アルト オットーリンク アーリーバビット ラバー 4*
今日はアルトのアーリーバビットラバー 4*です。
最近のオークションでは日本も含めて、アーリーバビットとして売られているものはいわゆるよかった時代のアーリーバビットよりは、ずいぶん後のものですね。今回は少しアーリーバビットの見分け方について述べてみたいと思います。
未だに、本当の意味でのバビット社が最初に作りだ”アーリーバビット”には、番号がついていない、、そして、番号付きになるとかなり硬い音がして、音量も出ない、大きく性能が劣るにも関わらず、すべてアーリーバビットして売ってしまうことには大きな問題があると感じます。
そして、番号がないより古いアーリーバビットにも鑢の模様的には、4~5種類あってそれぞれに個性がありますが、今回はその中でも(レイトフロリダを除いて)最も古いものということができます。
このタイプには、フロリダの箱がついていなこともあるようですが、これはついていますね。マウスピースよりも、箱のほうが大量に余っていたことがうかがえます。
そして、重要な鑢の模様ですが、基本的にはこの模様であれば、ほぼ問題なくアーリーバビットといえるでしょう。
ただし、1がつくころには、写真的に似たように見えるものがあるので注意が必要です。その場合は、ビークが丸いのでわかります。
さて、このアルトですが、4*で65ですから、かなり狭いですね。
初心者向けのサイズで中々使いにくいところです。
リンクのバビットは、鋭さが足りないので、アルトとしてはちょっと物足りないサウンドですが、丸い穏やかなサウンドを奏でたい人にはいいでしょう。
メイヤーは好きじゃない、、という、ジャズ初心者におすすめなマウスピースです。
tomosax.net
コロナ渦でもしっかり学んでついにアドリブできるようになった、とレビューをたくさん頂きました!
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