アメセル アルト 9万8千9百
今日は9万8千台のアメセルアルトです。
1961年あたりの楽器ですが、ほとんどオリジナルパッドが残っているようなコンディションで非常にきれいですね。
ラッカーも大きな損失は見られず、ネックも非常きれいです。
テナーはこのシリアルは暗い色をしているものがほとんどですが、アルトは今回のようなライトな色をしていることが多いですね。
8万台くらいまでは強く吹くと詰まっていっぱいいっぱいになる感じがありますが、9万になると少し押せる余裕が出てきます。
つまり楽器に抑揚の幅が出てきて、11万くらいになるともっと押せる余裕が出てきます。
しかしシリアルが後に行くにつれて音もパチッとしてくるので、少し押せる余裕があって音がもわっとしている楽器といえばこのあたりが丁度いいというひとも多いでしょう。
リードあるとやるには少しパワーが足りないのでその用途ではもう少し後の楽器が良いように思います。
ほぼ完璧なコンディションの楽器で珍しいですね。
www.tomosax.net
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