カテゴリー「Alto Sax」の記事

キング スーパー20 アルト 28万3千

今日は初期のキングスーパー20アルトです。

28万3千台ですが、スーパー20は27万2千台である1945年から製造されていて、今回の楽器は2年目にあたる1946年製の楽器になります。

ベルはシルバー製ではありませんが、楽器の作りそのものはこの時代はかなり丁寧に作られていてこだわりを感じさせます。

この初期である第一世代スーパー20の特徴は、テーブルキーがやりにくい、ストラップの穴が3つある、音色が細く丸く甘い感じがするのが特徴です。

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中々いい色ですが、彫刻が不鮮明だったり赤焼けしているのでリラッカーでしょう。

ですが、非常に暗いいい色をしているのでかなり古めのリラッカーですね。

この時代の楽器はほぼリラッカーされているので、仕方ないと思います。ですが、このクオリティーの楽器が30万円そこそこならかなりお値打ちですね???




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マーティン コミッティー3 The Martin アルト 15万5千4百

今日はザマーティンのアルト、15万5千台です。

1946年8月ごろの楽器です。

ザマーティンは17万台で1950年あたりになりますが、中でも1940年代の楽器はあまり数が出てこず希少といえます。

特にこの15万台は初期のほうにあたり、特に見かけることが少ない楽器です。

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デモ音源があるので聞いてみましょう。

1950年代の楽器はもう少しバキバキしてくるのですが、丸い艶やかな音で心地よいですね。

同年代のセルマー、SBAはもっと音がフォーカスしていますが、それよりも太く甘い音色が特徴ですね。

この時代のマーティンは半田付けが弱くいくつか取れたところも見受けられますが、まあ仕方がないでしょう。

このような楽器も1500ドルくらいでしたが、この楽器は1800ドルです。

まあほぼ上がっていないと考えるべきで、それを思えばセルマーの上がり方は異常ですね???

ですが、音色だけなら十分に価値のある楽器です。




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キング スーパー20 アルト 42万3千台

今日もキングスーパー20アルト42万3千台です。

42万6千でキングは買収されますから、買収直前の楽器ということになります。

買収された後はキャラクターが薄くなり鳴りも大きくなりますから、キングがビバップホーンであるのはこの時代までになります。

この楽器はオリジナルラッカーとして売られていますが、かなり赤焼けしているのでリラッカーも十分疑われますね???

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大体このあたりの番手はかなり明るい音色のものが多いように思いますが、キングはコンディションなどによって音色も色々ですね。

デモ音源があるので聞いてみましょう。

この音源は暗めの演奏をしていますが、それでも華やかさを感じさせますね。

聞きようによってはちょっと弱めにヤナギサワを吹いたように聞こえなくもありません???

このあたりの楽器は先日の楽器は同じような番台ですが、この楽器よりは遥かに暗い楽器でしたね。

楽器は色々なキャラクターがありますから、このあたりのキングでも皆さんの好みに合う楽器があるかもしれませんね???

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キング スーパー20 アルト 41万1千台

今日はキングスーパー20アルトの41万1千台です。

第4世代でクリーブランドでの最後のほうにあたります。

年代でいうと1965~66年あたりで、アメセルでいうところの12万~13万台の時代です。

買収される直前で楽器としてはかなり手抜きが目立つようになり、それ以前の楽器と比べるとキーの感じやボアの大きさなどがかなり変化しているようです。

本当の意味でのギリギリスーパー20ということもできるような楽器ですがどんな音がするのでしょうか???

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もっとバリバリするような楽器もありますが、これは割りとモコッとした丸い音がしているような印象です。

この第4世代からはダブルソケットではなくなり、楽器的にも大きな変化が随所にあわられるところですが、そうはいってもキングの音はしていますね。

これなら十分にビンテージの音ですし、見た目はイマイチですが、サウンドはそんなに悪くないですね。

音重視でシックスとは違ったサウンドが欲しい人はこういう楽器に行くでしょうが、値段もそんなに高くないしある意味お買い得かもしれません。



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アメセル アルト 8万8千1百

今日はアメセルの8万8千台です。

1960年製の楽器で、アルトとしてはまだまだ弱いあたりです。

アルトのマークシックスは14万台へ向けて徐々に重く大きく鳴るようになっていきますが、私の中での大きな区切りはこの8万と9万あたりにあるように思います。

というのも8万まではアクセルを踏み切って吹き続けるようなイメージですが、9万くらいからは少しずつ抑揚というか、それほど押さなくても楽器が鳴るようになるための幅が出てきます。

この楽器はそこまでではないですが、まだ全開で吹ききるとそれなりにボリュームも出て、丸めのこもった音がする楽器でしょう。

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きれいな楽器ですが、私はやや気になる部分があります。

しかしオリジナルということにしておきましょう。 色は明るめで、割とパリッとした音が鳴ると思います。

ニューヨークメイヤーをつけて思いっきり吹けばフィルウッズのような感じでしょう。

ちょっと弱めの丸い音が欲しい人にはおススメです。



 

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アルト BA 2万8千6百 ドーシーモデル

今日はバランストアクションの2万8千台、ドーシーモデルのシルバーです。

ドーシーモデルはBAの時代に前モデルであるレイディオインプルーブドのデザインを残したBAです。

考えようによっては残り物を使ってBAにも当てはめてみたモデルですが、ジミードーシーさんの名前でちょっとヴィンテージ感がある限定モデルです。

2万8千は1939年で戦争直前ですから、おそらくドーシーモデルとしてもかなり後期のものだと思います。

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ドーシーモデルも部品のバリエーションがあるようで、これは低音のアームが簡略化されていますね。

おそらく部品がなくなったのでしょうか???

そしてこれは珍しいシルバープレートですが、オリジナルとして売られているようですが見た感じはリプレートに見えますね。

傷の上にプレートが載っているので後からかけなおしたものでしょう。

この時代のBAはほぼリラッカーされているので仕方ないですね。

しかし、珍しいドーシーモデルにシルバーがかかってややパワーがついていますから、通常のモデルよりもしっかり鳴って、音もややフォーカスしていることでしょう。

非常に珍しい楽器だと思います。


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キング スーパー20 アルト 43万0千台 TKブルーさんの楽器

今日はキングスーパー20のアルト43万0千台の楽器です。

キングは42万6千で買収されてイーストレイク製になりますから、この楽器はそのイーストレイクの最初の方の楽器ということになります。

さて、この楽器はNYではまあまあ著名なTKブルーさんが所有していた楽器です。

TKブルーさんはモンクのご子息とご一緒に割りとオーソドックスなスタイルの音楽を演奏していたりしますが、プレーヤーの間では割と知られた存在です。

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年代で言うと、1967,68年ごろ、アメセルで言うところの14万15万台あたりの時代の楽器です。

TKブルーさんはあまりこの楽器を使っていなかったようで、ネックにもラッカーが残っていて中々きれいなコンディションです。

この時代のキングは大きく鳴り、また割りとフォーカスした音が鳴るので現代的でビンテージの香りはしません。

ですが機能的には十分使えるので、現代の楽器と同じような気持ちで使うイメージだといいでしょう。

40万円であまり高くないですから、彼のファンの方ういかがですか???


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ザ マーティン アルト 19万5千3百

今日はザマーティン、いわゆるコミッティー3のいい時期のアルト19万5千台です。

ザマーティンは1945年辺りから作られていますが、今回の楽器は1955年ごろの製造開始より10年後のかなり新しい楽器になります。

とはいってもマークシックスで考えると、マークシックスが出始めたころの楽器でそう思うと随分古いですね。

マーティンも10年ほど期間があるとその間の楽器の個性も色々ありますが、初期のものは非常に暗い色をしていてこの19万台あたりだと明るい色のものが多いですが、今回の楽器は中々いい色をしています。

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コンディションの1つの指標であるシールが残っているので、かなりいいコンディションですね。

パッドの様子がわからないですが、このような状態だとおそらくレゾネーターが入っていないオリジナルそれに近いようなパッドが入っていることでしょう。

明るい色だと音色も明るくなりますが、このような初期によく見られる色の楽器は暗い音色がしてああいうキャラクターが楽しめるでしょう。

値段もかなりお手ごろで場合によってはオットーリンクのマウスピースより安く買えることも多いですから、アルトは罪が軽いですね???



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セルマー BA  アルト 2万8千9百 ゴールドプレート

今日はBAのゴールドプレート2万8千9百台です。

1939年製の楽器ですが、この翌年には戦火が激しくなりわずか2百本ほどしか作られませんでした。 その前年には1700本でしたがそのうちの一本になります。

ちなみに現在では年間2万本くらい作られているようです。

さて、BAの時代はラッカーが剥がれやすいためか?オリジナルのフィニッシュのコンディションのものはほとんど見かけません。

それがまさかのオリジナルゴールドプレートだそうです。

オリジナルかどうかは実物でしか判断できませんが、少なくとも色的にはかなり古いゴールドプレートですからオリジナルの可能性が高いでしょう。

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コレクター向けと言ってもいいくらいのかなりのレア楽器ですが、ゴールドプレートによってより実用的な楽器ともいえます。

この頃は楽器そのものが弱いですが、プレートによってパワーが増し、より押せるようになり、弱点であるパームキーの鳴りもより均一になりますから、ゴールドプレートがより望ましいですね。

さらには、ゴールドプレートはマークシックスを含む近代の楽器は暑苦しい重い音がしますが、この時代のゴールドプレートは音色に優美さを加えるという点でもポイントが高いですね。

BAファンにはおススメの楽器です。


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キング スーパー20 アルト 33万9千

今日はキングスーパー20アルトの33万9千台です。

34万台あたりから第三世代になりますので、この楽器は第二世代の一番最後あたりの楽器で、1954年ごろの楽器となります。

この第二世代の楽器が一番バランスがよく、黄金期の楽器で豪華仕様なものが多いですね。

この第二世代まではシルバーネックが標準でついていて、キーにパールがついているのもこの辺りまでですね。

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キングも古い楽器ほど音が散って、音量が小さくなる傾向にあります。

そういう意味では、このあたりの楽器が機能的にもシリアル的にも丁度いいという人もいるし、もう少し後の楽器のほうがしっかり鳴るから好き、、、という人も多いでしょう。

キングはコンディションのいい楽器が非常に少ないですから、今回のような楽器だと安心して買えますね???

ですが、レゾネーターは大きめのかなり分厚いものを使用しているみたいですから、通常の楽器よりはガリガリ鳴るでしょう。

中々良さそうな楽器です。


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