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キング スーパー20 アルト 30万8千

今日はキングスーパー20の30万8千台です。

キングスーパー20は大きく分けるとマーク7くらいまで、、、即ち7種類くらいのモデルに分けられますが、今回のものは初期のマイナーチェンジを除くと第2世代にあたるものです。

キングスーパー20の第一世代はいわゆるゼファーの改良版のような楽器特にテーブルキーが使いにくいような問題もありました。

今回の第2世代はそのような点を改良して黄金期に入ったころの楽器です。

その第2世代はシリアルで言うと30万5千から始まり、年代で言うと1950年に入った頃です。

今回の楽器はそういったわけで、第二世代の初期の楽器で1950~51年あたりのビバップ真っ盛りの時代ですね。

その楽器がまさにオリジナルラッカーでかつオリジナルのパッドが残っているそうです。

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テーブルキーとネックストラップリングの改良は非常に大きな利点でした。

テーブルキーはセルマーSBAを意識して改良されたと思われ、これによりこの時代セルマーと並んでビバップホーンとして君臨した楽器ですね。

この時代の楽器はそのほとんどがリラッカーされておりいいコンディションのものは数えるほどしかありません。

その上オリジナルのパッドがついている、、となるとコンディション的にもかなり希少ですね。

肝心の音色ですが、この時代の楽器として大きな鳴りをもし、また、音も丸さを帯びていてしかも楽器の反応も軽いのではまる人が多いですね???

惜しくもパーカーやキャノンボールのようにベルがシルバーソニックではないですが、それでも十分にその時代の音色を楽しめる楽器でしょう。

50万なら新品のリファレンス買うよりも遥かに価値のある価格だと思います。


 

とはいえ注目度が高く他の楽器よりはちょっと値が張りそうな感じですね???



 

www.tomosax.net






















 

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