1980年頃製造 ヤマハ 激レアプロトタイプ サンボーンモデルと同じアルトサックス! YAS-6X6
今日はマニア好みの、サンボーン先生も使っていたあのモデルです!
ヤマハのプロトタイプモデルで、正確なモデル名はYAS-6X6となります。
サンボーン先生は主に80年代にこのゴールドプレート仕様を使われておりまして、シリアルは109でしたが
今回のものはラッカー仕様で102のシリアルとなります。
恐らくこの個体もその当時の関係者・あるいは著名プレーヤーに寄贈されたものと考えられます。
このシリアルは102で、サンボーン先生のものが109となると、少なくとも10本くらいは存在しそうです。
当時の日本の状況は詳しく知らないので伝え聞いたところによると?、最初に貞夫先生が使い始めて、そしてサンボーン先生が使う流れになったそうです。
それゆえ貞夫先生の80年頃のアルバムには62系列の楽器が使われているとか???
62は1978年頃発売で、セルマーほどは高くないけどしっかりと作った上位モデルで、マーケット的に価格的にも品質的にもセルマーマークセブンに対抗した楽器でした。
セブンがだめすぎて?、貞夫先生やサンボーンが、リファインされたシックスとして使い始めとすれば、よく理解できる話です。
そのような時代の流れで、ヤマハが62をさらに進化させようとしたプロトタイプが、YAS-6X6なのでしょう。
あるいは、コストがかかるからトッププレーヤー向けだけに作った特別モデルと言ってもいいでしょう。
事実、ヤマハは今でもSteve WilsonやVincent Herring先生に(Steveはニュースクールで習ったので、親しみを込めて敬称略)、Zの特別版のような楽器を随分前に進呈していますが、モデル化されたことはありません。
今回のYAS-6X6も、このような流れの楽器と思われます。
62ファンにはたまらない楽器ですね! マニアな方はぜひ手に入れられてください!
tomosax.net
今まで色々レッスンを受けてできなかった憧れのアドリブが! ついにできるようになった、とレビューをたくさん頂きました!
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