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アメセル アルト 16万1千2百 ネルソンランジェルさんの楽器

今日は、ネルソンランジェルさんの所有物だったアメセルアルト16万1千台です。

 

ネルソンさんは、1980年代中期あたりから頭角現し始めたフュージョンプレーヤーで、初期のほうにGBPレコードからたくさん傑作を残されましたね。

 

その当時はあまり日本にいらっしゃることがなかったので知名度はそんなに高くなかったかもしれませんが、サンボーン先生とは違ったデュコフ的ARBサウンドで、アメリカでは著名なフュージョンプレーヤーです。

 

そんなネルソンさんが所有していた、まさにフュージョンをするための?アメセルが売りに出されています。

 

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14万台を基準に考えたときの16万台ですが、傾向として鋭さの角が取れてちょっと丸みがあり、マイルドになった頃ということができます。

 

ボリュームも14万項よりは少し抑え気味な感じで、14万のズバズバ感が弱まっている分ジャズ的にも弾けるあたりです。

 

この楽器は、音はかなりフォーカスされているということですから、16万の中でもやはりズバッと14万を感じさせるフィーリングがある楽器なのでしょう。

 

ネルソン先生は、デビュー初期の時点では私の記憶ではすでにヤマハを使っておられたので、それ以降に使われたものかもしれませんし、ヤマハ以前かもしれませんが私にはわかりません。 つまるところはウッドストーン使っているから、もういらないということですね。 

 

楽器としては、やや暗い色味に見えますので、それなりに暗い色がしてジャズも十分行けそうです。 ネックがちょっとつぶれていますが、やはりあの構え方はネックにはよくないということですね?

 

コンディションはさておき値段も市場価格よりは抑え気味で、フュージョンもできるジャズホーンを探している人にはまさにうってつけ。 そういうスタイルでなくとも、ちょっと買っておこうかなと考えてしまうネルソン先生の所有物。

 

すぐ売れてしまいそうですね?

 

tomosax.net

 

 


 

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