キング スーパー20 アルト 29万7千0百 特注アーティストモデル ゴールドプレート
今日はキングスーパー20アルトのすごい楽器です。
シリアルは29万7千台で、キングスーパー20としては第1.5世代、、、即ち使いやすくなった最も初期のモデルです。
スーパー20の第一世代は、テーブルキーがやりにくかったり、ストラップリングがでかかったりと、やや使いにくいものでしたがこの1.5世代から機能性もグッと増しました。
ちなみに、パーカー先生の楽器は今回の楽器と非常に近いシリアルです。
即ち、実質使い物になるスーパー20で最も古いモデルがこのあたりになります。
そして今回の楽器のすごいところは、アーティストモデルといういわゆる個人向けの特注モデルです。
マリアーノカボタジェさんという人用に作られた楽器で、ゴールドプレート仕様です。
ベルの接合部に名前が彫ってありますね。
スーパー20はそのほとんどがリラッカーされていますから、オリジナルのコンディションでさらにゴールドプレートで特注で、こんなにきれいに残っているのはかなり希少です。
パーカー先生の楽器ともかなり近く、ベルがシルバーではないのですが、それでもかなりビンテージ性は高いですね。
試奏音源があるので聴いてみましょう。
「gold_plated_king_super_20_alto_saxophone_demo_297xxx_cleveland.mp3」をダウンロード
もっと丸い音がするかと思いきや、かなりバリバリした音がしますね。
ちょっと拍子抜けしました。これならヤナギサワでいいのでは、、、と思わなくもないですが、
やはりフィーリングは随分違うでしょう。
楽器としてはかなり希少なのでキングファンにはたまらないでしょう、、、
www.tomosax.net
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