フラセル アルト 15万8千 シルバー
今日はフラセルのアルトの15万8千台です。
そろそろ色々な楽器が売りに出され始め、今年は出物が多いですね???
この楽器はオーバーホールはされていますが、F#もついてシルバーも非常にきれいです。
このようにシルバーであまり使われていない楽器は、磨いたとしてもプレートの下にしみのようなものは一切見られませんし、貝の変色はありませんね。
このような状態であればオリジナルのシルバープレートということは疑いもないでしょう。
ジャズがどうのこうのということは置いておけば、この時代のシルバーは鳴りも安定してシリーズ2ほどはバリバリせずに面白い音がしますね。
音圧もラッカーよりは強く重たい音がするでしょう。
レゾネーターがメタルなので通常の楽器よりはバリバリするでしょうが、メタルのマウスピースなどをつけてもキャラクター的にはマッチするでしょう。
使いようによっては個性的な音がして面白い楽器なので、こだわりのある人にはこういう楽器は、はまれば他にはない音色が出せるかもしれません。
www.tomosax.net
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コメント
いつも興味深く拝見しております。
Alto mark Vi シリアル14万-16万レンジのネック”S”マーク両脇が若干ワイドな作りに見受けられます。"fat octave key" による音色への効果は考えられますでしょうか?
投稿: Lucas | 2017年1月13日 (金) 16時43分
Lucas様
コメントありがとうございます。
ネックはやはりデザインが重要で、キーの形状が変わっても音色の変化はほぼないでしょう。それよりももし変わるとすれば、付属品の重量の違い、あるいは材質の違いでしょう。
もしソリッドシルバーでオクターブキーの締めるパーツを作れば銀の音がすることは間違いないでしょう。
しかし、この形の違い程度では重量が変わらなければほぼ違いは出ないと思います。
投稿: tomo | 2017年1月16日 (月) 12時32分