フラセル アルト 14万3千
今日はフラセルアルトの14万3千台です。
非常にきれいなコンディションですが、楽器に数字が彫ってあったりするようです。
アメセルの14万は珍重されていますがフラセルはそうでもないですよね。
フラセルの14万も鳴りは十分に良いとは思うのですが、やはりキャラクターがちょっとガリガリしていたり、アメセルにあるような音のスムースさがないためこれなら現代の楽器でもいいかな、、、という気持ちが働くからだと思います。
使い込まれていてラッカーが剥がれていればまた変わるのですが、ここまできれいだとアメセルとは別物でかなり明るい感じでしょう。
14万台前期あたりに見られる謎のマークシックス刻印もありますね。
この時代の楽器の価値はいくらなのかというのは、本当に欲しい人によると思うのですが、アメリカではアメセルフラセルは問わない傾向にあるので、、、いや、あったのですが、最近はあるように思いますが、結構高めですね。
これがアメセルなら日本に入ってきて倍の値段がついて、200万などという恐ろしい金額になるのですが、フラセルなら日本でも100万もいくことは決してありません。
キャラクター重視ではなく、あくまでも明るめのよく鳴る楽器で、現代よりもちょっと軽い楽器が欲しいという人はこういう楽器がいいでしょう。
www.tomosax.net
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