオリジナルラッカーは希少です。

その当時はセルマーも人気でしたが、ハンクモブレーもキングを使っていましたからまさにビバップホーンで、サウンド重視の人ならキングのはず?

特に低音の太さや音の広がりなどは、スーパー20にしか出ない音があります。

値段も60~70万で買えますから、SBAに比べると破格の値段でコストパフォーマンスの上でもねらい目でしょう???


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キング Super20 アルト 28万1千2百 リラッカー

今日はKing Super20のアルト28万台リラッカーです。

27万台からスーパー20が作られますから、1945~46年ごろの第一世代の初期の楽器になります。

初期の楽器は豪華な仕様が多い代わりに、テーブルキーがやりにくかったり、ストラップの穴の形が独特だったり、面白いですね。

テーブルキーが致命的で第一世代はあまり人気がありませんが、音色では散った甘い音色が特徴です。

今回のものはリラッカーされていますが、音色はオリジナルラッカーと変わった趣向になるでしょうか?

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この時代のキングはほとんどリラッカーされてしまっていて、きれいなオリジナルラッカーはありません。

さて肝心の音色ですが、

かなり明るい音色ですね?

1945年の楽器ですが、マークシック的には1960年代に入った頃のようなパチッとした音色になっています。

元々スーパー20は楽器によって暗い音色だったり明るいものだったり、マークシックス同様いろいろなキャラクターがありますが、この楽器はもともとややガリガリ系だったのかもしれません。

これなら別にキングである必要はないので、私にはあまり魅力を感じない楽器です、、、


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ヤナギサワ AWO33

今日はヤナギサワのWOシリーズです。

発売されてから2年が経ちましたが、アメリカでの評判はまずまずのようですが99xシリーズから乗り換えて新しく使い始める人はあまり見かけませんね?

多少異なるといっても99xとはそんなに大きくは違わないので、そういうことなのか?ほかに理由があるのかもしれません???

さて、99xシリーズの発売の頃には積極的にシルバーソニック系の楽器が作られましたが、最近は日本向けには完全受注生産という感じであまりお店で見かけることはありません。

今回のものはいわゆるキングのシルバーソニックと同じ感じで、ネックとベルがシルバーソニックになっているタイプです。

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美しいですね。

社長さんはこういうシルバーソニック系の楽器は特に(アメリカのジャズ系)外人に使ってもらいたい?とおっしゃっていたような気がするので、新しいモデルのシルバーソニック系もアメリカにはある程度は出しているようですね。

新しいモデルのベルがシルバーソニックのものは試したことがありませんが、やはり低音だけちょっと異質なものになります。

特に最低音だけ太く重く、ゴリゴリ言うのが特徴で、上のほうの音はそうでもない、、、、感じです。

低音は軽く吹きたい人が多いと思いますので、流れ的にはそれに反していると思います。

この楽器が欲しい人はキングを強く意識していることだと思いますが、やはりそれに比べるとちょっと音がフォーカスしすぎていますから、キングの音色重視でいくならアンラッカーだと枯れた感じが押し出されていいでしょう。

ですがアンラッカーはお店としては汚くなるので取り扱いが難しく、受注生産以外では受けたくないでしょう。

本当はジャズ向けにすべてアンラッカーで出して欲しいところですね???

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キング スーパー20 アルト 31万3千

今日は31万3千台のキングスーパー20アルトです。

まずキングのサックスは同じモデルでも機能が全く違うのでややこしいのですが、今回のものは第2世代で素晴らしい音色と大きく改良されて使いやすくなったところが特徴です。

第一世代と大きく違うのは、指がやりやすくなって音程も良くなったことです。もちろんストラップのリングが変わったり、彫刻が減ったりというようなこともありますが、キングのサックスとしては一番使いやすく豪華だった時代です。

そんなスーパー20ですがSBAなどよりも遥かにいい状態のものが残っていません。

今回のものはこの時代のものとしてはかなりいいコンディションで、ネックにラッカーが残っています。

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ネックが金色ですね。

このラッカーはすぐにほとんどはげてしまうために、これが残っているということはあまり使われなかったことになります。

オリジナルのマウスピースとリガチャーもしっかり残っていますね。

第一世代は音程も悪いのですが、いわゆるスーパー20といえばこの第二世代のことを無意識にイメージされている人がほとんどではないでしょうか?

この楽器は1950年代あたりの楽器で、第二世代でもかなり早いほうに属します。

この第二世代からシルバーベルも始まりますから、まさにスーパー20の黄金期ですね。

この楽器はあいにくシルバーベルではありませんが、黄金期の楽器がかなりきれいなコンディションであることはご理解いただけると思います。

あまり見かけないものですから、欲しい人も多いのではないでしょうか???

お値段も5500ドルでそんなに高くないのでマークシックスに比べるとかなりお買い得ですね???


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キング スーパー20 アルト 53万4千 シルバーソニック

今日はキングのスーパー20のアルトです。

53万台となりますが、通常は40万台あたりまでがビンテージとして認知されているので53万台だとピンとこない人も多いでしょう。

それもそのはず、、キングは身売りを繰り返し途中からはキングではなくなっていたようなところもあるので、70年代以降のキングの楽器はビンテージとしてあまり興味を持たれません。

今回の楽器は、おそらく1976年製の楽器です。

シルバーソニックで非常にきれいな楽器ですね。

セルマーでいうと初期マークセブンと同じくらいの感覚ですが、皆さんはその音色に興味はありませんか?

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中々のコンディションです。

キングは1965年に買収されてEastlake Ohioに移ってからは目に見えて安っぽい作りになりました。

この楽器も実際に手に取ってみると、ヤマハの32とか23を彷彿とさせる部分も見受けられるでしょう。

しかし、皆さん、そういう余計な知識を取り払ってこの楽器の音色を聞いてみてください。

フラセルの中期くらいのマークシックスの音色には聞こえます。

この楽器は30万円もしませんから、アメセルマークシックスが買えないからセブンで、、、と買うくらいなら、この楽器でも十分その価値はあるでしょう。

しかも腐っても?シルバーソニックです。

シルバーソニックの楽器を20数万で買うことは無理です。

そういう意味では、この楽器にも十分な価値があるでしょう。

無理してマークセブンを買おうとしているビバップ志向の人におススメです???




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キング リガチャー 

今日はキングのリガチャーです。

キングのリガチャーといえば3バンドのタイプが有名で、使っている人もたまに見かけますよね???

今回のものはそうではないよく見かける標準的なリガチャーです。

このタイプはワーリツァーマーティンのリガチャーとほぼ同じで、OMEなのか、キングのオリジナルなのかは今となってはわかりません。

http://tomosax.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/martin-9594.html

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オリジナルの箱がついているのは珍しいですね。

銀色ですがおそらくニッケルメッキでしょう。

私もワーリッツァーマーテインを含めてこのタイプのリガチャーをたくさん持っていますが、どれも見た目は同じなのに色々と個性が異なるのが不思議です。

総じて言えるのは軽めの反応でよく鳴るものが多いことです。

音もバキバキするというよりはちょっと丸めのものが多いでしょうから、これもその可能性が高いですね???

意外に古いものではないとは思いますが、リガチャーマニアにはたまらないですね???


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