カテゴリー「Alto Mouthpiece」の記事

セルマー エアフロー アルト F

あれあれ、、セルマーのエアフローの大きい番手ってそんなに見かけなかったのに、、、重なることって在るんですよね、、

いざ楽器を買おうとすると全然なかったりするのに、あるときポンポンと続けていいのが出てきたり、珍しいのが出てきたり、、、世の中不思議なものです。

さて、ショートシャンクのひとつ前のモデルであるエアフローですが、本来であればEあたりもそんなに見かけるものではありません

ですが、今度はFです。

開きは86で非常的な8番です。

8番というのは現代でも結構大きめで、当時であれば今の10番とか11番くらいの感覚であったはずで、相当大きいですね。

201901251
201901252  
201901253  
201901254
201901255  
201901256  
現代のマウスピースと大きく異なるのは、短いこと、ラージチェンバーであること、バッフルがない、そしてフェイシングの長さが異なる、、、です。

即ち設計的にはかなり異なり、現代のマウスピースと同じ音がするはずがありません。

ですが、このエアフローにはそれなりの吹きやすさがあって、魅力的ですね。

なんというか、鳴るポイントというか、息が当たる打点のようなものが異なり、それが古い軽い楽器と一体になった時、近い感じの鳴り方で散った音がするようになります。

このマウスピースは、古い楽器の良さを生かしつつ、現代の奏者が対応できるという意味で、開きが小さいものをダブルリップでしか対応できない吹き方でなくビンテージの音再現できる可能性があります。

それゆえ、私もいろいろな経験がありますが、コーンやマーティンやキングや、SBAなど、このマウスピースを合わせることで発揮できる音があります。
古い楽器をお使いの方にはぜひお勧めしたいマウスピースです。
tomosax.net




| | コメント (0) | トラックバック (0)

セルマー エアフロー アルト G

今日はセルマーのエアフローのアルトのGです。

エアフローはショートシャンクの1つ前のモデルとなりますが、40年代から50年代初期のマウスピースです。

CやDはそれなりに見かけるのですが、なんとGです。

Gという大きさはショートシャンク時代でもあまり見かけないですから、それより古い時代にGというのはかなりイレギュラーなサイズで、おそらく特注でしか作っていなかったことでしょう。

開きは92で、メイヤーでいうところの9番ですからかなり大きいですね。

201901241

201901242
201901243
201901244
201901246
201901247
201901248
バッフルはないのでかなり鈍い感じがするでしょう。

アントニオハートが使っていたエアフローのEをしばらく借りて使っていましたが、マウスピースが短いために近い音がします。

音に締まりがなく散った音がしますが、思ったように音がまとまってくれないので、現代のマウスピースに鳴れていると吹きごたえがなく、鳴れるまでに時間がかかります。

さて、それが9番ですから、息は持っていかれるけど、音は散って変わった音がすることでしょう。

さらにはフェイシングがこの時代は先っぽが急なので、高い音に行ったときにちょっと持ち上がる感じがあって9番だと余計にそうなりやすいですから、結構難しいマウスピースだろうと思います。

しかしながら、レア度で言うとかなりのもので、そんなものが存在していることにやや驚きです。

もう少し小さいほうが使いやすいので、中々引き合いが薄いですね???
tomosax.net

| | コメント (0) | トラックバック (0)

オットーリンク アルト 後期ダブルリング 7

今日はアルトのダブルリングの7です。

番号が側面に打ってありますからダブルリングとしては後期のものですね。

この後No USAモデルに変わりますが、両モデルの差は大きいですね。

まず根本的に皆さんがフロリダリンクを吹いた時の感想として、結構モコモコして詰まった感じがあるな、、、スティットのような明るい音でないな、、、ということだと思います。

これを少しずつ遡っていくと、音が近い鳴り方をする、、スティット先生のイメージに近い鳴り方になってきます。

201812261

201812262  
201812263  
201812264
201812265  
201812266  
201812267
201812268  
201812269  
2018122610
私の中ではアルトもテナーも、この後期ダブルリングが最高のリンクメタルです。

サウンドと反応もバランスが最高で、テナーでもダブルリングの後にNo USAを吹くと角が立つな、、と感じます。
もう一つ重要な要素としては、音が近い感じです。

特にアルトではダブルリングはマウスピースが短いのですが、それゆえマウスピースに詰まった感じがなく、近い鳴り方をします。

そのフィーリングがこの時代のサウンドを奏でる一つの大きな要素で、現代のマウスピースでは全く再現できていないところですね。

今回のマウスピースは、まさにスティット的なマウスピースですが、かなり摩耗しているので、難がありそうでなかなか手は出せないですね。

しかしスティットファンとしては 一度は通っておきたいマウスピースですね???
900ドルは高すぎるかな??
tomosax.net




| | コメント (0) | トラックバック (0)

セルマー ビンテージ マウスピースケース?

今日はセルマーのヴィンテージのマウスピースケースです。


こういうものはあるとは思っていましたが、実際に見かけたのは初めてです。

通常マウスピースは個別に包装されていますからここに入れられて卸されたものではなく、販促用のアイテムだったのではないでしょうか?

2018121901
2018121902
2018121903
2018121904
割ときちっと作ってあってそれなりに高級感がありますね?

形はロングシャンク以降のものですから、そんなに古いものではないのかもしれません

私も欲しいところですが、こんなにたくさんロングシャンクを持っていないので残念ながら今回は見送りますが、持っていたら何となく買ってしまっていたかもしれません。

値段は50ドルでマニア向けの価格ですね?

tomosax.net



| | コメント (0) | トラックバック (0)

メイヤー ブラザーズ アルト 2と3/4のミディアムフェイシングスモールチェンバー

今日はメイヤーブラザーズのマウスピースです。

一時期高騰していましたが、この10年くらいで値は落ち着きいいものは2000~3000ドルあたりで推移しています。

オットーリンクがすべてうなぎ上りなのとは対照的で、逆にNYメイヤーの価格がじわじわ上がっている印象です。

さて、そんなメイヤーブラザーズですが、見たことがない2と3/4というサイズのマウスピースがありました。

201812041
201812042  
201812043  
201812044
201812045  
201812046  
201812048
2ではなく、3よりやや少し目のわがままなサイズですね?
それをさらにスモールチェンバーで作り、鋭く明るい音がするようにする、、ということはかなり特注的なマウスピースです。

とはいってもこの時代のスモールチェンバーですから、現代ほどは小さくなく結構大きめに見えます。


3よりも少し小さいということは、セルマーのCよりも小さいくらいだと思いますが、ダブルリップならそんなに小さすぎずに吹けたことでしょう。


ちょっと変わったマウスピースですね?
tomosax.net





   


| | コメント (0) | トラックバック (0)

オットーリンク トーンマスター アルト 8*

今日はアルトのトーンマスターの8*です。
トーンマスターの時代は4,5,6あたりが主流で大きなサイズのマウスピースはラインナップにはありませんでした。

今回の8*は当時でも、特注でしか手に入らなかったものです。


このマウスピースも誰かが特別オーダーしたものでしょう。

201890211
201890212
201890213
かなりきれいでほとんど使われていませんね。

サイズは8*で95だそうです。

かなり大きいサイズで、当時の楽器としてはかなり大きな音が出たことでしょう。

リンクの8*や9はテナーでもちらほら見かけますが、サイズは意外に適当だったりします。

8*というサイズも何となくつけたのではないかと思いますが、ほかにこのサイズがあってもこの大きさと異なることでしょう。

非常に珍しいマウスピースです。


www.tomosax.net



















| | コメント (0) | トラックバック (0)

ガーデラ アルト 初期スタジオ シリアル27

今日はガーデラのアルトです。

ガーデラは昔、ニューヨークのロングアイランドに工房を構えていました。

そのせいもあって、NY近郊のミュージシャンはガーデラから直接マウスピースを購入することはかなり普通のことでした。


私がニューヨークにいた2000年初頭で、ガーデラを使っている人達はほぼ彼から直接買った人たちでしたね。

今回のマウスピースもガーデラから直接購入されたマウスピースです。


なんとシリアルが27ですから、製品化されたかなり初期のマウスピースということになります。

そのせいもあって、バイトプレートが通常のデザインと異なっていますね。
201808031
201808032
201808033
201808034
201808035
201808036
201808037
開きはなんと100だそうです。

大体85とか90とかそのくらいのサイズで、通常の8番くらいの大きさが主流ですが、このマウスピースは初期のせいか?かなり大きめですね。


100だと9番で、テナーの7番に相当しますから、テナーのマウスピースをつけてアルトを吹いているといってもいいかもしれません。

バッフルもかなり高めで、パワフルなマウスピースでしょう。

テナーの人が持ち替えで吹くには違和感がないでしょうが、アルトの人が吹くにはかなり大変なマウスピースですね。


ひたすらパワーで勝負したい人にはいいでしょう。

www.tomosax.net








| | コメント (0) | トラックバック (0)

セルマー ソロイストエアーフロー テナー A*

今日はセルマーのエアーフローです。

エアーフローはショートシャンクよりも前に作られたマウスピースですが、SBAなどに付属していたマウスピースで、40年代からショートシャンクが出るまで作られていたマウスピースです。

いわゆる馬の蹄方のチェンバーはショートシャンク中期から導入されますから、これは通常のラージチェンバーで丸型になっています。


201807191
201807192
201807193
201807194
201807195
201807196
201807197
201807198
201807199
まずサイズですが、珍しいA*です。


通常はCサイズから始まりたまにBなど見かけるのが現代ですが、改めてみると昔はAというサイズから始まっていたのです。


昔は小さいマウスピースを使うのは当たりまえの事でしたから、Cというサイズも昔にしてみればそれなりに大きなサイズだったことでしょう。


残念ながら実測値は書かれていませんが、おそらく60そこそこで現代のソプラノ程度しか開いていないかもしれません。

サイズとしては非常に珍しいですが、中々使いにくいサイズですのでリフェイスして古い楽器に合わせるといいかもしれませんね???


www.tomosax.net






| | コメント (0) | トラックバック (0)

オットーリンク アルト ラバー アーリーバビット 10

今日はアルトのオットーリンクのラバー、アーリーバビットの10です。


実測はなんと115で、テナーでいうと8*という大きさです。

しっかりとしたバッフルがついており、かなり派手に大きく鳴るマウスピースと推測されます。

201807141
201807142
201807143
201807144
201807145


その形状の特徴と箱がフロリダであることから、アーリーバビットであることは間違いありませんが、最近はどの時代か、、ということまでこだわる人も多いですね。


その場合は、鑢の目の細さや、フォントの大きさ、ビークの角度などが時代を見分けるポイントとなってきますが、まあまあ初期のほうのものでしょう。


もう少しバッフルが丸まっていてもいいような気がしますが、大きいサイズでは割とまっすぐ作っているようですね???

さて、このくらい大きいサイズだとマウスピースだけがバリバリ鳴るでしょうから、どの楽器をつけても割りと同じような音色がするでしょう。


テナーの大きいマウスピースを使っている人はアルトでこういうマウスピースが欲しくなるようですが、なかなか使いこなせる人は少ないのではないでしょうか?


600ドルは高すぎですね???


www.tomosax.net





| | コメント (0) | トラックバック (0)

オットーリンク アルト スラント 5* 珍品

今日は珍品マウスピースです。

一応アルトのスラントNo USAなのですが、何かがおかしい、、、
まず、マウスピースの太さの割合が違いますね?

詳しく測ってみるとフェイシングのカーブなどもマウスピースのサイズもアーリーバビットと同じだそうです。
201807131
201807132
201807133
201807134
201807135
201807136
もしこれがスラントとするならフロリダブランクのスラントまで刻印して、バビットで仕上げられたアーリーバビット的なもの、、、では何故USAが書かれていないのかはよく理解できませんが、、


本来なら鑢の目を見ればバビットで仕上げられたものかどうかはすぐわかりますが、リフェイスされているためテーブルの鑢の後は見えません。

そして私がもうひとつ思うのは、アーリーバビットで特注で作ってもらってロゴだけ斜めに入れてもらったことも考えられます。

なぜそう思うのかというと、私はオットーリンクのマウスピースでテーブルにメイヤーの刻印があるマウスピースを持っているからです。

即ち刻印などはどうなるもので、現地に行って頼めばいろいろなものは作れたことでしょう。


そういう意味で今回のマウスピースはやはり本質的にはアーリーバビット的なものだろうと思います。

非常に珍しい珍品ですね???


www.tomosax.net

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧