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The Martin アルト 19万0千4百 ミントコンディション

今日は非常に珍しいマーティンコミッティーⅢ、いわゆるThe Martinの19万台のミントコンディションです。

まずマーティンはきれいな状態で見かけるのが少なく、シリアルのところのシールが残っていればいいほう、、、オリジナルパッドが完全に残っているものは皆無で、リラッカーも多く存在します。

今回の楽器はパッドが1つ2つ替えられているだけで、ほぼ売られていた時の状態です。

19万台でザマーティンとしてはかなり後期ですが、1955年初頭の楽器で、パーカー先生が亡くなった時代の楽器と考えればかなり古いのがイメージできると思います。

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まず、オリジナルのパッドは今の楽器のようにレゾネーターが大きく張り出していないため、かなり音にエッジが立ちにくく鈍いのがわかります。

そして、わたしが注目するのはパッドの開きです。

パッドの開き方はかなり癖があり、総じて狭めにとってありますが、低いほうはまあまあ開いているのがわかります。

LowCはかなり狭く、Dあたりの音はかなりこもった感じに鳴るのよくわかります。

このようなセッティングで売られているマーティンはほぼないので、現代で私たちが見かけるザマーティンは当時とは音色やフィーリングがかなり異なるであろうということが良くわかります。

この楽器はコンディションも貴重ですが、セッティングのリファレンスとしてとっておいてほしいですね。

ちなみにこんなにきれいでも18万円くらいならかなりお買い得ではないででしょうか???


tomosax.net





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