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オットーリンク アーリーバビット レイトフロリダ 6 テナーラバー

今日はアーリーバビットのテナーラバーマウスピースです。

アーリーバビットも、即ちバビット社がオットーリンクを作り始めてからの数年のマウスピースは、番号付き以前でも少なくても4,5種類ほどの型があってそれぞれでいろいろなキャラクターがあります。

その中でも今回のものは最も初期のアーリーバビットで、本質的にはスラントとほぼ同じものです。

その中身ですが、決定的にバビットと異なるのは鑢の目ですね。

形もそうですが、このタイプのマウスピースは鑢の目がデニム模様というか、十字に畳の目のようになっているので見分けやすいですね。

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オットーリンクの買収の移行期間は2年間ありますので、かぶっている時期があります。

テーブルがスラントと同じ仕上げになっているので、これは移行期間中に作られたもので、テーブルがフロリダと同じということはほどスラントに等しいもので、移行期間中にフロリダのほうでほぼ仕上げられたものでしょう。

さて、アーリーバビットにもいろいろな形状や仕上げがありますが、このタイプのマウスピースはやや細身です。

すごく太いものもこの後に出てきますが、やはりマウスピースが形状によっても音が大きく変わります。

即ち、アーリーバビットの中でもデザインによって音の趣向がかなり異なります。

このマウスピースはかなり細身で軽いので、直線的で軽い鳴りをします。

このあとビークがストレートなものがしばらく続き、ビークがやや斜めになって太めのものが出てきますが、総重量だけでなくビークの形が変わるだけでマウスピースの鳴り方が大きく変わるようです。
いろいろまとめて吹いてみると、、、材質の違いもさることながら、ビークがストレートなほうがカラッと鳴るように思います。

なんというか、音の輪郭がちょっとはっきりするような鳴り方、、、というか、カラッとしたような感じです。
逆に後のビークが斜めの太いものは、ずっしりまとまった音の感じですね。
そしてその後には、やや細身のものが出てきますが、この頃になるとかなりプラスチックも多く、細身で軽い感じでババババっとなります。
このように、アーリーバビットだけでもかなり色々なキャラクターがあってとても楽しいですね。


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