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Vandoren v16 7s アルトマウスピース

今日はアルトのV16のマウスピースです。

NYでは定番マウスピースとなって早や10年以上は経過していますが、いまだにNYではこのマウスピースを使っている著名プレーヤーは多いですね。

最近では特に日本では個人によるマウスピースの発売が顕著でV16を見かけることは少なくなりましたが、未だに海外を含めて多く問い合わせを頂きます。

最近は昔と違いデザインが穏やかになったために、ちょっとモコモコした丸い音色が出るような設計が多いので、人気がなくなったことも影響しているかもしれません。

10年以上前に作られたものはズバッと行くタイプのものが多く、中古でも安価ですが割とすぐに売れてしまいますね。

今回のものは、8や9が出る前のかなり古めの7sです。

8や9が出てからシャンクにリングが付きましたが、これにはリングがないのでそれ以前のものであることがわかります。

ただ、リングは容易に取り外しがきくので偽装されたものもあるでしょうが、これはリングが付いていたところも同様に変色しているので、古いものです。

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チェックポイントは先端の厚みですが、そんなに多くはありませんが、長さ的にほんの少し厚みがあるのでそこまで鋭い音がせずに、反応は早く吹けるのではないでしょうか?

かなり使い込まれていますが、バンドレンのマウスピースは使い込むと角が取れてくるので、使い込まれているほうが私の中ではポイントが高いです。

バンドレンは非常に高価な製作機器を持っていて、個人が同じことをやれば4、5万はかかるような仕事を、1~2万円という恐ろしい値段で売っています。

大手だからなせる業ですが、個人製作マウスピースが4,5万だから値段の分良いということではなく、バンドレンも値段的にはそのくらいの手間がかかっています。

7番ですからマークシックスなどのパワーがない楽器につければリードアルトなどにもいいでしょう。

メイヤーは生産本数が多かったですが、このV16はメイヤーほどは多くないのであと50年も経てばビンテージになるかもしれませんね???

www.tomosax.net

























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