アメセル テナー 12万3千6百
今日は12万3千台のアメセルテナーです。
ビンテージのテナーとしてはギリギリ古い音がする12万台です。13万になるとかなりゴリゴリ重たくなり音色が損なわれるので、実際にアメセルテナーとして王道の音がするのも12万台までですね。
そして12万台には明るい色も混ざっていて、ういう楽器はその意味ではハズレになりますので、今回のような暗い色をしたものがアタリということになります。
そして、値段的にも12万は5桁よりもかなり安いので、予算が少ない人は11、12万台あたりの暗い色をしたものを狙うといいでしょう。
暗い色をしていていい音がしそうです。 5桁と異なるのは、低音の太さと音の張りになりますが、枯れたジャズの音色という点では十分にキャラクターが感じられるでしょう。
この楽器は大きな修理歴があるので、かなりお安くお買い得です。
もともと12万は安めですが、修理歴があることによりさらに安く、70万くらいで買えます。
おそらく日本に持ち込んだ場合は大きな修理、、特に、へこみや曲がり系の修理が必要ですが、石森管楽器あたりで完璧に直したとしても、100万でお釣りがくるような感じで、安くいい感じのビンテージを手に入れるにはもってこいですね。
実は、つい先月もお買い得12万台を石森さんで大きく修理して、幸せになった方がいらっしゃいました。
予算少なめでうまくまとめるには、こういう出物がねらい目ですね?
tomosax.net
最近のコメント