フラセル バリトン 9万9千
今日はフラセルのバリトン9万9千台です。
フラセルのシルバーのバリトンですが、アメセル風彫刻がついています。
後から足したのでしょうが最近はこのようにシルバーにアメセルの彫刻を足したものを多く見かけますね。
ベルの中は色合いからすると恐らくゴールドプレートで中々ゴージャスな作りになっています。
9万9千台ですが、フラセルにしてもこのあたりはまだ音のボケが感じられる番手です。
音圧は中後期よりはやや劣りますが、シルバーがついていることで強く吹いたときには中後期のラッカーよりは重たい音がするでしょう。
また、シルバーなのでラッカーよりもやや音の立ち上がりが重く、弱く吹いたときにはかなり暗めの音がするでしょう。
バリトンはテナーに比べても大きいのでラッカーとの音色の違いはより顕著にあわられます。
カラッとした華やかさがない分、ちょっと暗めの重たい音がする、、という感じでしょうか。
ベルにゴールドプレートがある分、低音のみちょっと華やかなのも面白いところですね。
太い音で明るさが弱い音が欲しい人で、かつ軽めの楽器が欲しい人には中々いい楽器ではないでしょうか?
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