オットーリンク ニューヨークスラント アルト 3*
今日はオットーリンクのニューヨークスラント3*です。
ニューヨークスラントは1930年代後半から40年代を中心に製造されたもので、このマウスピースも40年代あたりのものです。
リンクとしては最初のラバーマウスピースで、いわゆるフロリダスラントよりは遥か昔のマウスピースとなりますので、フロリダスラントとは全く別物のマウスピースです。
今回のものは箱付きで、歯形はあるものの、やすりの目がはっきり見えるほどテーブル側はきれいなコンディションです。
開きは3*で60ですからセルマーのCよりも小さいですね。 後の時代では60は4*のサイズですから、この時代はサイズ感が違うのがわかります。
先端や中の作りは非常にきれいで、芸術的です。
この時代はラバーマウスピースは、メタルの下位版として安物扱いされていましたからこのマウスピースを使用している当時の写真はあまり見かけません。
今となっては中々使いにくいマウスピースですが、価値は上がってこれでも400ドル位します。
古い楽器に合わせるといいかもしれませんね???
www.tomosax.net
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