フラセル バリトン 12万3千 アンラッカー
今日はフラセルの12万台のバリトンです。
最近はリラッカーの楽器をアンラッカーにして売る楽器が増えていますが、バリトンをアンラッカーにしてしまうことまではアタマが働きませんでした、、、
フラセルの12万台のLowA付きの楽器ですが、見た目はラッカー付きのアメセルの楽器かな、、と見紛うほどです。
なるほど、、、ラッカーがなければアメセルとほぼ同じになる、、、ということでアンラッカーにするわけですね。
音は散ってパサパサするでしょうし暗い音に向くのは間違いなさそうです。
しかし、この楽器はそうでもなく、音は明るいまま、、恐らくキンキンした成分は残ってバリバリ鳴る、、、ボソボソという感じにはならないようです。
これは、アルトやテナーの傾向と一緒で、10万台以前はラッカーをはがすとそれなりにビンテージのキャラクターは増すのですが、10万台以降の楽器はアンラッカーにしてもフラセルのまま、、、という傾向はバリトンでも同じようですね。
アンラッカーだとさびが多く発生するのでバリトンには表面積的には不利な感じもありますが、あえて利点だけを考えるなら、軽く吹ける、、、ということも大きいでしょう。
アメセルならアンラッカーにすればかなりモソモソしますから、その違いはこの年代あたりは非常に大きいですね。
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