滅多に見かけないコンディション キングスーパー20 テナー 28万3千台 第一世代初期シリアル
今日はキングスーパー20の第一世代に当たるモデルです。
キングスーパー20は、1945年の27万5千台からの製造になりますが、今回の楽器はその2年目にあたる1946年から47年あたりの楽器です。
第一世代はテーブルキーがやりにくく、テーブルキーが改良された1.5世代がパーカー先生をはじめ人気がありますが、この第1世代には音色の面で非常に魅力がありますね?
特にキングはラッカーが剝がれやすいので、オーバーホール時にファクトリーリラッカーされているものが多く、このシリアルだとオリジナルラッカーのものを見つけるのはセルマー以上に困難です。
今回もリラッカーだろうと思ってみたら、かなりいいコンディションのオリジナルラッカーで、このようなものは久々に見かけました!
本当にいい色していますね。
キングの特徴は、歌うことと、ぼけた音色です。
そしてスターリングシルバーネックで、音には強さがあり、この時代としての楽器の弱さを補う意味では、他の楽器と一線を画します。
正にビバップホーンといったところで、ちょっと古めのビバップをするにはこの楽器は最適ですね?
第1世代でこのコンディションは、ここ10年くらい見かけていないような気がしますので、本当に珍しいといえます。
それゆえ数時間ほどで売れてしまいました。早い!
セルマーもいいですけど、こういう楽器も大変魅力的ですね?
tomosax.net
今まで色々レッスンを受けてできなかった憧れのアドリブが! ついにできるようになった、とレビューをたくさん頂きました!
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