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アメセル アルト 7万0千1百 グリーンリラッカー

今日はアメセルアルトの7万0千台のリラッカーです。

彫刻が埋まっているなど一目でわかるリラッカーですが、マニア的には、まさか7万台の色を狙ったリラッカーか?と、オリジナルの再現を狙ったようなラッカーの色合いに感心します。

皆さんご存じの通り、この手のグリーンラッカーは、やや年代により趣向は異なるものの、5万7千前後、7万中期、11万台によく見られる個性的な楽器です。

なんだか抜けの悪い暗い音色が特徴のグリーンラッカーですが、7万0千にはこのような色は見られないものの、まさに7万中期の色でこのシリアルにマッチした色の選択が渋すぎます!

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と思ったら、このサックスの持ち主はこの楽器を1965年に購入したとのことです。

この楽器はシリアル的には、1956年あたりですから、この楽器を購入した人は中古で買ったはずです。

そして、1965年といえば、最後のグリーンラッカーが作られていた11万台あたりの年代ですね。即ち、この楽器は中古で買った人がファクトリーリラッカーをオーダーして、たまたま11万台のグリーンラッカーに当たったということが推測できます。

何とも稀有な偶然ですが、ビンテージのサウンドを損なわないという意味では、中々よかった選択肢だったことでしょう。

このように、この当時は色々なラッカーがランダムに出てきましたが、味わいのあるリラッカー品でこれはこれで面白い逸品だと思います。

 


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