80年代のリンクメタルを吹き比べてみた件
今日は80年代のリンクメタルです。
まず思うのは色々な長さがありますね。
一番右のものがいわゆるトランジショナルと呼ばれる、1982、83年辺りのリンクメタルです。
それよりもちょっと短かったり、さらに短かったりいろいろありますね。
デザインに苦心していた?あるいはテキトーに作っていたのがよくわかります。
アーリーバビットと比べてみると、
一番左のアーリーバビットは長さ的には中間ですね。
しかし、太さが
80年代ものは若干太いのがわかります。
いろいろ詳しく写真で見てみましょう。
80年代なのでそれなりにバッフルはついていますね。
80年代らしくすべてのマウスピースがパリッと明るい音がします。
しかし現行モデルと大きく違うのは、”吹きやすさ”です。
現行のちょっと重い鈍い感じは全くなく、ズバッとストレスなく鳴ってくれます。
さて、長さによる違いですがやはりちょっと変わってきます。
キャラクターもちょっとずつ違うのですが、一番大きな違いは音が結ばれる、、焦点の位置が大きく違います。
言葉では説明しにくいのですが、短いマウスピースほど近くに焦点があり、長いマウスピースは遠めに焦点を合わせないと同じような感じで鳴ってくれません。
短いのを吹いた後に長いのを吹くと、焦点が遠いので詰まったみたいに感じるし、長いものから短いものにいくと音が出しにくいような感じに感じられます。
ここから思うにどれがいいということでなく、人によって音の焦点の位置の場所が違うということですね。
なので、ソロイストのショートシャンク化が流行ったのもよくわかるような気がします。
マウスピースも同じサイズでも、長さ違いのバリエーションなんか作ると画期的かもしれません???
ほとんどのリックのコレクションはお陰様で売れてしまいましたが、この3本はまだ出していないので
いつか売りに出そうと思います。
www.tomosax.net
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