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カスタマイズされたリファレンス54 テナー

今日はリファレンス54のアンラッカーのテナーです。

世間の評判はリファレンスなどと小賢しいネーミングをつけたシリーズ2もどき、と言っても過言のない楽器ですが、実際部品はシリーズ2をかなり流用したマーケティング的側面の強い見栄えだけの楽器です。

それどころか当初はパッドのサイズがあっていないものを出荷したり、シリーズ2を鳴らなくしただけの設計で、軽い鳴らないシリーズ2といった楽器でした。

そこまで強く言うのは、見栄えやイメージなどが先行して中身のない楽器だからです。

即ち、初年度マークシックスの散った音色、低音の軽さなどは一切置きざれにされて、ちょっとまねたよ=リファレンス、、、という名前をつけてさもビンテージの復刻のような印象を植え付けているところがもはや詐欺レベルですね???

さて、それでもアンラッカーなどにしてついでに特別彫刻などつけて、ビンテージに近づけようという気持ちは理解できなくはありません。
やはり5ケタのマークシックスは高すぎですものね?

今日の楽器は、果敢にも何とかリファレンスをそれっぽくしようとした楽器です。

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彫刻は、有名なデュマーズさんの手によるものだそうです。

昔はアメセル的な彫刻も引き受けたいたようですが、最近はやってくれないと聞いたことがあります。

彫刻が太め、、ということでも有名ですね?
彫刻は基本的にはあまり音には影響がありませんが、ジョンファディスによればあまり入れすぎると鳴りが悪くなるそうです。

それもそのはず、楽器にとってはただの傷ですものね?

なので、ここまで入れるとそれなりに音には影響があるかもしれません。

さて、アンラッカーにすることはとてもいいことだと思うのですが、あくまでも高い倍音が減るという感じで、音は若干まとまりがなくなりますが、初期マークシックスのようにはなりません。

あわよくば中期シックスくらいのフォーカス度で、そこの再現はどうあがいても現代の楽器ではできないところです。

そして一番大きなところは、楽器の重さ、、低音の反応です。

さすがにそれは楽器の設計ですので、元が異なれば同じにはならないでしょう。


さらには、材質が大きく異なるのも同じにならない大きな要因ですね。

ということでかなり厳しめに書きましたが、違うものを近づけようとしてもあまり近づかないのに、こういうことをしようとする人は後を絶ちませんね。


だから商売になるのかもしれませんが、やはりあの音が欲しければそのものを買う必要があるということを、こういう楽器は示唆していると思います。
tomosax..net



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