キング スーパー20 アルト 32万0千5百
今日は32万台のキングスーパー20です。
1950年代初期の楽器で第2世代に当たる楽器ですね。
この1950年初頭の楽器が、シルバーベルなど一番ゴージャズに作られているオプションが多かった頃で、ストラップのリングやテーブルキーが使いやすくなったという点で大きな意味がありますね。
今回の楽器は、シルバーネック、パールキーで最上級とは行かないまでも中々の高級品です。
ネックにラッカーがかなり残っていて、かなりいいコンディションでいあることがわかります。
シルバーには見えないかもしれませんが、シルバーソニックは通常はこのようにラッカーが残っているものです。
第3世代の少し太くバリバリパワーが付いた感じよりも、穏やかでやわらかさが感じられる第2世代がビバップホーンとしてはキャラクターで大きな強みがあるでしょう。
我々がパーカーやキャノンボールでイメージしている音が欲しければ、この辺りの第2世代が一番しっくりくるでしょう。
シルバーベルだったら大変なことになっていたでしょうが、これでもかなり貴重な楽器ですね。
キングのファンならみんなが欲しがる楽器ですね。
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