シリーズ2 テナー ホワイトラッカー
今日はシリーズ2のホワイトラッカー、テナーです。
ブラックラッカーはシリーズ1になってから比較的早い段階で製造されているようですが、ホワイトラッカーの製造はブラックほどは早くないようですね???
ネックレシーバーに留め金がついているので、そんなに古いものではありません。
最近はあまり見かけなくなりましたが、実はこの90年初頭くらいはカラーモデルが流行った時期でもありまして、セルマー以外の会社でも変な色のサックスがたくさん作られていた時代でもありました。
今では考えられないですが、楽器屋さんに入ると入り口付近にピンクや青い色のサックスが並んでいるような時代でしたね。
そういう時代でもありましたので、白い色のサックスがあっても今ほどは特に違和感はなかったわけです。
今でもオーダーすれば作ってくれるはずですが、中古で手に入れるのはちょっと大変ですね。
音色的には普通のクリアラッカーのカラっとした感じではなく、モッとした落ち着きのあるまとまりのある音色です。
音の華やかさは消す方向だと思うので、ジャズ向き、、あるいはテナーやバリトンなど低音の楽器にはより方向性はあっていると思います。
ですが、こういうものを使う人は、音色云々の前に目立ちたいから、、、という理由が一番大きいのではないでしょうか?
即ち楽器の良し悪しを語る必要はあまり必要なく??、、目立ちたい人にはおススメの楽器です???
www.tomosax.net
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