アメセル アルト 8万8千1百
今日はアメセルの8万8千台です。
1960年製の楽器で、アルトとしてはまだまだ弱いあたりです。
アルトのマークシックスは14万台へ向けて徐々に重く大きく鳴るようになっていきますが、私の中での大きな区切りはこの8万と9万あたりにあるように思います。
というのも8万まではアクセルを踏み切って吹き続けるようなイメージですが、9万くらいからは少しずつ抑揚というか、それほど押さなくても楽器が鳴るようになるための幅が出てきます。
この楽器はそこまでではないですが、まだ全開で吹ききるとそれなりにボリュームも出て、丸めのこもった音がする楽器でしょう。
きれいな楽器ですが、私はやや気になる部分があります。
しかしオリジナルということにしておきましょう。 色は明るめで、割とパリッとした音が鳴ると思います。
ニューヨークメイヤーをつけて思いっきり吹けばフィルウッズのような感じでしょう。
ちょっと弱めの丸い音が欲しい人にはおススメです。
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