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アメセル アルト 14万1千 LowA

今日はLowAのアメセルアルト14万1千台です。

14万台が作られた頃には積極的な革新がセルマーの楽器には行われました。 アルトではベルの長さが変更になり、マークシックスの刻印が本体にうたれたり、ヴァリトンシステムが作られたり、、、、そして、多くのLowAの楽器が作られた年でもありました。

正確にはセルマーの台帳を見ないと確認できませんが、私の印象ではこのLowAが一番作られたのは14万台が作られた1967年ごろだと思います。

それゆえ今回のような楽器が多く見られるわけです。

14万1千台は色々なキャラクターの楽器がありますが、今回の楽器は標準的などちらかといえば明るめの楽器ですね。

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やはりボウとベルのサイズ感により低音の鳴りが改善したので、LowAも意欲的に製造したということでしょうか?

確かに14万台のLowA付き楽器も他の番手よりもよく鳴るとは思いますが、やはり音色そのものが変わってしまうことがありあまり広がらなかったということでしょう。

このようにLowAの楽器は多くの楽器はあまり使われずに残っているので、市場には多く出てきますね。

値段はまちまちで、通常の楽器と同じようなこともあればちょっと安いこともあります。

今回の楽器は8000ドルでちょっと高めです。

あまり引きあいはないので、売れるのにも時間がかかるでしょうね???




www.tomosax.net


























 

 

 

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