カテゴリー「Alto Sax」の記事

オットーリンク ニューヨークスラント アルト 3*

今日はオットーリンクのニューヨークスラント3*です。

ニューヨークスラントは1930年代後半から40年代を中心に製造されたもので、このマウスピースも40年代あたりのものです。

リンクとしては最初のラバーマウスピースで、いわゆるフロリダスラントよりは遥か昔のマウスピースとなりますので、フロリダスラントとは全く別物のマウスピースです。

今回のものは箱付きで、歯形はあるものの、やすりの目がはっきり見えるほどテーブル側はきれいなコンディションです。

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開きは3*で60ですからセルマーのCよりも小さいですね。 後の時代では60は4*のサイズですから、この時代はサイズ感が違うのがわかります。

先端や中の作りは非常にきれいで、芸術的です。

この時代はラバーマウスピースは、メタルの下位版として安物扱いされていましたからこのマウスピースを使用している当時の写真はあまり見かけません。

今となっては中々使いにくいマウスピースですが、価値は上がってこれでも400ドル位します。

古い楽器に合わせるといいかもしれませんね???


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オットーリンク ラバー アルト アーリーバビット 7*

今日はアルトのアーリーバビットのラバー7*です。

アーリーバビットの定義はまちまちですが、元々はフロリダブランクをバビットが、、、というようなものを指していたように思います。

しかしラバーに関していえばはっきりとした見分け方がないでいで、Otto Linkの字がストレートになってから80年代入ったくらいのものまでアーリーバビットというようですね???

私が提唱したいのは、それらをひとくくりにアーリーバビットと呼ぶのでなく、

ややアーリーバビット
かなりアーリーバビット
めっちゃアーリーバビット

の三段階くらいに分けて呼ぶとイメージしやすいのではないでしょうか?

今回のものはめっちゃアーリーバビットです。

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めっちゃアーリーバビットのポイントとしては、

バッフル、
usaの字が小さいこと

あたりでしょうか?

さて、7*で75ですから、リフェイスされているということでしょう。
それゆえこの時代特有の鑢の目があまり見えません???

本来であれば90近い数字のはずですが、レールが太く見えるのはリフェイスのせいかもしれません。

usaの字が大きかったり、中に数字があったりすると、ややアーリーバビットに成り下がってしまいますが、これはリフェイスされていても元はめっちゃアーリーバビットの類であることは間違いないでしょう。

オリジナルであればメイヤーにはない丸みのある太い音がするはずで、メイヤーとは違った音色が楽しめるでしょう。

リフェイスとは書かずに、実測値で書くところがオークションの怖いところですね???

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アメセル アルト 24万1千 

今日はアメセルセブンの24万台1千台です。

アメセルのセブンは23万後半あたりから始まりますから、かなり初期のアメセルセブンになります。

パッドはほぼオリジナルが残っていて、ラッカーが淵についているのがよくわかります。

セブンは楽器としての評価は低いですが、機能的には音が大きく鳴ったり、ちょっとフォーカスされた音だったり、シックスよりは現代的なフィーリングを持ち合わせている楽器です。

しかし、現代的過ぎるがゆえに、キーが大きいなどのマイナスポイントを加えると、、、じゃあ現行の楽器買えばいいじゃん、、、ということで値段的にもちょっと人気が出にくいですね??

しかし、この初期アメセルセブンは、いやむしろこの24万台あたりの初期のセブンのみややマークシックスを感じさせる曇った感じがあるので、その存在意義は大きいかもしれません。

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デモ音源があります。


中後期のセブンは、パッと聞いた感じは現代の楽器を思わせる華やかさがありますが、この音はセブンではありますが、マークシックスを感じさせるフィーリングも音色から感じられます。

パームキーが詰まるところも全く感じられませんし、機能的にもいいと思います。

後は値段との兼ね合いですが、現行品と同じかやや安めに買えるのでお買い得なビンテージ品でしょう。

逆に言えば、この楽器でなければ出ない、、、という音色ではないために、価格の面では上がりきらないのかもしれません。

きれいなコンディションで中々珍しいですね???



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キング スーパー20 アルト 28万3千

今日は初期のキングスーパー20アルトです。

28万3千台ですが、スーパー20は27万2千台である1945年から製造されていて、今回の楽器は2年目にあたる1946年製の楽器になります。

ベルはシルバー製ではありませんが、楽器の作りそのものはこの時代はかなり丁寧に作られていてこだわりを感じさせます。

この初期である第一世代スーパー20の特徴は、テーブルキーがやりにくい、ストラップの穴が3つある、音色が細く丸く甘い感じがするのが特徴です。

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中々いい色ですが、彫刻が不鮮明だったり赤焼けしているのでリラッカーでしょう。

ですが、非常に暗いいい色をしているのでかなり古めのリラッカーですね。

この時代の楽器はほぼリラッカーされているので、仕方ないと思います。ですが、このクオリティーの楽器が30万円そこそこならかなりお値打ちですね???




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マーティン コミッティー3 The Martin アルト 15万5千4百

今日はザマーティンのアルト、15万5千台です。

1946年8月ごろの楽器です。

ザマーティンは17万台で1950年あたりになりますが、中でも1940年代の楽器はあまり数が出てこず希少といえます。

特にこの15万台は初期のほうにあたり、特に見かけることが少ない楽器です。

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デモ音源があるので聞いてみましょう。

1950年代の楽器はもう少しバキバキしてくるのですが、丸い艶やかな音で心地よいですね。

同年代のセルマー、SBAはもっと音がフォーカスしていますが、それよりも太く甘い音色が特徴ですね。

この時代のマーティンは半田付けが弱くいくつか取れたところも見受けられますが、まあ仕方がないでしょう。

このような楽器も1500ドルくらいでしたが、この楽器は1800ドルです。

まあほぼ上がっていないと考えるべきで、それを思えばセルマーの上がり方は異常ですね???

ですが、音色だけなら十分に価値のある楽器です。




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キング スーパー20 アルト 42万3千台

今日もキングスーパー20アルト42万3千台です。

42万6千でキングは買収されますから、買収直前の楽器ということになります。

買収された後はキャラクターが薄くなり鳴りも大きくなりますから、キングがビバップホーンであるのはこの時代までになります。

この楽器はオリジナルラッカーとして売られていますが、かなり赤焼けしているのでリラッカーも十分疑われますね???

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大体このあたりの番手はかなり明るい音色のものが多いように思いますが、キングはコンディションなどによって音色も色々ですね。

デモ音源があるので聞いてみましょう。

この音源は暗めの演奏をしていますが、それでも華やかさを感じさせますね。

聞きようによってはちょっと弱めにヤナギサワを吹いたように聞こえなくもありません???

このあたりの楽器は先日の楽器は同じような番台ですが、この楽器よりは遥かに暗い楽器でしたね。

楽器は色々なキャラクターがありますから、このあたりのキングでも皆さんの好みに合う楽器があるかもしれませんね???

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キング スーパー20 アルト 41万1千台

今日はキングスーパー20アルトの41万1千台です。

第4世代でクリーブランドでの最後のほうにあたります。

年代でいうと1965~66年あたりで、アメセルでいうところの12万~13万台の時代です。

買収される直前で楽器としてはかなり手抜きが目立つようになり、それ以前の楽器と比べるとキーの感じやボアの大きさなどがかなり変化しているようです。

本当の意味でのギリギリスーパー20ということもできるような楽器ですがどんな音がするのでしょうか???

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もっとバリバリするような楽器もありますが、これは割りとモコッとした丸い音がしているような印象です。

この第4世代からはダブルソケットではなくなり、楽器的にも大きな変化が随所にあわられるところですが、そうはいってもキングの音はしていますね。

これなら十分にビンテージの音ですし、見た目はイマイチですが、サウンドはそんなに悪くないですね。

音重視でシックスとは違ったサウンドが欲しい人はこういう楽器に行くでしょうが、値段もそんなに高くないしある意味お買い得かもしれません。



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アメセル アルト 8万8千1百

今日はアメセルの8万8千台です。

1960年製の楽器で、アルトとしてはまだまだ弱いあたりです。

アルトのマークシックスは14万台へ向けて徐々に重く大きく鳴るようになっていきますが、私の中での大きな区切りはこの8万と9万あたりにあるように思います。

というのも8万まではアクセルを踏み切って吹き続けるようなイメージですが、9万くらいからは少しずつ抑揚というか、それほど押さなくても楽器が鳴るようになるための幅が出てきます。

この楽器はそこまでではないですが、まだ全開で吹ききるとそれなりにボリュームも出て、丸めのこもった音がする楽器でしょう。

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きれいな楽器ですが、私はやや気になる部分があります。

しかしオリジナルということにしておきましょう。 色は明るめで、割とパリッとした音が鳴ると思います。

ニューヨークメイヤーをつけて思いっきり吹けばフィルウッズのような感じでしょう。

ちょっと弱めの丸い音が欲しい人にはおススメです。



 

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アルト BA 2万8千6百 ドーシーモデル

今日はバランストアクションの2万8千台、ドーシーモデルのシルバーです。

ドーシーモデルはBAの時代に前モデルであるレイディオインプルーブドのデザインを残したBAです。

考えようによっては残り物を使ってBAにも当てはめてみたモデルですが、ジミードーシーさんの名前でちょっとヴィンテージ感がある限定モデルです。

2万8千は1939年で戦争直前ですから、おそらくドーシーモデルとしてもかなり後期のものだと思います。

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ドーシーモデルも部品のバリエーションがあるようで、これは低音のアームが簡略化されていますね。

おそらく部品がなくなったのでしょうか???

そしてこれは珍しいシルバープレートですが、オリジナルとして売られているようですが見た感じはリプレートに見えますね。

傷の上にプレートが載っているので後からかけなおしたものでしょう。

この時代のBAはほぼリラッカーされているので仕方ないですね。

しかし、珍しいドーシーモデルにシルバーがかかってややパワーがついていますから、通常のモデルよりもしっかり鳴って、音もややフォーカスしていることでしょう。

非常に珍しい楽器だと思います。


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キング スーパー20 アルト 43万0千台 TKブルーさんの楽器

今日はキングスーパー20のアルト43万0千台の楽器です。

キングは42万6千で買収されてイーストレイク製になりますから、この楽器はそのイーストレイクの最初の方の楽器ということになります。

さて、この楽器はNYではまあまあ著名なTKブルーさんが所有していた楽器です。

TKブルーさんはモンクのご子息とご一緒に割りとオーソドックスなスタイルの音楽を演奏していたりしますが、プレーヤーの間では割と知られた存在です。

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年代で言うと、1967,68年ごろ、アメセルで言うところの14万15万台あたりの時代の楽器です。

TKブルーさんはあまりこの楽器を使っていなかったようで、ネックにもラッカーが残っていて中々きれいなコンディションです。

この時代のキングは大きく鳴り、また割りとフォーカスした音が鳴るので現代的でビンテージの香りはしません。

ですが機能的には十分使えるので、現代の楽器と同じような気持ちで使うイメージだといいでしょう。

40万円であまり高くないですから、彼のファンの方ういかがですか???


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