オットーリンク スラント アルトの偽物
さて、今日はアルトのスラントの偽物です。
先日もこのマウスピースの類を石森管楽器に持っていっていろいろ勉強させてもらいましたが、スキャンして型を作って、、、という工程で製造されているようですね。
それゆえ、実物と同じフェイシングカーブ、オープニングのデザインを持っているので、それゆえそれなりに吹きやすいのであろう、、、とのことでした。
これにつきましてはまた後日レポートしますが、今までご紹介した偽物マウスピースは、それを作るときにすべて本物を手に入れてやっていることになり、それはそれでかなりの労力がかかっています。
さて、そのような状況でのアルトのスラントのコピー品ですが、今まで出てきたコピー品のすべてが6というサイズです。
それ以外のサイズのコピー品は少なくとも私は見ていないので、おそらく、アルトのサンプルは6というサイズしか取れなかったということを示唆しています。
さすがにテーブルの鑢の目の再現は非常によくできていますが、このマウスピースに関してはロゴなどのデザインに違和感たっぷりですね?
ちょっと鮮明すぎるというか、写真の写り方を考慮しても色味はかなり違って見えます。
むしろロゴはこんなにべったり塗らずに、薄い白い色をなんとなく付けるだけでよかったんじゃないかな、、、と思ってしまいますね?
さらにはアルトのスラントをコピーするくらいなら、もっと他のマウスピースをコピーしたほうが儲かりそうなので、あまりサックスには詳しくない人なのかもしれません。
これは粗悪な偽物なので騙される人は少なそうですね?
tomosax.net
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