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フラセル アルト 18万7千1百

今日はフラセルのアルト18万7千台です。

 

1971年製のアルトで、ほとんどオリジナルパッドが残っているきれいな楽器です。

日本ではこのような楽器を多く見かけますが、アメリカではアメセルが普通であったため、アメリカのマーケットでこのようなフラセルのミントコンディションを見るのは、日本で当時流通したアメセルのミントコンディションを見るくらい珍しいですね?

 

今では逆に日本のマーケットで売られたフラセルが逆に海外で珍重されることもあるようですが、海外ではフラセルもそれなりの需要があるようです。

 

まずこの楽器を見て思うのは、フラセルはやはりパッドの開きがアメセルより大きめで、セッティングの面でも随分異なりますね。

そしてケースも日本で見かけるものよりはちょっとオシャレ度が低いですね???

 

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日本のオークションではこのような楽器は多く見かけますが、結構な値段で取引されているのを多く見かけます。

ジャズ的な視点から見ればあまり味のある楽器ではなく、そういう用途というよりはなんだかわからないけど古いから高めに取引されているのが現状でしょう。

(私の周りの)吹奏楽の人たちはシリーズ2が正にそのものという感じで、吹奏楽的にもフラセルシックスはあまり需要があるようには思えません。

ですが、あの独特のこもった音と、抜けきらない丸い音に、かなり明るめの音がするのはこの時代の楽器ならではですね。

愛用者にはお勧めの楽器です。

 

tomosax.net

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