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アメセル バリトン 6万1千9百4十 LowA

今日はアメセルの6万1千9百台です。

アメセルバリトンでLowAのものは、それなりにはあるのですがアルトやテナーほどは見かけません。

今回のものは6万初期でBbベルも多かった時代ですから、LowAを見かけるのは久しぶりのような気がします。

アルトやテナーは6万2千から本当の意味でのマークシックスのデザインになりますが、バリトンはこのあとの6万2千あたりからデザインが変わるかどうかは確認できていません。

バリトンはテナーよりも後にマークシックスになったように記憶しているので、この楽器はそういう意味ではかなり初期のマークシックスバリトンということになります。

それゆえ6万2千を超えてシリアルの字体が変わっても楽器の目に見えるようなデザインは変わっていないかもしれません。

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銅が多いのかかなり緑青がついていますね。

それにしても6万台らしくいい色をしていて、テナーであればちょうどいい暗さですね。
この時代のバリトンを持った瞬間にわかりますが、楽器そのものが相当軽いですね。

そして現代の楽器のようにバリバリ鳴らずに丸い音がします。
そして反応も速くとても気持ちよく吹けます。

どうしても現代の楽器は明るめにバリバリ鳴る側に振れてしまうのでテナーや特にバリトンはアメセルのような暗く散った音色が心地よく聞こえます。

その意味ではこの楽器はテナーの同じような楽器よりははるかに希少性が高いでしょう。

バリトンファンにはぜひお勧めしたい楽器ですね???
tomosax.net





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