Dearman Super アルト マウスピース
今日は非常に古い時代のマウスピースです。
今ではそうでもないですが、1930年代、40年代では、イギリス製のマウスピースが、今よりも幅をきかせていました。
ラーセンはもちろん、あのパーカーの使っていたメタルのマウスピースなど、古い時代には今では無名となってしまったマウスピースが多く存在していたようです。
このマウスピースもその時代のもので、正確な時期はわかりませんが30年~40年代辺りのものと思われます。
この時代はまだポリカーネート樹脂が発明されていませんので、メタル、ラバーの二台巨頭マテリアルに続くものはあまりチョイスが少なく、今回のようにナイロンかプラスチックのような素材くらいしか、面白そうな材料はなかったためにこのようなものになったと考えられます。
リガチャー一体型ですので、30年代後半辺りでしょうか?
ラージチェンバーで、男らしい作りですね?
ですが、大きさは5*で85もありますから、リフェイスされているかもしれません。
実はこのマウスピースは、ラフルモーガンの遺品の1つでこんな変なマウスピースもコレクションしていたのですね。
このマウスピースは、この種類かどうかはわかりませんが、このメーカーものがあのクラフトンというプラスチックのサックスに付属していたようです。
これをつければ上から下までプラスチックなわけですね。
今日は、歴史を感じさせるマウスピースでした。
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