シューガル 3Dプリンターで作ったマウスピース
今日はゲイリーシューガルさんの新作マウスピースです。
私の中では割と過去のマウスピースっぽいイメージですが、今年に入って新作を2つも出したようですね。
そのひとつが今流行の3Dプリンターマウスピースです。
3Dプリンターというと同じ形を3Dでコピーするのですが、ひとつは材質が限られることになります。そして、何をコピーするのかというのが重要になります。
シューガルさんはABS樹脂とレジンの混合したものを材質として使ったようです。
このABS樹脂というのは調べてみますと、いわゆるレゴブロックのようなものを想像すればわかりやすいと思いますが、おもちゃの製造に使われるような材質です。
それゆえ熱に弱く、70度あたりで溶けてしまい、アルコールなどの化学耐性も弱いようです。
材質的にはおもちゃのブロックと同じなので、同じような色のラインナップで作れるそうです。
黄色とか、、、緑とかもできるようです???
さて、このマウスピースは何をモデルにしたかというと、型を取ったわけではなく、彼のカークウェイラムモデルのCNCマシーンのプログラムを転用したそうです。
それもある意味新しい技術だと思います。
さて、、最後にデモ動画を見てみましょう。
うーん、マイクが悪いことを差し引いてもかなり薄い音ですね。
なんというか、材質の密度の重さがない分軽い音色がします。安っぽいと感じる人も多いでしょう。
その代わりに抵抗感の軽さなど、吹きやすさはあるようですね。
いくら吹きやすくても音色が備わらないマウスピースは淘汰される傾向がありますが、このマウスピースは生き残るでしょうか???
今後もこの3Dプリンターの技術は注目ですね。
www.tomosax.net
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