アメセル テナー 7万6千9百
今日は7万中期のテナーです。
非常にきれいな楽器でミントコンディションです。
この楽器はワンオーナーで1958年に購入されてちょっと使ってそのまま保管されていたようです。
さて、7万中期を持っている人は、よほどこだわりがある人かよくわからずにマークシックスというだけで高い値段を払って買っただけのどちらかに分かれると思います。
私はこの楽器をこだわりを持って買う人はよほどのマニアだと思います。
それは、、、
通常この番手が欲しい人はパワーのあるグリーンラッカーだと思うのですが、この楽器は明るめでそうではありませんね。
この番手の楽器はキャラクターの面では非常に中途半端なのですが、古いジャズをやる6万台にしては音がフォーカスしすぎているし、ブレッカー氏のような8万にしては音がボケてパワーも足りないし、、、と中途半端です。
しかし、ただこのあたりの楽器を使ってスタイルを確立した人がいないだけで、スタイル的には可能性の残された番手だと思います。
それゆえに確立したスタイルから見れば、どっちつかずの楽器で明るい色をしていることから
キャラクターも明るめで素人向きではないですね。
そういった理由できれいですが、この楽器に惹かれる人はよほどの通でしょうね???
www.tomosax.net
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