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セルマー ソロイスト ショートシャンク G

今日はテナーのショートシャンクのGです。

今回ものは恐らく第三世代のショートシャンクで、1958~59年あたりのものでしょう。

この時代にはリンクも7番あたりまで普通に作っていましたから、セルマーがGまで作っていたとしてもそんなに不思議ではありません。

それゆえ、Gは非常に珍しいのですが年間を通じて2,3回は見かけるような気がします。

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非常にきれいなコンディションですね。

開きは96だそうですから、リンクで言うところの6*ですね。

これだけきれいなものが多く残っているということは、やはり実用性が少なかったと考えるべきでしょう。

大きなサイズのものは、下の音に行くとどうしてもかなり口を緩めなければいけないので、
吹き易さはリンクのほうに遥かに軍配が上がります。

さらには、この第三世代は鋭さがやや弱いので、第一世代あたりで大きいものの方が気持ちよく吹けるでしょう。




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