フラセル テナー6万2千3百
今日はフラセル6万2千台のテナーです。
ちょうどモデルチェンジが行われた直後くらいの楽器で、それ以前の6万1千よりはちょっと太い音がすることでしょう。
フラセルも6万2千台あたりなら十分にビンテージの音がして、ジャズにも使えるのでもちろん探している人も多いでしょう。
色もアメセルほど暗くはないですが、中々いい色をしていますね。
ネックがつぶれているのがちょっと残念なところです。
さて以下にアメセルとフラセルの6万台の音源を二つ用意しましたが、どちらがこのフラセルでしょうか?ちなみに同じ人が同じマウスピースで吹いています。
①
「serial_60.mp3」をダウンロード
②
「Serial6022.mp3」をダウンロード
正解は②番でした。
こうして聞き比べると両方とも音は暗いのですが、フラセルのほうが音がちょっと華やかで太く上から下まで安定しているのがよくわかりますね。
アメセルのほうはちょっと音が弱く暗いけど音色の幅が少ないようにも思われます。
楽器の個体差もあるので一概にこのようには言えませんが、
少なくともフラセルでも十分ジャズはできそう、、、
アメセルでなくてもフラセルにはフラセルの良さがある、、、
楽器の安定性ではフラセルのほうがいいのでは???
など、ちょっとフラセルも欲しいかも、、、と思う人も多いのではないでしょうか?
実際エリントン楽団のポールゴンザルベスはフラセルでしたし、
アメセルでいい楽器が見つからない人は、こういう楽器もいいかもしれませんね???
www.tomosax.net
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