ヤナギサワ アルト 900 シルバーインレイ
今日はヤナギサワのアルトサックス900です。
900は90年代初頭くらいの楽器で、ヤナギサワアルトの快進撃?の始まった頃の楽器ですね???
900は安いほうのモデルですが、安いからと言って手を抜いて作っているわけではなく、一番重要な管本体はハンドメイドで、管体に設置する部品が簡素な楽器です。
990ほど重くはないけど、、、と言っても、軽いことが安い楽器の1つの特徴となりますから、安いととられても仕方ないのですが、最近の安い楽器とは違い、しっかり作られています。
そんな安いほうのモデルでもしっかり作られているがゆえに、謎のプチ豪華なモデルが存在しているところが、ヤナギサワのお洒落なところですね???
社長さんに会えばわかりますが、非常に面白い方で楽器にはこだわりがあるのがわかります。
それゆえ、今回のような謎のプチ豪華モデルを敢えて作ることもいとわないのでしょう。
シルバーインレイ、といって、彫刻の中だけシルバープレートという楽器です。
中々かっこいいですね???
シリアルはアメリカ版らしく、よくわからない番号が付いています。
サムフックも設置型でちょっとこだわりが感じられます。
さて、シルバーインレイをする琴の効果を考えてみましょう。
ちょっとだけシルバープレートをかけることになります。
ほとんど効果は、、、ないでしょう。
ねじをちょっと変えたくらいの違いで、はっきりいって手間の割には意味なしです。
しかし、見た目はかなりかっこいいので、金メッキでややなかったのは見栄えを意識してのことでしょう。
このようにヤナギサワには、亜種モデルがたくさんあるようですが、これもサックスメーカーとしてのこだわり、挑戦の表れなのでしょうね???
もし今使っている992のベルのメッキが剥がれたら、シルバーインレイをお願いしてみようという気持ちになりました、、、、
www.tomosax.net
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