フラセル アルト 9万4千台
今日はフラセルアルトの9万4千台です。
ちょっと変わった色をしていますね?
通常この時代はかなり明るい色なのですが、これは変色なのか暗い色をしています。
変色の場合はもうちょっと黒っぽい色をしていることが多いので、このアルトは最初から暗めの色なのかもしれません。
さて気になるのは音色。
私は8万台の黒いフラセルを持っていますが、木の様な丸い音がします。
この楽器がどのような音色がするか非常に興味があります。
デモ音源があるのですが、こもった丸い音がするかと思いきや、アメセルの9万台にはないフォーカスされた音で結構現代的な音色がします
ですが、音は後期のように太いわけではなく、ちょっと近めの音がしています。
フラセルの明るい感じもなくなないですが、高い成分が少なくちょっと暗めの音に聞こえて、もしブラインドテストをされたら、色々な楽器のパーツを組みあわせたようなそんなハイブリッドのような音色です。
アメセルだともうちょっとこもったような、かつ甘い感じになると思いますが、このざらざらし感じはテナー的で、非常に個性的な音色ですね。
9万台にしては、とても面白いかつ変わった音色を奏でる楽器で面白いですね???
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