アメセル アルト 10万9千3百
今日はアルトの10万9千3百番台です。
10万台といえば、、と言ってもほとんど11万台ですが、8~13台のロングボーの中では中期あたりに属しますね。
後期にいくにつれ音に張りが出てしまい、強く吹くとバリバリ言い過ぎてしまう、、、だけど8万だと音が弱いため強めに吹き続けなければいけない、、、ということでは、この11万あたりは丁度いいわけです。
音量と音色のバランスが一番いいあたりで、人気が高い時代の楽器です。
今回の楽器はオリジナルタンポが残っていて中々いいコンディションです。
写真によってはちょっとグリーンぽくも見えますが、実物は余りそうではないかもしれません。
ですが、暗めのラッカーがついているのでそれなりに暗い音がするでしょう。
明るい音も暗い音も出るということなので、割とテカテカした色をした楽器なのかもしれません。
ですが、オリジナルパッドであることを考えると調整されてない楽器にありがちな暗めの音が出るでしょうから、オーバーホールしたときにはちょっと思っていたのと違う、、、ということもあるでしょう。
こういう楽器は、実用的にはオーバーホールされていないと買いにくいですね。
そのため値段も安く6100ドルだそうです。
www.tomosax.net
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント