ヤナギサワ ソリッドシルバー x ブラックラッカーアルト
今日は珍品です。
ヤナギサワのブラックラッカーのアルトですが、なんとソリッドシルバーの上にブラックラッカーをかけています。
即ち9930ブラックラッカーです。
ベル内部やキーはイエローラッカーをかけているようです。
パッと見た感じはただのブラックラッカーにみえますが、ネックにもきちんとソリッドシルバーと書かれています。
製造は今から15年ほど前だと思いますが、さすがヤナギサワ、、、まさか総銀のブラックラッカーまで実際に作ってしまうとは、あの社長さんならやりかねませんね???
おそらくアメリカ向けの特注品でそんなに多くは作っていないはずです。
基本的には、アメリカなどの国外のマーケット重視のようですから、このような変な仕様のものも必然的に海外に多いですね。
さて、シルバーにブラックラッカーをかけると、、、私の予想ですが、かなり重いはずです。
かなり、ウッと力をいれてから出音が出る感じで、音色はかなり暗いでしょうね。
普通なら強く吹いたらバリバリ言うところが、ちょっと抑えられたそんな音色でしょう。
音は大きくて暗いけど、どこか抜け切らない、、、そんな印象を受ける音色だと思います。
かなり極端な仕様だと思いますが、総金製のネックを作ったりと、やれるところは全部やる、、、という柳澤氏の意気込みを感じる楽器ですね???
中古で4000ドルほどですから、総銀の中古が50万くらいなら中々良いのではないでしょうか???
www.tomosax.net
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