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シリーズ1 バリトン 37万2千台

今日はシリーズ1、1985年製のバリトンです。

シリーズ1そのものが短い間しか作られなかったので、相対的に本数も少ないわけですがバリトンも今となってはあまり市場では見かけませんね。

ところで、シリーズ1とシリーズ2の決定的な違いはなんでしょうか?

それは材質です、、、シリーズ1のほうが、、、、、なわけですが、それゆえしっかりとした鳴り方をしますし、マークシックスやシリーズ2がカラッとしたペラい感じがするのも材質による影響はあるでしょう。(正解は写真の後にあります)

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このシリーズ1のみが、銅が多いややブロンズ的な素材で、セルマーの歴史の中でも真鍮の材質を変えたのはこのモデルだけですね?

もちろん、材質を大きく変えたことで支持されずに元に戻した?様なこともありますが、シリーズ2の初期とはまた違った趣で、楽器としては非常に完成度が高かったですね。

それに比べると今のセルマーの楽器は、安物の楽器みたいな感じで吹いていてつまらなくなってしまいました。

アメセルのような暗い音はしませんが、しっかりした鳴りと今の楽器とは違う暗さがありますから、ビンテージではない使いやすい楽器が欲しい人はシリーズ1とは中々面白いでしょう。

もっと評価されてもいい楽器だと思いますが、きれいなバリトンが出てくるのは珍しいですね。


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