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アメセル テナー SBA 5万1千1百

今日はアメセル5万1千台テナーです。

この楽器は非常にきれいな状態を保っており、オリジナルパッドやセルマーのカードが残っています。

セルマーに問い合わせたらしく1953/5/23にパリで作られてアメリカに送られた楽器だそうです。

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通常このあたりの楽器はもっと暗い色をしているものが多いですが、これは割とライトな色ですね。

デモ音源があるので聴いてみましょう。
やはり明るめの音でパリッとしていてあまり音色の良さはないですね。

パッドもオリジナルで低音もやや辛そうで、この状態では反応がいいかはわかりませんが、高い音の音の抜けや音の均一性はありそうです。

実際はオーバーホールするともっと明るい音になるので、そういう意味でも音色は暗くなさそうです。


さて、注目すべきはこのセルマーのカードで、どういう風に優れているのかが書いてありますね。

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オフセットのキーの配置になっている、
音程が良い、
キーガードのフェルトでトーンホールの高さを変え、音程やチューニングのバランスをとることができる
キーのロッドが長いので服が引っかからない
オクターブキーが新しくなって反応が良くなり、オクターブの跳躍が簡単になった
キーポストが丈夫になった
テーブルキーがやりやすくなった
とのことです。
なるほど、SBA以前の楽器やほかのメーカーでは、服がキーのロッドに引っかかったりすることが問題でもあったわけですね?

あるいは、SBA以前の楽器はロッドが曲がって、キーがずれやすいこともあったようです。

初期SBAには音程が高いなどの欠点もありましたら、フェルトの高さで好きに変えてね、、ということも推奨されていたことがわかります。

そしてなにより、
ToneX Tone-Boosters というレゾネーターがsuper volumeを与え、音にエッジが出る、、、ということが書いてあります。

あのレゾネーターはToneXという名前があったのですね?知らなかった、、、

そして最後に、世界のプロプレーヤーの80%がセルマーを使っているとも書いてあります。

そのパーセンテージはテナーに関しては今も変わらないか、もっと増えているかもしれません。

セルマーって改めてすごいんだな、、、とこの写真から感じる今日この頃でした、、、
tomosax.net





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