カテゴリー「King」の記事

キング スーパー20 バリトン 41万8千台

今日はキングのバリトンです。

41万8千台は、キングが42万6千あたりで売られますので、売られる直前の60年代中期の楽器です。

この時代の楽器はキングスーパー20としては、第五世代、、、バリトンは第4世代から作り出されていますので、2つめに古いモデルになります。

見た目はかなりチープな感じですが、バリトンのキングスーパー20はこんな見かけで、キングが景気が悪い時代に作られた楽器ということもあり、アルトやテナーよりはさびしい感じなのかもしれません。
この時代にはシルバーソニックバリトンもなかったようですね?

ということで、この楽器にはオプションであったシルバーネックがついていますから、仕様としてはこの時代では最上級になります。
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この楽器はコンディションも中々良さそうです。
やはりキングバリトンの魅力は、その迫力のあるサウンドです。

ボアが非常に大きくつくられて、また鳴りが悪いLowAは見向きもせず、Bbバリトンのサウンドにこだわったそのプライドはだてではありません。

といってもそれを皆さんイメージするのは難しいでしょうが、
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このケースを見れば、いかに太い音がするかわかるでしょう!!!


当然、通常のケースは使えず、このケースを持ち歩くしかないんだぞ!!!

重い、、、邪魔、、、、という苦難を乗り越えてもこの楽器は、サウンドの太さを追求するわけです。


やはり古いフルバンをやるなら、キングしかないでしょう???
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キング スーパー20 アルト 29万7千0百 特注アーティストモデル ゴールドプレート

今日はキングスーパー20アルトのすごい楽器です。

シリアルは29万7千台で、キングスーパー20としては第1.5世代、、、即ち使いやすくなった最も初期のモデルです。

スーパー20の第一世代は、テーブルキーがやりにくかったり、ストラップリングがでかかったりと、やや使いにくいものでしたがこの1.5世代から機能性もグッと増しました。

ちなみに、パーカー先生の楽器は今回の楽器と非常に近いシリアルです。

即ち、実質使い物になるスーパー20で最も古いモデルがこのあたりになります。

そして今回の楽器のすごいところは、アーティストモデルといういわゆる個人向けの特注モデルです。

マリアーノカボタジェさんという人用に作られた楽器で、ゴールドプレート仕様です。

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ベルの接合部に名前が彫ってありますね。

スーパー20はそのほとんどがリラッカーされていますから、オリジナルのコンディションでさらにゴールドプレートで特注で、こんなにきれいに残っているのはかなり希少です。

パーカー先生の楽器ともかなり近く、ベルがシルバーではないのですが、それでもかなりビンテージ性は高いですね。

試奏音源があるので聴いてみましょう。

もっと丸い音がするかと思いきや、かなりバリバリした音がしますね。

ちょっと拍子抜けしました。これならヤナギサワでいいのでは、、、と思わなくもないですが、
やはりフィーリングは随分違うでしょう。

楽器としてはかなり希少なのでキングファンにはたまらないでしょう、、、


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キング スーパー20 アルト  34万6千9百 関係者用?

今日はキングスーパー20、アルトの珍品です。

キングスーパー20は激しくモデルチェンジをした楽器として有名ですが、細かくモデルで分けると6~7の段階に分けられます。

その中でも一般的なスーパー20のイメージといえば、第2、3世代あたりの比較的初期のビバップホーンでしょう。

今回は34万中期ですから1955~56年あたりの第三世代に入った直後の楽器です。

この頃はまだまだヴィンテージ性が高く、また音色はやや硬くなりつつあったにせよ十分にいい音色がする楽器であります。

本当はこの楽器もそういう意味で中々の楽器なのですが、シリアルは1955年だけど実際の楽器の形は第4世代のかなり後の楽器という、、、5桁のマークシックスなのに、セブンのキーがついている、、、みたいな楽器です???

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この楽器はキングの従業員の人が息子のために買った楽器だそうです。

ということは、この楽器は、

①プロトタイプか、
②シリアルを打ち間違えただけか?、
③余った管体にあとで新しいキーワークをつけた、、、

のどれかになります。

キーワークはニッケルプレートでネックのソケットもシングルなので、どう考えても後の第4世代の楽器になりますが、驚くべきはそのコンディションですね。

オリジナルのパッドも完全に残っていて、ラッカーもほぼ完璧に残っています。

キングでこのコンディションの楽器はほとんど見かけることはありません。

珍品なだけでなく、コンディション的にもレア度が高いのでかなり面白い楽器ですね。

値段も新品のセルマーよりは遥かに安いので、面白い買い物かもしれません。

 

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キング スーパー20 アルト 30万8千

今日はキングスーパー20の30万8千台です。

キングスーパー20は大きく分けるとマーク7くらいまで、、、即ち7種類くらいのモデルに分けられますが、今回のものは初期のマイナーチェンジを除くと第2世代にあたるものです。

キングスーパー20の第一世代はいわゆるゼファーの改良版のような楽器特にテーブルキーが使いにくいような問題もありました。

今回の第2世代はそのような点を改良して黄金期に入ったころの楽器です。

その第2世代はシリアルで言うと30万5千から始まり、年代で言うと1950年に入った頃です。

今回の楽器はそういったわけで、第二世代の初期の楽器で1950~51年あたりのビバップ真っ盛りの時代ですね。

その楽器がまさにオリジナルラッカーでかつオリジナルのパッドが残っているそうです。

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テーブルキーとネックストラップリングの改良は非常に大きな利点でした。

テーブルキーはセルマーSBAを意識して改良されたと思われ、これによりこの時代セルマーと並んでビバップホーンとして君臨した楽器ですね。

この時代の楽器はそのほとんどがリラッカーされておりいいコンディションのものは数えるほどしかありません。

その上オリジナルのパッドがついている、、となるとコンディション的にもかなり希少ですね。

肝心の音色ですが、この時代の楽器として大きな鳴りをもし、また、音も丸さを帯びていてしかも楽器の反応も軽いのではまる人が多いですね???

惜しくもパーカーやキャノンボールのようにベルがシルバーソニックではないですが、それでも十分にその時代の音色を楽しめる楽器でしょう。

50万なら新品のリファレンス買うよりも遥かに価値のある価格だと思います。


 

とはいえ注目度が高く他の楽器よりはちょっと値が張りそうな感じですね???



 

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キング スーパー20 テナー 40万8千台

今日は第4世代のスーパー20の40万8千台です。

いわゆる買収される直前ごろの後期の楽器で、スーパー20の第4世代になります。

この時代は豪快仕様が簡素化されていますが、この楽器はベルがシルバーなのでこの時代としては中々の楽器です。

1964,65年あたりの楽器でマークシックスで言うと12万ごろになりますが、この楽器はネック以外は非常にきれいですね。

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マークシックスはまだまだきれいな楽器が多いですが、キングの楽器はこのようにやや新しい時期の楽器でもこのようなきれいな楽器を見つけるのは難しいですね。

この頃の第五世代になると、ボアのサイズなどが結構異なるらしく、楽器としてもかなり個体差的なものがあるようですね。

この時代の楽器は、キャラクターというよりはよく鳴る楽器が多く、音色重視の人にはあまり面白い楽器ではないでしょうが、気持ちよく楽しく吹ける楽器ではあります。

そのような楽器が、こんなにきれいに出てくることは珍しいと思うので欲しいひとも多いのではないでしょうか???でも100万超えるとちょっと高いですね。

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ヤナギサワ アルト 9933GP

今日はヤナギサワの9933のアルトです。ゴールドプレートがかかっています。

993xで始まるタイプはすべて総銀が本体に使用されていますが、この9933はネックとベル部分のみがシルバーソニックな楽器です。

いわば、キングのスーパー20の豪華仕様と同じタイプの楽器で、キングを意識した構成といえるでしょう。

ですが、ゴールドプレートがかかっているのでどこが銀かは全くわかりません。

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非常に美しい楽器ですが、シルバーソニックであることは外見上まったくわかりませんね。

こういう楽器はアメリカには割りと多く出荷されていますが、日本では完全受注製なので見かけることはほとんどありません。

さて、この楽器の特徴はベルがシルバーなので低音太い系です。

低いC、B、Bbあたりの抵抗は特に強く太い音が出ます。

すべて総銀製の9937よりは軽い楽器ですが、それでもかなりの重量感がある楽器ですね。

銀の効果で特に低い音を太くいきたい人向きの楽器です。




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キング スーパー20 アルト 28万3千

今日は初期のキングスーパー20アルトです。

28万3千台ですが、スーパー20は27万2千台である1945年から製造されていて、今回の楽器は2年目にあたる1946年製の楽器になります。

ベルはシルバー製ではありませんが、楽器の作りそのものはこの時代はかなり丁寧に作られていてこだわりを感じさせます。

この初期である第一世代スーパー20の特徴は、テーブルキーがやりにくい、ストラップの穴が3つある、音色が細く丸く甘い感じがするのが特徴です。

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中々いい色ですが、彫刻が不鮮明だったり赤焼けしているのでリラッカーでしょう。

ですが、非常に暗いいい色をしているのでかなり古めのリラッカーですね。

この時代の楽器はほぼリラッカーされているので、仕方ないと思います。ですが、このクオリティーの楽器が30万円そこそこならかなりお値打ちですね???




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キング スーパー20 アルト 42万3千台

今日もキングスーパー20アルト42万3千台です。

42万6千でキングは買収されますから、買収直前の楽器ということになります。

買収された後はキャラクターが薄くなり鳴りも大きくなりますから、キングがビバップホーンであるのはこの時代までになります。

この楽器はオリジナルラッカーとして売られていますが、かなり赤焼けしているのでリラッカーも十分疑われますね???

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大体このあたりの番手はかなり明るい音色のものが多いように思いますが、キングはコンディションなどによって音色も色々ですね。

デモ音源があるので聞いてみましょう。

この音源は暗めの演奏をしていますが、それでも華やかさを感じさせますね。

聞きようによってはちょっと弱めにヤナギサワを吹いたように聞こえなくもありません???

このあたりの楽器は先日の楽器は同じような番台ですが、この楽器よりは遥かに暗い楽器でしたね。

楽器は色々なキャラクターがありますから、このあたりのキングでも皆さんの好みに合う楽器があるかもしれませんね???

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キング スーパー20 アルト 41万1千台

今日はキングスーパー20アルトの41万1千台です。

第4世代でクリーブランドでの最後のほうにあたります。

年代でいうと1965~66年あたりで、アメセルでいうところの12万~13万台の時代です。

買収される直前で楽器としてはかなり手抜きが目立つようになり、それ以前の楽器と比べるとキーの感じやボアの大きさなどがかなり変化しているようです。

本当の意味でのギリギリスーパー20ということもできるような楽器ですがどんな音がするのでしょうか???

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もっとバリバリするような楽器もありますが、これは割りとモコッとした丸い音がしているような印象です。

この第4世代からはダブルソケットではなくなり、楽器的にも大きな変化が随所にあわられるところですが、そうはいってもキングの音はしていますね。

これなら十分にビンテージの音ですし、見た目はイマイチですが、サウンドはそんなに悪くないですね。

音重視でシックスとは違ったサウンドが欲しい人はこういう楽器に行くでしょうが、値段もそんなに高くないしある意味お買い得かもしれません。



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キング スーパー20 アルト 43万0千台 TKブルーさんの楽器

今日はキングスーパー20のアルト43万0千台の楽器です。

キングは42万6千で買収されてイーストレイク製になりますから、この楽器はそのイーストレイクの最初の方の楽器ということになります。

さて、この楽器はNYではまあまあ著名なTKブルーさんが所有していた楽器です。

TKブルーさんはモンクのご子息とご一緒に割りとオーソドックスなスタイルの音楽を演奏していたりしますが、プレーヤーの間では割と知られた存在です。

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年代で言うと、1967,68年ごろ、アメセルで言うところの14万15万台あたりの時代の楽器です。

TKブルーさんはあまりこの楽器を使っていなかったようで、ネックにもラッカーが残っていて中々きれいなコンディションです。

この時代のキングは大きく鳴り、また割りとフォーカスした音が鳴るので現代的でビンテージの香りはしません。

ですが機能的には十分使えるので、現代の楽器と同じような気持ちで使うイメージだといいでしょう。

40万円であまり高くないですから、彼のファンの方ういかがですか???


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