カナセル? フラセル バリトン5万7千1百
今日はフラセルのバリトンです。
5万7千台でマークシックス初期のLowAバリトンになります。
まず私の目を引いたのはちょっと彫刻が異なることです。
もちろんフラセルの彫刻でリラッカーもされていますが、彫刻がシャープでないというか下手、、、というかもっちりしています。
この楽器の出品がカナダであることも考えると、恐らくカナセルではないかな?と思っています。
あいにく近い番台での写真と比較できないのですが、このあたりのフラセルバリトンの彫刻のデザインとも微妙に異なるのでそうでしょう。
カナセルは彫刻が深いとも言われていますが、これは年代によって異なるようです。
この楽器も結構深めに掘ってあるのでそういう言い伝えに合致しますね???
カナセルは有識者によれば、非常にいい金属を使っていてアメセルよりは重めだそうです。
カナセルを吹いた後にアメセルを吹くとちょっと力が入らないようなそんな感じですが、このバリトンもオリジナルであれば古いキャラクターに軽い吹奏感と艶っぽいいい音色がしたことでしょう。
カナダにはまだまだこういう楽器があるかもしれませんね???
www.tomosax.net
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント