« アメセル アルト 17万9千 をアンラッカーにするととても変わる件? | トップページ | ピックアップ付のマウスピース  »

オットーリンク 初期トーンマスター テナー 練習しすぎな件

さて、今日は初期のトーンマスターです。


トーンマスターは40年代から作られ始め、50年代中期まで続いたジャズの伝統的マウスピースです。

40年代のオットーリンクのパンフレットにもあるとおり、ジャズミュージシャンはほぼオットーリンクを使っていた、、、そんなことが読み取れる資料も多くあります。

そのトーンマスターも年代を通じでやや改変されて、色々なタイプがあるように思いますが、今回のはおそらく最初期のものです。

201908141 201908146 201908145 201908147 201908148 201908149 201908143 201908142 201908144

 

その前に、、、、ティースガード突き破るまで使う人、、、初めて見ました。

金属は最終的に摩耗してボロッといってしまったことでしょう。

ティースガードのえぐれ方からして、この人は当時では珍しいシングルリップでいっていたわけですね。

 

しかも開きが狭いからグッと歯を押し付けて息をいっぱい入れていたのでしょう。 それにしても、そんなに前後の幅で削れたら咥える位置が安定しなくて大変じゃなかったかな、、、と思う次第です。

マウスピースあこのくらいまで行くには、ちょっとしたくらいではいかないでしょうから、すごい練習されていたのですね??

さて、これが初期型なのはシリアルが小さめでAから始まっているからです。

後期型は字が大きかったりしますよね。

そしてバッフル部分見ると意外にしっかりついているのがわかります。

このように初期のほうが明るくシャキッと吹けるというのは本当のようです。


さて、このマウスピースはこんな状態ですが、おそらく修復は可能でしょう。

ティースガードは違うのつければ済みますし、裏の金属は埋めればいいだけなので、その部分だけなら案外簡単に

直ると思います。

このくらいまで練習しろよ、、、という戒めだと思ってこの穴の開いたマウスピースの画を心に刻んでおきます???

 

tomosax.net

 

 

 

 

 

 

| |

« アメセル アルト 17万9千 をアンラッカーにするととても変わる件? | トップページ | ピックアップ付のマウスピース  »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アメセル アルト 17万9千 をアンラッカーにするととても変わる件? | トップページ | ピックアップ付のマウスピース  »