アメセル アルト 23万8千9百7十 特別彫刻
今日は最後期マークシックスアルトです。
23万台からはマークセブンがちらほら始まりますが、アメセルとしては23万後期、、、フラセルからやや遅れてアメセルセブンが登場します。
しかし、アメセルのシリアル的には23万台でもまだマークシックスが作られ続けており、24万台のシックスもあります。
といったわけで、移行期に当たるマーシックスですが、これまた、このあたりのシックスは中後期のシックスとは、1味も2味も違います。
とにかく鳴りが大きく、現代の楽器のにも負けない強い音がします。 やや大げさに言えば、通常の後期シックスよりも1,5倍くらい大きな音がします。
まずこの楽器は、ベルの側面に通常よりも多く彫刻があり、またシリアルのところにも彫刻がありますね。
このように特別な通常と異なる彫刻が入っている楽器はたまに見かけます。
工場で直接オーダーして作ってもらったか、関係者の楽器、ということもあります。
さて、先にも述べたとおり、この楽器は非常に鳴りの大きなあたりの楽器で、マークセブンの管体が、、、という人もいますが、マークセブンはややまとまらない音がするのに対し、これらの楽器はきちんとマークシックスのような締まった音がします。
というわけで、私はセブンの影響、、、というよりは別物の楽器のように思います。
シックスとしては特別なシリアルで、14万台にも負けないくらい素晴らしい楽器だと思いますが、この楽器はオーバーホールが必要なので、値段的には割高ですね?
オリジナルのパッドもついていますが、ネックはひずんでちょっと残念な感じです。
tomosax.net
最近のコメント