アメセル テナー 6万8千6百
今日はアメセルテナー、6万8千6百番台です。
マークシックスは6万2千あたりでモデルチェンジがありますが、ベルの太さなどのモデルチェンジを経た直後くらいの6万台が最も人気がある番台といってもいいでしょう。
その中で6万8千というとまさに、王道のシリアルです。
1956年製のまさハードバップ全盛の時代の楽器です。
この楽器はウディーハーマンのツアーバンドのスティーブローヤルさんが使っていた楽器だそうです。
彼は惜しくも数年前になくなられたそうですが、その彼が60年代中期からバンドで使用していた写真も残っています。
ちょっとネックが曲がっていますが、色的には暗すぎず良さそうなキャラクターとしていると思います。
あいにく私はサードハードは詳しくないので、彼がこの楽器で実際にどのような演奏をしていたか音源を持ち合わせてないのですが、マニアな人ならきっといくつか音源をお持ちでしょう。
こういう前の持ち主の意思が感じられる楽器だと、また違った気持ちで演奏できそうな面白そうな楽器だと思います。
www.tomosax.net
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